「木曽町旅行」木曽路はすべて山の中~山に埋もれた街道宿場を訪ねる

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中山道を歩き、観光宿場で江戸旅文化の面影に酔う/長野県木曽郡

木曽は確かに山の中にある。

でも、山しかないわけではない。山だからこその素晴らしい景色や清水が集まった池や川、一点に凝縮されざるを得なかった人の営みの地、そして食。いずれも派手さはないあるがままの美、作り物ではない本物の迫力を持ち、訪れる人を圧倒する。

まずは木曽が本領を発揮する山の中へと入りこもう

木曽には近年の日本で減りつつある自然林が残されている。樹齢数百年のヒノキやブナがそれぞれに特徴ある木肌と葉、そして清々しい香りを放つ中にたたずめば、気分は森の妖精かコダマだ。

木曽を流れる木曽川の源流「水木沢天然林」は、多様な植生と澄んだ湧き水が作り出す独特の森羅を感じる森。林内にはウッドチップ敷きの遊歩道があり、ムギュッキュッと足元を踏みしめながらのハイキングを楽しめる。

もう一つのおすすめ林は「赤沢自然休養林」。こちらは、伊勢神宮用の材木を育て伐りだすために保護されてきたため、さらに見事な古木が多く、鬱蒼とした雰囲気と、その隙間からこぼれ落ちてくる光線のコントラストが素晴らしい。観光用のトロッコ森林鉄道のガタゴトゴットンと走る窓もないむき出し車体と緑のトンネルに不思議なノスタルジーを感じてしまう。

中山道を歩いて「木曽路はすべて山の中」を再実感

このセリフは、島崎藤村の出身地である木曽を舞台とする小説「夜明け前」に登場する。「山の中って?」という疑問は道路の整備が難しかったこの地で長く主要路だった「中山道」を歩いてみるとよくわかるだろう。

江戸時代にはこの中山道が主要幹線道路だった。しかし、木曽路と呼ばれる部分は多くの峠が繰り返される難所でもあったという。そのためか、本来ならばある程度の距離をおいて発展するはずの宿場が近接している。それが、馬籠と妻籠だ。

現在実際に歩きやすいように保存整備されている中山道部分の人気コースは、この馬籠から妻籠までの約8km区間。途中、峠があり、滝があり、お茶所があり、トイレもある。献上茶の行列も参勤交代の行列も通った古道で手軽に江戸時代の旅人の気分を味わおう。

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木曽路十一宿のどれがお気に入り?

木曽路には11か所もの宿場があった。そして今もその整備状況に違いはあっても11か所ある。できることなら、そのすべてを見たいところだが、さすがに普通の観光では時間が足りない。そこで、ピックアップしたいのが、妻籠と馬籠だ。

妻籠宿は、31の旅籠を抱える大所帯。昭和の初め頃までは日本各地の街道沿いに多くの宿場の面影が残っていたが、そのほとんどは急速に新しい街並みへと造り変えられていった。妻籠宿は全国で初めて街並み保存を始めた宿場町。さすがにその保存状態は素晴らしい。江戸時代の古民家ができるかぎり当時の姿を保つよう保存改修され、さらには失われたものも非常にうまく復元されている。

特に夕方になって軒下に灯りがともされると、その板葺きの壁がオレンジに照らされ、日本ではあっても現代ではない江戸旅文化色ともいうべき幻想的な景観が現れる。通りすぎるだけでなく、ぜひ、妻籠宿内に宿泊してその姿を味わってほしい。

旅籠数18と若干規模では劣る馬籠宿だが、木曽の南の入り口として機能していた。石畳に沿って立ち並ぶ街並みは、美しく整い、ちょっとした撮影所のような完成度だ。

それというのも、実は、馬籠宿は100年ほど前にほぼ全焼。現在の街並みはその後復元されたものなのだ。しかし、だからこそ、江戸時代そのままの姿はないが、それを復元し100年のほこりをかぶった自然な古くささを持つ宿場が出来上がっている。

馬籠宿のマストスポットは「藤村記念館」だろう。島崎藤村の生家である宿場の本陣を再建し、日本初の文学館としてオープンした。文学に興味がなくても、木曽に足を踏み入れた以上、藤村と木曽のつながりを知らずに帰っては申し訳ない。藤村は馬籠宿の英雄なのだ。

浦島太郎が住み着いた? 竜宮城にも比べられる寝覚の床

木曽川に浦島太郎が暮らしたかどうかはともかく、寝覚の床の美しさが人の世を超えたものと例える気持ちは確かにわかる。

両側を急峻な山肌に囲まれる木曽川渓流に、なぜギザギザカクカクツルツルスベスベの奇岩群が鎮座し、エメラルド色の水が流れていくのか、自然の創造力にはびっくりだ。そしてその不思議さが浦島伝説、さらには浦島太郎転じて仙人と長寿の薬といった伝説をうむことにもつながったのだろう。

道路から見下ろしても十分にその不思議さや美しさは堪能できるが、滑りにくい靴と健康な体があるなら、川岸へと降りていきたい。道なき道と岩の上を下っていくと、浦島太郎の釣りスポットや玉手箱を開けたその場所だといわれている岩に自分も立つことができる。愛用の釣り具を奉る浦島堂もあり、浦島伝説の本気度に触れることもできるだろう。

雨の日でなくても、岩肌はしっとりと湿ってツルツルと滑る。地元の子どもたちはこの岩場からエメラルドブルーの川へとダイブしていたりもするが、着衣のままの命がけダイブとならないよう、十分な注意が必要だ。

県の天然記念物に乗ってみよう

木曽馬は日本在来種。現在ほとんどの人がイメージする「馬」とはかなり違う。なにが違うかというサイズ。平均体高は135センチ。小学生サイズだ。背は低いが体はがっしり、足も短くとても安定したスタイルを持つ。

一時は絶滅寸前となったが、保護活動により現在は200頭ほどまで増えている。そんな貴重な県の天然記念物にまたがってカポカポと散策を楽しめるのが、「木曽馬の里」をはじめとする保護牧場だ。牧場は開田高原の一角にあり、雄大な御嶽山をバックに快適な高原乗馬体験を楽しむチャンスだ。大きな馬の背は怖くても、仔馬のサイズなのにがっしりとした足つきの木曽馬なら大丈夫だろう。初乗馬体験には特におすすめだ。

宿場グルメのシメに和の栗スイーツを

木曽では、蕎麦屋が目立つ。山の中だけあり、山菜やキノコ、とろろを使った蕎麦は美味だ。また、木曽川で獲れる川魚の塩焼きや名物五平餅も捨てがたい。幸い、蕎麦に川魚に五平餅の1本くらいは、1食で平らげることもできそうだ。

でも何か足りない。そうデザート。五平餅は確かに甘いが、お菓子というよりはご飯。感覚としては甘い焼きおにぎりに近い。そこで、お勧めしたいのは、「栗きんとん」。栗100%の濃厚さが自慢の栗きんとんは、甘すぎず、栗の風味がいかされている。宿場内のお土産屋や食事処、甘味処に必ずあるので、小さな栗きんとんを食べ比べするのもいいだろう。

まとめとして

木曽路は中山道。古くは殿様やお姫様以外のほとんどが歩いて通った場所だ。現在は道路があり車でもアプローチ可能だしドライブも楽しいが、街道沿いに点在する宿場や見所をこまめに見て回るには、バス&徒歩がおすすめ。

また、歩くにあたり、道は石畳、寝覚の床は岩場、高原はもちろん土と草。ヒールやツルツル靴底の革靴などは避け、江戸人にように草履や草鞋か素足というわけにはいかずとも、足元には歩きやすく滑りにくい靴を用意しよう。

また、荷物は最小限にして背中に背負い、手足を空けて歩きたい。転んだ時に手をつくためだけでなく、山の中で深呼吸をするのに両手を大きく伸ばしたくなるはずだから。

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