【日本との違い】なぜベトナムはアジア一幸せな国なのか?

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世界には幸福度を比べる様々な調査がありますが、「地球の住人」としての幸福度が高い国はどこでしょうか?

イギリスのシンクタンク会社New Economics Foundationの最新の調査によると、世界で5番目に幸せな国にベトナムがランクインしました。ちなみに日本は58位、アメリカ108位、韓国80位、中国72位でした。

今回行われた調査、地球幸福度指数では、世界140ヵ国を平均寿命、幸福度調査、オポチュニティー(機会)の格差、エコロジカルフットプリントという観点から総合評価したものです。ハッピープラネットインデックスによると、世界で最も幸せな国はコスタリカ。2位はメキシコで、コロンビア、バヌアツと続き、5位にベトナムが入り、アジアで1位となっています。

正直、ベトナムはいい国であることに間違いないと思うも、『世界5位?!!』と感じてしまいます。ちなみに、『世界平和度ランキング』という指標をオーストラリアとアメリカに拠点を置くIEP社が出していますが、これによるとベトナムは世界158カ国中34位となっています。

この基準は、紛争・戦争の危険度、暴力や犯罪の数など23の指標を指数化したもので順位こそ昨年の30位から下がっているものの、指数そのものの改善度自体は地域別では最高となっています。ASEAN諸国でベトナムより上位に位置するのは、マレーシア(20位)、シンガポール(23位)のみ。ちなみに全体の1位はアイスランド、最下位はソマリア、日本は5位となっています。

こちらの順位に関しては、『まあ、そんなところかな』と思うものの、結構評価高いんだなぁと認識させられた次第です。幸福度と言うと最近、国王が来日したブータンを思い出します。

同国が掲げる指標はGDPではなく、GNH(国民総幸福感:Gross National Happiness)。国王の意図通りではないかも知れませんが、国全体が拝金主義ではなく、のんびりした雰囲気に包まれていると聞きます。(ちなみに、世界平和度ランキングは19位)

振り返ってベトナム、政府としては2020年の工業国入りを宣言していますし、今では物価上昇率は20%に迫りました。

若者のキャリアアップ(給与増)を狙った転職は後を絶たず、都心の子供たちに対する教育熱は高まるばかりです。特に今の若者たちは、右肩上がりの経済しか知りません。給与は上がり続けるものだと信じていますし、隣を見れば皆、カブ型のバイクからお洒落なスクーターへ、携帯電話もスマートフォンへ等々、はっきりと目に見える形で急速に豊かになっている世界を実感し、そればかりに目が奪われているのが実情かと思います。

なぜ、ベトナムは日本と同じアジアに位置していながらこんなにも幸福度に差が出たのでしょうか。気になるその理由を見ていきましょう。

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平均寿命

ベトナムの平均寿命は75.5歳。世界一長寿と言われる日本の平均寿命83.7歳(2016年調べ)にはまだまだ遠いですが、発展途上国にしては悪くない数字です。ちなみに、先進国アメリカの平均寿命は78.8歳です。

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幸福度調査

Gallup World Pollが行った幸福度調査では、国民が生活にどの程度満足しているかを10段階評価で答えたものをデータ化されました。これによると、ベトナム人の幸福度は5.5、日本人は6.0でした。日本人のほうが「生活に満足している人」の割合が多いという結果になりました。

少し前に、ツイッターでベトナム人留学生の新聞の寄稿が話題になりまし。ベトナムは貧乏な国ですが、困難でも楽観的に暮らし、めったに自殺は考えない…とありました。

しかし、日本の低所得者より、ベトナムの低所得者のほうが幸福を感じられやすいかというと、実際はそんなに単純な話ではないようです。確かに、ベトナムは90年代には国民の半分以上が貧困線以下の暮らしをしていましたが、現在では1ケタ台までになりました。貧困者数を減らすのには成功したといえますが、同時に国民の所得格差が開いてしまったのです。

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オポチュニティーの格差

オポチュニティー格差調査は、平均寿命と幸福度のデータを基にして、人によってどれだけ差があるのかを割合で示したものです。格差があるほどパーセンテージが高く、ベトナムは19%、日本は9%であり、日本のほうが平等な社会なのです。

2014年の世界銀行の調査によると、ベトナムの所得格差は他国とあまり変わりありませんでした。しかし、ベトナム国内の少数派民族は貧困層が多く、雇用機会も平等ではないです。このようなベトナムの少数派民族が中等教育に進むのは13%とかなり低い割合となっている。

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エコロジカルフットプリント

ここまで、ベトナムと日本を比較してきたが、平均寿命、幸福度、オポチュニティーの格差など、どれをとっても日本のほうがランクが上です。それなのになぜ、ハッピープラネットインデックスでは日本が58位、ベトナムが5位という結果になってしまっているのでしょうか。

それは、エコロジカルフットプリントが原因です。エコロジカルフットプリントとは、地球の環境容量をあらわしている指標で、人間活動が環境に与える負荷を、資源の再生産および廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値です。通常は、生活を維持するのに必要な一人当たりの陸地および水域の面積として示されます。

これがベトナムが1.7ha/人と非常に低く、日本が5.0ha/人と非常に高いのです。地球全体のエコロジカルフットプリントは1.8ha/人なので、単純に計算して、世界中の人が日本人のような暮らしをはじめたら、地球が約2.7コ必要という計算になります。

《頑張らないと認められない日本。頑張らなくてもいいベトナム》

日本人はレッテル貼りが好きで、他人を貶めることで、自分を上位にして優越感を感じたいのです。逆にレッテルを貼られた人は、ひどく生きづらい社会になっています。頑張るのが当たり前の社会を私たち自身が作り出しました。頑張らなければ半人前。その考えが日本の経済成長を支えてきたのは確かですが、結果としては幸せを感じずらい社会にもなってしまいました。

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まとめ

目先の幸せ(経済発展)ばかりが幸福とは限らないことをお分かりいただけたことでしょう。人が経済発展に意識が集中している間に、環境がどんどん破壊されていっては本末転倒です。それはいつか、私たち人間全体に返ってきます。

日本をはじめ多くの先進国では、経済的な面から見れば「幸せ」な国なのかもしれないですが、幸せを求め続ける人類の持続可能性という観点から見ると、先進国は「幸せ」からはほど遠いといえるでしょう。

地球は1つしかありません。人間の幸せが、地球を犠牲にしない世界を私たちもつくれるはずです。この記事を機に、幸福とは何なのかを一度見直していただけたら嬉しいです。

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