たった一人の乗客のために、飛行機が止まったり遅れたりってアリ?

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飛行機に乗り遅れそうになって焦った経験やスタッフや他の乗客に嫌な顔をされた経験はあっても、飛行機が自分の到着を待っていてくれて感激した経験はありません。

また、乗り換えの空港で、自分の乗った到着便が遅れてしまえばそれまで。予定していた乗り換え便は時間が来ればためらうことなく飛び去ってしまうのが当たり前。無料で次の乗換便に振り替えてくれたり、その日の宿を提供してくれたりといったサービスはまれにあっても、飛行機を止めて待っていてくれることはありません。

でも、時と場合によっては、何百人の乗客が乗り込んだ飛行機を待たせて、たった一人の乗客の到着を待つ、または飛行機が引き返す、そんなことも起きているのです。

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2011年Southwest Airlinesの場合

悲しくも殺害された孫と最期のお別れをしたいと願う祖父母。でも、少年は両親の意志によって臓器提供が行われるため、今の彼に会えるのは今夜限り。

時間はない、でも会いたい。その気持ちにみんなが涙してできる限りの手を差し伸べ、航空会社もまた、協力を惜しまなかった自社スタッフを「誇りに思う」と表現しました。

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「孫に最期のお別れを!」

3歳の孫が殺されたというニュースを受け取った祖父母。翌日の夜9時には臓器提供のため、少年の生命維持装置はすべて取り外されてしまいます。この臓器提供によって25人が救われるとしても、なんとかその前に一目孫の姿を見たいと思うのは当たり前。

祖父はビジネスでロサンゼルスに、少年が待つのはデンバー。距離があるだけでなく、タイムリミットもあり、乗り換えもありで、決して簡単にはいきません。

息をつく間もなく空港へと走り込んだ祖父ですが、ゲートまでには多くの関門が待っています。

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トラベルエージェントもスタッフも涙

一般的には、搭乗時間の最低でも30分前にはチェックインを済ませる必要があり、ゲートは出発時間の15分前には閉じてしまいます。

孫のもとへと駆けつける祖父は、セキュリティチェックで脱いだ靴を履く間を惜しみ、外したベルトを握りしめたまま、靴下姿でゲートへと駆けつけますが、それでもすでに出発時刻を12分すぎてしまっていました。

ところが、駆け込んだゲートにはパイロットの姿が。パイロットは「僕なしじゃこの飛行機は飛ばないし、あなたを連れずに僕はどこにもいきませんよ。もう大丈夫」と声をかけたと言います。

多くの航空会社は飛行機のディレイを出すことを嫌います。どんな理由があろうとも、フライトの流れを止める行動をしたスタッフは罰せられるのが普通。でも、Southwest Airlinesは、12分のディレイを出したパイロットを罰する変わりに「誇りに思う」と評しました。

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2015年Southwest Airlinesの場合

続いて同じくSouthwest Airlinesであったストーリー。

既にゲートを離れて離陸待ちをしていた機体が逆戻りし、一人の乗客を降ろすというハプニングがありました。息子がこん睡状態に陥っているという連絡を彼女に伝えるため、彼女の夫と航空会社とが連係プレーを成功させたのです。

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「息子の異変を知らせてくれ!」

搭乗間近になり、携帯の電源を切っていた彼女。夫は必死に息子に起きた異変を妻に伝えようとします。そして、航空会社にごり押しの電話をかけました。これに答える形で、パイロットは離陸をあきらめ、彼女をゲートまで送り返したのです。

一人ゲートに下ろされた彼女は、夫に電話をかけるようにいわれ、初めて息子の異変を知ります。Southwest Airlinesのサービスはこれにとどまりませんでした。ただちに、デンバーの息子のもとへのフライトをアレンジしてくれたのです。それも無料で。

さらにプライベートエリアの待合室、ランチ、荷物の方向転換、さらには優先搭乗まですべて無料でアレンジされ、息子の容態を訪ねる電話までかかってきたそうです。

まさに至れり尽くせり!

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飛行機を動かしているのは「人」

もちろん、この時も飛行機を引き返させる判断をしたスタッフたちが、会社から罰せられることはありませんでした。ただ、いつもこんな連携プレーがいつもうまくいくわけでもないようです。

このニュースの少し前、同じくSouthwest Airlinesの乗客が、離陸間際に夫から「自殺する」とのメッセージを受け取り、夫に電話をかけたいとスタッフに頼んでも、「フライト中はフライトモードに」と言われて拒否されました。

彼女がフライトを終えて自宅へ戻ると、そこには死亡した夫と警察が待っていたそうです。

Southwest Airlinesによると、緊急時はアテンダントからパイロットへと連絡がいくはずだが、この時はそれが行われなかったようだとのこと。

これらの美談も悲しい話も結局はその時にあたった人次第なところもあるのかもしれません。

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2013年United Airlinesの場合

一人の乗客が死にゆく母親に一目会いたいと厳しい乗り換えスケジュールで目的地に向かった時、彼が予約した2機の飛行機のアテンダントやパイロット、乗り換え空港のグランドスタッフらの見事な連携プレーが不可能を可能に変えました。

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「母の最期に間に合わない!」

サンフランシスコで働く一人の男性はある朝、病みついていた彼の母親の最期の時が来たという電話をとりました。

彼はすぐにサンフランシスコ発のフライトに飛び乗りましたが、それは目的地のテキサス州ラボックへの直行便ではなく、ヒューストンを経由する便。それも、ヒューストンでの乗り換え時間はたったの40分。そして、それがその日の最終便だったのです。

彼は乗り換えのリスクを承知の上で、それでも「できる限り早く母のもとへ」という思いで賭けにでました。

でも、案の定というべきか。彼のフライトはサンフランシスコを飛び立つ時点ですでにディレイ。もう母の死に目には会えないと、機上の人となった彼は明らかに取り乱した様子だったようです。

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その時、フライトアテンダントとパイロットは?

彼から事情を聞き出した一人のアテンダントは必至に彼を慰め、もう一人のアテンダントは彼の乗り換え便情報を聞き出すと、パイロットへと伝えました。

ディレイした飛行機は空の上でスピードアップして巻き返しを試みたのでしょうか? 彼の乗った便はヒューストンへと向かう途中、多少の時間短縮はできたものの、乗り換え便の出発時刻に間に合うには至りませんでした。ヒューストンに着陸した時にはすでにその機体はゲートから離れてしまっているタイミングだったのです。

それでも彼は走り、グランドスタッフが自分の名を呼び「待っていたんですよ!」と叫ぶのを聞いて初めて、スタッフたちが一致協力して自分の乗換を助けてくれたことを知ったのです。

彼は母親にお別れをすることができました。そして、United Airlinesのスタッフが手渡してくれたティッシュで涙を拭きながら、改めて彼らのしてくれた行動に感動したそうです。

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まとめとして

最近は、飛行機を無理やり止めた、飛行機内で暴れた、飛行機のサービスが悪い…、そんな良くないニュースで登場することが多い航空業界。

テロ対策のためのセキュリティ強化やLCC路線の拡大や低価格化などで、業界全体がギスギスしている感じもあります。

でも、飛行機を動かしているのはやっぱり人。乗るのも人。そこには、ルールだけでは収まりきらない出来事がり、それをはみ出してでも助け合うシーンが、今もあちこちで起きているのかもしれません。

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