アメリカの治安〜3年住んで分かった治安事情と注意点

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アメリカ旅行を控えている観光客の頭をよぎる質問、その多くはやはりアメリカの治安や安全性を心配するものが多いのではないでしょうか。

ハリウッドアクション映画の銃撃シーンなどの影響もあり、まるでアメリカが怖い国のように描かれてしまいがちですが、実際のアメリカの日常生活は映画の世界とは程遠いので安心してください。

私自身アメリカに3年住んだことがありますが、今まで一度も危ない目に遭ったこともなければ、強盗を目撃したり、銃を突き付けられたりなどの怖い体験をしたこともありません。しかし、海外旅行に出発する前に旅行先の環境やライフスタイルを理解し、その都市の治安事情について学んでおくことは大事です。

そこで今回は、アメリカへの旅行を控えている方に少しでも「安心感」を与えられるように、長年アメリカで生活してきた個人の目から見た、アメリカの治安事情と注意点をリポートします。

※ニューヨークやLAなどの大都市を想定しての記事となります。

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アメリカの治安事情と注意点

世界のどこを旅行中でも一般常識は守らなくてはいけません。ただし、国が変わればその一般常識も少し事情が変わってきます。旅行中は特に浮かれた気分になりがちな上、時差ボケと戦いながら集中力を維持するのは大変です。思い出に残る楽しい旅行にするためにも、普段よりも気を張って、以下に挙げる点に気をつけながら行動しましょう。

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日中・夜限らず一人で歩かない

アメリカと日本の大きな違いの一つは、アメリカが完全な車社会であることです。

昼夜関係なく、観光地でない限り道を歩いている人の数が断然少ないのが現状です。車移動が前提のため、観光地以外は歩行者用の歩道がない道もたくさんあります。旅行者で賑わう観光地から数本道を離れただけでも、急にさみしくなる地域も多いので、徒歩での移動は極力減らし、できるだけタクシーを利用して移動することをおすすめします。

特に夜、女性が一人で歩くのはもってのほかです。誘拐に遭ったり、不審な人から話しかけられないように服装には十分気を付ける必要があります。露出部分が多い服やミニスカート、ハイヒールなどのナイトクラブに行くような格好をして観光するのは控えるようにしましょう。「狙ってください」と言っているようなものです。

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公共交通機関の事情:割高でもタクシー利用を推奨

ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスやサンディエゴなどの大都市では、アメリカの地方の地域と比べて公共交通機関が普及してはいますが、日本の発達したシステムとは比べものになりません。バスや電車の待ち時間は日本と比べると断然長いですし、時刻表通りに運行しないのは日常茶飯事です。

日本では高校生から大手企業のサラリーマンまで、幅広い年層の方々が公共交通機関を利用しますが、車社会のアメリカでバスや電車を利用する人というのは、車を保持していない貧困層の方が多いのです。バスとタクシーの値段を比較したら、もちろんバスの方が割安ですが、自分の命とタクシー代を節約することを比べたら、どちらを選ぶべきか明らかでしょう。

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観光客だとまるわかりの格好は避ける

観光客は多額の現金を持ち歩いていたり、バケーション気分で気が緩んでいることが多いため、ひったくりや置き引きなどのターゲットとして狙われやすいので、誰が見ても「観光客」だと分かってしまうような格好はなるべく避けるようにしましょう。

例えば、日本人旅行者に特有なのが、ガイドブックを道端で開いていること。しかも、歩道の真ん中で立ちっぱなしのまま地図のページを開いて、目的地やお目当てのお店を指さしている観光客の姿を何度も目にしたことがあります。

ガイドブックはホテルやレストランで座って読んだり、どうしても道端で確認する必要がある場合は、あまり目立たないように近くのベンチに座るか、道の隅によけてガイドブックを開くようにするといいでしょう。

もう一つの例は、ピクニックや登山に行くかのようなとてもカジュアルな服装をしていることです。確かに観光をするのに歩く必要はあるのですが、ショッピングや観光名所を訪れるためだけに、ローカル以上にカジュアルな格好をする必要はありません。

ハイエンドなお店や高級レストランではドレスコードがあるため、ジーンズや運動靴では入店をお断りされてしまうこともあるので、動きやすいお洒落な服装をしていれば十分です。

また、リュックサックをしょってカメラを首からかけるのはNGです。この格好はアメリカ人がアジア人観光客を表現する時に最も多く用いられるもので、「私は観光客です!」と叫んでいるようなものです。

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貴重品や荷物の管理はしっかり

財布を落としてしまったが誰かが近くの交番に届けてくれた」、「携帯電話をレストランのテーブルに忘れてきてしまった。10分後に気が付いて戻ると置き忘れた場所にそのまま置いてあった」などの類の話は、外国人が日本へ旅行へ行った際にお土産話にするものであって、残念ながらアメリカではありえない話です。悲しいことですが、アメリカで財布やカメラ、携帯電話などをどこかでなくしてしまったり、置いてきてしまった場合、99%の確率で戻ってこないと肝に銘じておいてください。うっかりしていたあなたの過失になります。

また、日本人観光客は「お金を持っている」というイメージが強いため、ひったくりなどに遭わないためにも、高級ブランド品のバックは必要以上に持ち歩かないようにしましょう。カメラは首からぶらりとかけたりせずにカバンの中にしまい、旅行中はなるべくカバンのチャックや口を閉められるタイプのバックを使うことをおすすめします。

更に特に注意が必要なのは、あわてて何かの写真を撮ろうとスマートフォンやカメラをカバンから取り出した時。カバンの口が開いたままになっていないか、チャックを閉めるのを忘れてしまっていないか、再度確認しましょう。

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危なそうなお店や道は避ける

ゴミが多い道や壁や道沿いの看板のグラフィティの落書きが目立つ場所、怪しそうな酒屋さんやタトゥーショップ、窓やドアに鉄格子があるお店や若い男性が数人店先でたむろしているお店など、「ちょっと危なそう」に見えるお店には近寄らないようにするのが賢明でしょう。

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アメリカのホームレス事情

もちろん、ホームレスさんや貧困層の方がみんな危ないわけではありません。しかし、アメリカのホームレスの中にはかなりしつこく付いて来る人、ゴミ箱などを蹴り飛ばしたりする攻撃的な人や、一人で何かわめき散らしている人もいるため要注意。話しかけられた際に何か答えてしまったり、笑顔を見せるだけでもどこまでも付いて来ることがあります。

特に日本人は緊張したり不愉快な思いをすると笑顔が出てしまう人種なため、英語が分からないフリをして、無視して通るのが一番安全です。

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まとめ

以上に紹介した情報を参考までに心のどこかに留めておき、旅行中は楽しく、そして安全な時間をお過ごしください。

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