アラスカ鉄道に乗って出発駅から終着駅まで行ってみた

»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」

Alaska-Railroad

アラスカの大自然を南北に縦断する大動脈~アラスカ鉄道/アメリカ・アラスカ州

アラスカへ行くなら、アラスカ鉄道に乗らなければ。

アラスカの自慢はなんといってもその大自然にある。その自然を手軽に広く長く堪能できるのがアラスカ鉄道だ。

アラスカ鉄道の始まり

1903年にキーナイ半島の港近く「スワード」から北のクック湾へと向かう鉄道の建設が始まった。しかしその鉄道会社も、続いてこの路線を購入しさらに北へと線路を伸ばした鉄道会社のどちらも倒産してしまい、約70マイル(115キロメートル)程度の路線が完成したところで一時トン座してしまった。

その後アメリカ政府が、ゴールドラッシュでわくフェアバンクスと各地を結ぶ輸送手段として、この鉄道を購入してさらに北へと敷設工事を開始したのが1914年のこと。

国営となった鉄道は、フェアバンクスからタナナ川をつなぐ「タナナ・バレー鉄道」を買収し、鉄橋建設とネナナまでの路線延長を終えて、「アラスカ鉄道」を完成させた。

現在のアラスカ鉄道は州営

国営の旅客・貨物・郵便などの輸送手段としてアラスカを走っていた「アラスカ鉄道」は、1964年のアラスカ地震で大きな被害を受けた。

線路の歪み、各地で起きた地すべりや津波の影響を回復するには、莫大な費用が必要となったが、アラスカ鉄道は、メンテナンスさえ遅れがちのまま極寒の地を走り続けていた。

アラスカ鉄道に輸送手段だけでなく観光面での利用価値を見たアラスカ州政府は、1985年に連邦政府から2230万ドルで買収。7000万ドルを超える予算を組んで、鉄道のメンテナンスと観光用改良を手掛けて今に至っている。

設備投資によって生まれ変わった客車とアラスカの雄大な自然に惹かれて訪れる観光客の増加により、アラスカ鉄道は黒字運営を続けている。

どこを走っているか

Anchorage

アラスカ鉄道の現在の出発駅は「アンカレッジ」。

アンカレッジを出発する鉄道には、フェアバンクスまで大自然の中を進む北路線と、アラスカ鉄道発祥の地ともいえる港町「スワード」、さらに氷河クルーズの出発港として知られる「ウィッティア」へ向かう2本の南路線がある。

旅をする事が収入に直結(おすすめ!)

おすすめ

北へ向かう

TananaRiverBridge

北路線は途中、「ワシラ」、「タルキートナ」、「デナリ」の駅を通過し、ネナナでタナナ川にかかった鉄橋を渡り、終点フェアバンクスへ到着。

この路線には「デナリ・スター」と呼ばれる片道約12時間の列車が走っている。途中駅の「ワシラ」は静かに落ち着いた湖畔のリゾート別荘地。

「タルキートナ」周辺は、北米最高峰である「マッキンリー」が見える絶好のポイント続き。駅はマッキンリー登山に向かう人々の基地となっている。

「タルキートナ」からは、川沿い渓谷沿いの美しい車窓を眺めながらの旅となり、目に入るのは自然だけとなる。

次の停車駅「デナリ」は、「デナリ国立公園」の入り口。マッキンリー山を中心として九州と同じ面積を持ち、野生動物や鳥類の宝庫として知られている。

終点「フェアバンクス」は、アラスカ第二の都市であり、オーロラ観光の中心地でもある。ゴールドラッシュでわいた歴史を持ち、現在は森の奥に拓けた豊かな都市として観光客を集めている。

フェアバンクスから車でさらに100キロメートル北上すると、「チェナ温泉」がある。フェアバンクスからは1本道で、行きあたったところが温泉リゾート。そこまでにもその先にも森以外の何もない大自然の真っただ中。夏も冬もそれぞれにリゾート内で楽しめるアトラクションが整えられている人気のリゾートだ。

南へ向かう

Alaska Railroad Coastal Classic

「スワード」へは、「コースタル・クラシック」と呼ばれる列車が、クック湾からキーナイ半島を南下していく。

途中の山越えでは珍しい「スイッチバッグ」が導入されていて、114マイルの短距離であるにもかかわらず、4~5時間の行程となっている。

海岸と連なる山の組み合わせが美しい路線で、大きな見どころはないものの、ゆったりとした鉄道の旅を手軽に楽しめるとして人気がある。

もう一つの南路線である「ウィッティア」へは「グレーシャー・ディカバリー」が走っている。片道2時間。

プリンス・ウィリアム湾からの氷河クルーズでは、ラッコ・アザラシ・イルカ・クジラなどの姿を探したり、海へと突き出た氷河の塊が崩落する瞬間を待ったりといった楽しみがある。

途中駅の「ガードウッド・アリエスカ」は、アラスカ最大との呼び声も高いスキーリゾート。

また、ラフティングツアーや森林警備隊によるガイドハイキングで知られる「スペンサー」へは、「ウイッテイア」手前の「ポーテージ」で下車してモーターコーチに乗り換える。

どんな列車に乗れるのか

Hurricane

「デナリ・スター」、「コースタル・クラシック」、「グレーシャー・ディスカバリー」のほか、北路線の「タルキートナ」と「ハリケーン・エリア」間に点在する村や町への唯一の輸送手段として「ハリケーン・ターン」が運行している。

「ハリケーン・ターン」は、駅以外の場所でも白旗を振ることで、どこからでも乗り降りできる「フラッグ・ストップ」が使用されているローカルラインだ。旅行客が利用することは少ないが、時間に余裕があるなら、体験してみたい。

また、多くの列車が夏の観光シーズン用であるのに対し、冬期は「オーロラ」と呼ばれる列車が週末限定で走っている。極寒の「アンカレッジ」と「フェアバンクス」をつなぐ貴重な冬の「アラスカ鉄道」である。

どんな客車に乗れるのか

AlaskaRailroad

観光用の列車では、予算や好みに応じていくつかの選択肢から客車を選ぶことができる。

普通車は、最も安く片側2席のシンプルなシートタイプ。窓は側面だけだが、大きめで風景は十分に楽しめる。展望のいいデッキもあり、写真撮影スポットでの場所取りは早い者勝ち。

このほか、観光シーズンにはアラスカ鉄道が設置する展望車が先頭部分に連結される。2階建て客車の上部が座席で、天井近くまで大きく取った窓からの展望を楽しめる。下部は食堂車で、食事は別料金だが、ボリュームのある食事が比較的安価に提供されている。

このほか、アラスカの現地旅行会社「グレーライン」や「プリンセス」が運営する展望車もまた、列車に連結されている。それぞれのツアー会社で申し込むと、ガイドが駅構内から客車まで案内してくれる。

アラスカ鉄道の展望車とツアー会社の展望車、それぞれ客車の設備に大きな差はないが、違いは客車の連結位置にある。アラスカ鉄道の展望車は基本的に先頭部に連結されているが、ツアー会社の展望台は後部連結がほとんどなのだ。

季節によって異なる楽しみ方

アラスカの気候を考えると、当然ながら観光シーズンは夏。6月から9月の間、1日1便程度の運行なので、計画的な行動が必要なのはもちろんだ。

ただし、アラスカ鉄道自体は、周辺住民の大切な足であり輸送手段でもあるため、冬も運行している。乗車することは可能。また冬期限定の列車もわずかではあるが走っている。

夏であっても早朝発の列車内はかなり冷え込む。冬であればなおさらだ。冬には冬の楽しみ方があるが、想像を超える極寒の地であり、交通機関も宿泊施設もアトラクションもかなり限定される。

しかし、観光客が激減し、知る人ぞ知る的なリゾートで本物の冬を満喫したいならアラスカ以上に安全で快適な場所はないかもしれない。

最後に

アメリカの鉄道が私鉄であり、「豪華な旅」を演出する女性的な存在であるのに対して、「アラスカ鉄道」は鍛え抜かれた格好良さを持つ男性的な存在である。

そのたくましさを体験できる鉄道の旅は、アラスカ観光で外せないコースだろう。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

自由に旅をして稼ぎませんか?

自由にゆっくりと、風の吹く方向に歩む。旅そのものが職業、旅そのものが人生。
そんな生き方をする人が増える事が私たちの願いです。
だから私たちは、旅を職業にしたい人、誠の自由を手に入れたい人を心から応援しています。
このプロジェクトに参加したい人は以下の「詳細を見る」にアクセスしてください。

おすすめ

まだ読んでないの?

リアル本:2万8千部突破 世界一周の本ベストセラー

Family – pickup

  1. 一週間お世話になった宿のオーナーや従業員たちに挨拶をして、親切にしてくれた人たちには精一杯大…
  2. 日本に一時帰国。次の旅に出るまでの間どこに住もうか?家ないし、仮住まいが見つかるまででも学校に行かせ…
  3. 「自宅の庭にバーがあったらいいよね?玄関を開けたら素敵な空間と美味しいお酒があったら素敵だよ…

注目記事

ピックアップ記事

新着記事

旅人の隠れ家

求人

PAGE TOP