シドニーのオペラハウスを観光してみた感想と写真とか

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オージーの誇り、世界一若い世界遺産~オペラハウス(Sydney Opera House)/オーストラリア・シドニー

物語の舞台がオーストラリアであることを示すため、ドラマや映画のシーン、小説の風景描写などで必ずといってもいいほど描かれるのが、シドニーの「オペラハウス」だ。

多くの観光客がその立体的なシェル型の建造物と記念撮影をし、多くのオージーたちが一流の芸術を楽しむために足を運んでいる。

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オペラハウスは何故作られた?

20世紀半ば、オーストラリア・シドニーには大規模なコンサートや劇を上演するための施設がなく、ニューサウスウェールズ音楽院校長が奔走してオペラハウスの建設にこぎつけた。政界経済界の要人たちが、この校長の情熱に押し切られた形だったらしい。

公募されたデザインの中、その奇抜さから真っ先に落選していたものの、最終審査で奇跡の復活を果たしたデンマークの建築家ウッツォンの作品が選びだされた。

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設計者ウッツォンのデザインはどこに

最初のウッツォンのデザインは、曲線を多用したコンクリートシェルタイプ。構造的な設計段階で大きな問題が多発し、建設工事はなかなか進まず、デザインの見直し、再設計、実験、工事といった作業が現場で繰り返され、莫大な時間と費用がかかっていった。

ウッツォンと州政府の間で予算上のトラブルが発生すると、ウッツォンはオペラハウス計画から手を引き二度とオーストラリアには戻らず、最終的に完成したオペラハウスは、ウッツォンのデザインから離れた部分も多いものとなってしまっていた。また、費用は建設当初の予定額の14倍に達したという。

1973年に完成したオペラハウスだが、地域の一ホールではなく、オーストラリア全体のランドマークとなり、その後も増改築や修復が行われ、2000年には、ウッツォンのデザイン通りの内装を持つレセプションホールが完成し、「ウッツォンホール」と名付けられた。ウッツォンの名誉は回復したのだ。

ウッツォンのデザインは、この内装と特徴的な曲線を描く白い貝型外壁に残されている。

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白い貝型外壁の正体

応募された建築デザインの中でも抜きんでていたとされるウッツォンのシェルタイプ。これは、変更はあったものの、最初から最後までデザインとして消え去ることはなかった。

そして今、オペラハウスといえば、このシェルこそが目印となっている。このシェル部分にはスウェーデン製ともスイス製ともいわれるタイルが100万枚以上使用されている。見上げたその色は白だが、実際には白と薄いピンク色とが合わせて使われているのだそうだ。目を凝らして見てみたい。

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日本語ガイドツアー

英語でのもどかしいツアーに日本語ツアーが加わって、オペラハウス内の様子をじっくりと見学できるようになったのは嬉しいニュースだ。

オーソドックスに劇場内をグルリと案内してくれる約1時間のツアーではオペラなどの観劇で入場すれば基本的に見ることができるエリアに解説がつく形。

これに加えて、2時間のバックステージツアーもある。これは、本来スタッフしか入れないエリアにも進入できるという楽しさがある。

どちらのツアーも運がよければ、上演中の作品の練習風景などを覗けることもある。

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オペラハウスでオペラ観劇

大小5つのホール、5つのリハーサルスタジオを持つオペラハウスはただの建築物ではなく、音楽や劇のための箱。その外側の姿の美しさばかりが褒められ、見つめられているが、内装もそして内容も素晴らしいものがある。

オペラや人気コンサートなどは、毎週、毎日のように何かしらが上演されている。チケットはオンラインで日本からも予約が可能。もちろん現地チケットボックスや旅行代理店を通じても席をおさえることができる。

日本の感覚よりも割安なチケットで、世界遺産に腰かけてゆっくりと芸術に浸れるというわけだ。

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オペラハウスで食事

オペラハウス内には4つのレストランと6つのバーがある。オペラハウス利用者以外も食事やお茶に利用できる。

お得なのは、ツアーに参加した当日であれば、ランチの割引特典があるところ。是非午前中のツアーに参加したらランチを食べてきたい。

正装してオペラを鑑賞する前後であれば、オペラハウスの北側に位置するオーストラリアンレストラン「ギローム・アット・ベネロング」へ。4コース料理が150ドルからと安くはないが、それだけの価値ある味を堪能できる。

オペラハウスのオープンカフェ的存在の「オペラキッチン」は、アジア風の軽食や、シーフードやハンバーガーなどのイージーフードが手頃な予算で楽しめる。

すぐ横の「オペラバー」なら、ライブミュージックを聞きながらカクテルやワインを、お腹が空けばステーキやピザなども食べられる。ハーバーブリッジが目の前に迫る絶好のロケーションも魅力的だ。

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もっとも若い世界遺産

オペラハウスが世界遺産に登録されたのは2007年のこと。登録年も若いほうだが、実は建築物としても、もっとも若い世界遺産である。

オーストラリアは当初、オペラハウスだけでなく、周辺一帯を含むエリア全体の登録を目指していたが、より確実に登録されることを目的にオペラハウスに絞りこんだという経緯がある。

しかし、この世界遺産は「シドニー・オペラハウス」と呼ぶものの、付属的な地域として「ハーバーブリッジ」と「王立植物園」も含んでいる。

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オペラハウス周辺散策

オペラハウス周辺には、ブラブラと散策していて気持ちのよい遊歩道が作られている。特別な目的を持たずに歩き、時折振り向いたり視線を上げてオペラハウスを眺めるだけでも、何やら優雅な気分になれる。

また、観光客の姿が途切れることのないオペラハウスのすぐ隣にありながらひっそりと静かな「王立植物園」は、穴場中の穴場。もちろん入場は無料。インフォメーションセンターで案内のシートをもらったら、植物園内を植物や鳥たちを見ながら歩いていこう。大量のコウモリやオーストラリアならでは大型のオウムなどにも出会える。

植物園内のカフェは、緑に囲まれた癒されポイント。ショップではほかでは売られていないお土産が買えるとしてひそかに人気を集めている。

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オペラハウスと映画

オーストラリアを代表する建造物だけあり、多くのドラマや映画にも登場することが多いオペラハウス。

2004年公開の「ゴジラ」では、なんとオペラハウスが破壊されてしまうシーンがある。また、「ファインディング・ニモ」でも、ニモが陸揚げされる時にオペラハウスが登場する。

オーストラリアを舞台にしたドラマや映画での登場率は非常に高く、撮影現場に出くわすことも多い。

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光と音の祭典

例年5月から6月の秋にかけて、オペラハウス周辺は華やかにライトアップされる。「Vivid Sydney ヴィヴィッドシドニー」は、期間限定とはいえ、是非訪れたい催しだ。

特にオペラハウスはその白い屋根をスクリーンとして、さまざまな映像やライトを映して幻想的な姿を現わす。

もちろん、コンサートや演劇、展示も盛りだくさんであり、入場料も比較的安価に抑えられている。人気のイベントは予約が必要だが、中には当日でも入場可能なものがあるので、旅の日程が合えばラッキーだ。

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最後に

姿の美しさばかりが取り上げられ、バスで乗り付けて記念撮影をしておしまいというツアーも少なくない。

しかし、オペラハウスのシェル型一つ見る時にも、そのデザインを実際に建物とするのに試行錯誤を繰り返したこと、デザイナーがデザイン性を守ろうとして政府と揉めた歴史などを知っておくと、興味の湧きかたが変わってくる。

また、オペラハウスはただの箱ではない。その内側には芸術が詰まっている。見て聞いて、そして味わってきたい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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