ソロモン諸島東レンネル危機遺産に行ってみた

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East Rennell, Solomon Islands

ロビンソン・クルーソー気分で島探検~東レンネル/ソロモン諸島

東レンネルは、ソロモン諸島の中の1つの島の東側。そして、世界遺産に登録されている。

しかしまず、「ソロモン諸島」と聞いて、パっとその位置を思い浮かべることのできる人、その国の政治や産業といった情報を知っている人がどのくらいいるだろうか?

当然、「東レンネル」もまた、「ソロモン諸島」以上に、その姿はぼんやりとしたイメージが浮かべばいい方だろう。

しかし、だからこそ、旅先として選んでみたい場所でもあるのだ。

ソロモン諸島はどこにあるか?

オーストラリアからは北東の方向に、パプアニューギニアからは東方向、バヌアツからは北方向、フィジーからは北西方向に位置する。

北を南太平洋、南をソロモン海と珊瑚海に囲まれた100余りの島によって構成された島嶼国家である。

ソロモン諸島とはどんなところか?

イギリス植民地だった歴史を引き継ぎイギリス連邦王国に属しているため、国家元首はイギリス王(女王)となる。その権限は総督が代行し、行政は、選挙によって選ばれた議会と閣僚、そして第一党党首が務める首相によって行われている。

近年は部族間の争いが激化し、政治・経済ともに大きく打撃を受けている。

首都は「ホニアラ」で、「カダルカナル島」にある。

Honiara

また、ソロモン諸島は熱帯雨林に覆われた緑豊かな島からなるが、非常に険しく激しい活動を続ける火山諸島でもある。そのため、地震が多く大きな被害が繰り返し発生している。

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ソロモン諸島の産業は?

熱帯雨林からの木材輸出が主要な外貨獲得の手段となっている。

自給自足的な生活もまだ続き、都市部の貨幣経済との間には大きな格差が生じ、問題となっている。

環境を生かした観光も産業の一つである。

東レンネルどこにあるか?

ソロモン諸島の南端に位置するレンネル島の一部。

レンネル島は、隆起した珊瑚の石灰岩でできた島であり、120~150mもの崖によって周囲を囲まれている。

島の東側には汽水湖「テガノ湖」をはじめとする変化に富んだ自然があり、世界遺産として登録されている。

東レンネルはどんなところか?

世界一大きな珊瑚でできた島としてその固有で特殊な環境や生態系が注目されている。島の2割を占める「テガノ湖」は、海水と真水が混ざった汽水湖。

住民の大半がキリスト教徒であり、聖書上の教えから限られた海産物だけを捕獲して食している。そのため、慢性的な食糧不足が問題となり、現在はテガノ湖に放流された魚やヤシガニ、わずかな平地で収穫されるイモ類などが食料の中心となっている。

熱帯雨林を育てる多量の降雨の影響で、常に濃霧に覆われている。熱帯特有の蛇やコウモリ、爬虫類などの生物、ランや薬草にも使われる固有のハーブなどの植物が自生している。

固有種の調査や研究が十分に進まないまま、急激な伐採による環境の変化により、多くの種が絶滅の危機にあるとされる。

なぜ世界遺産なのか?

珊瑚島としての成り立ち、周囲の珊瑚礁、汽水湖や熱帯雨林といった自然環境とその中の生態系、動植物の特殊性などが注目されての登録である。

なぜ危機遺産なのか?

世界遺産として認められる一方で「危機遺産」としても登録されている。

中でも、森林伐採による生態系への影響や、テガノ湖の湖面上昇などは深刻だとされる。

ソロモン諸島の持つ歴史

ソロモン諸島には紀元前1000年頃から人が定住生活をしていた。

しかし、歴史上にその名が現れるのは、16世紀に入り、スペイン人探検家がカダルカナル島に上陸した時のことだ。

カダルカナル島で砂金を発見し、古代イスラエルの伝説「ソロモン王の秘宝」に違いないと考え、「ソロモン諸島」と名付けられた。

19世紀後半にはイギリスの植民地となり、イギリスによる統治は日本軍に占拠されるまで続いた。

1976年に自治権を得、1978年には独立国となった。

東レンネルの持つ歴史

同国内に「カダルカナル」という第二次世界大戦激戦区を持つことから想像されるように、レンネル島もまた戦中は太平洋戦線で基地として使用されていた。

特にテガノ湖は、日本軍とアメリカ軍の水上機の基地となり、現在もその名残である戦闘機8機が湖の底に沈んでいる。

また、レンネル島は地元部族による固有意識が強く、土地や湖に関しても、ソロモン諸島のものではなく、周辺住民のものと考える傾向がある。

島ではほぼ自給自足による生活が行われている。

東レンネルの植物たち

Plant

熱帯雨林のジャングルの中には、この島固有の植物が数多く存在している。地元住民たちが薬草として使用するなど、薬用植物の可能性にも注目が集まっている。

日本人研究者と現地の伝承医による、薬用植物の調査も行われ、新薬の可能性と、島の新しい産業としての可能性が期待されている。

ダイビング&シュノーケリングパラダイス

Plan2

住民のカヌーを交渉で借りて出る必要はあるが、島の周辺は絶好のダイビングパラダイス。まさに手つかずの珊瑚礁の海を独り占めできる。

しかし、ダイビングショップは期待できない。機材は基本的に自分で持ち込むこととなる。

また、テガノ湖でのカヌー乗りやシュノーケリングも人気。汽水湖であるため、そこでしか見られないような魚たちに出会える。

また、湖に沈む戦争の忘れ物である戦闘機が恰好の探検コースとなっている。しかし、シュノーケリンググッズも自分での持ち込みが必要。

カヌーは宿泊先に相談すると、住民から木のカヌーを借りてくれることもある。

どうやって過ごすか?

島には、海岸沿い、湖岸沿い、その中間などに10を超える村がある。

しかし、少ない宿泊施設の大半はテガノ湖畔に集中している。また、西レンネルの滑走路近くにもゲストハウスがある。

観光地には当然あるべきツアーデスクは期待できない。唯一、「レンネル世界遺産ツアー」が観光の手助けをしてくれる。

東レンネルをどうやって移動するか?

ジャングルサファリ的に歩くことがメイン。しかし、島には1本のメインロードがあり、車も数台存在している。交渉次第では移動手段として使用できるが、トラック荷台の乗り心地は保証できない。

島の入り口ともいえる滑走路からテガノ湖までは約50キロ。悪路を整備不良の古いトラックで走るため、運や天気に恵まれたとしても3時間から半日かかると考えておく必要がある。

どうやって行くか?

島の西側には着陸可能な広場的エアーフィールドがあり、ソロモン航空が、首都ホニアラ・レンネル間を週2便運航している。その日の機体や中継地によって、半日から1日かかる。

船には定期便がなく、ホニアラ現地でスケジュールを確認する以外にない。やはり半日から1日の道のりとなる。

大型船はもちろんないため、キャビンはごく限られた数しかなく、デッキで日光浴しながら、または夜風にあたって眠りながらという船旅となる。

島の周囲は今も木を彫り抜いて作ったカヌーが交通手段となっている。

何に注意したらいいのか?

島に病院はあるが、十分な施設があるとはいいがたい。そのため、あらかじめ自分でできる予防策は全て網羅していく必要がある。

破傷風などはもちろんだが、怖いのがマラリア。虫よけとマラリア薬、そして万一の時にすぐに医者に駆け込めるよう、また必要に応じて臨時の交通手段を選べるような保険に加入しておくことを強くおすすめする。

最後に

世界各地の世界遺産は人ごみの中。しかし、ここ東レンネルはあくまで住民の生活の場であり、そこに生きる動植物のための地である。

旅人は、そこへちょっとお邪魔させていただく感覚で、ロビンソン・クルーソーの探検気分を味わえる。

訪れにくい場所だけに、まだまだ訪れる人が少ないこの島。数々の島と困難を越えてでも訪れてみたい。

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