ノイシュヴァンシュタイン城に行ってみた。城内見学と周辺観光

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NeuschwansteinCastle

狂気の王の憧れと失望が詰まったメルヘン城~ノイシュヴァンシュタイン城/ドイツ・バイエルン州

おとぎの国の城、白い貴婦人、そう称えられるノイシュヴァンシュタイン城は、黒く深いドイツの森の中に王の居城として建てられながら、わずか102日しか主を持たなかった城でもある。

ノイシュヴァンシュタイン城とロマンチック街道

RomanticRoad

ドイツのヴュルツブルグからヒュッセンまでの360キロあまりをつなぐルートを「ロマンチック街道」と呼ぶ。

「ロマンチック街道」沿いには、「ローテンブルク」、「ディンケルスビュール」などの中世都市や「ノイシュヴァンシュタイン城」をはじめとする美しい中世風の城、さらには、「ヴィースの教会」といった宗教建築物、工芸品やグルメなどの観光スポットが豊かにあり、ドイツ観光の目玉の一つとなっている。

「ノイシュヴァンシュタイン城」は、この「ロマンチック街道」の終点にあたる。

ノイシュヴァンシュタイン城とワーグナー

19世紀ドイツの作曲家「リヒャルト・ワーグナー」は、「歌劇王」の別名で知られ、同時代の音楽シーンをリードした。

ルートヴィヒ二世は、ワーグナーの作りだす音楽の世界に憧れ、彼の作品を自身の城館の内装にも取り入れた。

城内では、「タンホイザー」、「トリスタンとイゾルデ」、「ローエングリン」、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」などの場面を見つけることができるはずだ。

ノイシュヴァンシュタイン城とディズニー

ノイシュヴァンシュタイン城は、「中世風」に造られた19世紀の城である。

その姿の中世らしい美しさは、さまざまな映画やドラマで使われ、ディズニーランドの「眠れる森の美女」の城のモデルとなったことでも知られている。

また、懐かしい映画「チキチキバンバン」でも、子供嫌いで変わり者の王とその后が暮らす城として登場している。

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ノイシュヴァンシュタイン城とルートヴィヒ二世

戦争と女性を嫌ったといいバイエルンの国王ルートヴィヒ二世は、中世の物語を読んで育ち、成人後は堅苦しい宮廷生活を嫌ってメルヘンの世界へと没頭しようとしていたらしい。

ノイシュヴァンシュタイン城にもまた、彼の夢の世界である中世やメルヘン、そしてそれらを題材とする歌劇を取り込んだ。

しかし、あまりにも自身の夢の実現に凝り過ぎた結果、王室費の使いすぎや王室公債の乱発行などを重ね、これに危機感を持ったバイエルン政府によって「統治不能者」として軟禁されてしまった。

たった102日間だけの王の居城

幼い頃から温め続けた、中世やメルヘンの世界への憧れの全てを注ぎ込んだノイシュヴァンシュタイン城が、ようやく居住できる状態に整えられたのは1886年のこと。実に、建設開始の1869年から17年が経っていた。

ルートヴィヒ二世は首都のミュンヘンには戻らず、そのままノイシュヴァンシュタイン城に仮住まいの形で住みはじめたが、そのわずか102日後には別の城に軟禁され、その後、湖で謎の水死を遂げた。

王の居城から観光名所へ

ルートヴィヒ二世は生前、この自分のために建てた城に関する遺言を残していた。それは「私の死後は、城を破壊せよ」というものだった。

ノイシュヴァンシュタイン城は、ルートヴィヒ二世の生存中に完成することもなく、もちろん死後に破壊されることもなかった。

城の建設費は政府が管理する国庫とは別会計の王室費から捻出されていたとはいえ、バイエルン王国は経済的にも政情的にも不安材料を多く抱えていた。城の建設は、国の政治経済を恐慌状態に追い込んでいたのだ。

主を失ったメルヘンの城はその後、入場料を取って観光収入を得て国の経済の一部を支える役割を果たしていくことになった。

ノイシュヴァンシュタイン城の姿

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ドイツの深い森と点在する湖。その中に絶壁で囲まれた台地に建てられたのがノイシュヴァンシュタイン城。

現在見ることのできる姿は、実は未完成状態。近代に入ってから建てられた証拠にダイナマイトによる岩盤破壊の上にコンクリート土台が造られている。

外観は、「白鳥城」とも呼ばれるように、数本の塔を持つ白く優美な姿はルートヴィヒ二世の夢を具現化している。

しかし実は、予定通りに建設が進めば、ノイシュヴァンシュタイン城の姿は、もっと巨大化し、まったく違ったものになっていただろうといわれてもいる。

ノイシュヴァンシュタイン城の外観を楽しむ

狭い台地の上に立つ城であり、近代建築ゆえの高さもあるため、写真に収めるのが難しい城として有名。

城に近づいてしまうと、普通のカメラでは高さも幅も収まりきらない。そこでおすすめなのが、「マリエン橋」からのビュー。城の向かいの峡谷にかかるマリエン橋は、その橋自体も観光名所として知られる絶壁と絶壁の間にかかる華奢な橋。脚を延ばす価値がある。

空中に浮かぶようなノイシュヴァンシュタイン城の姿も、ここからならば、手持ちのカメラにきっちりと収めることができる。もちろん、周囲の森や絶壁を入れるも入れないも自由だ。

ノイシュヴァンシュタイン城の内装を楽しむ

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内装は、ルートヴィヒ二世のこだわりの結晶ともいえる出来栄え。未完成な部分や、実働していない仕掛けもあるとはいえ、部屋ごとに違ったデザインで絢爛豪華さを極めている。

ルートヴィヒ二世にとって信仰の対象は、中世・騎士・メルヘン・ワーグナー、そして神。各部屋はそれらのどれかを主題にした装飾が施されている。

城内見学方法

城内は見学ツアーに参加しなければ入れない。チケットは城では購入できないので、城の麓のチケット売り場、またはネットで購入しておく必要がある。

チケット購入の際にツアーの時間が指定される。ツアーデスクから城まではちょっとした距離があるので、時間がかかることを計算しておこう。ツアーでは、城内見学ツアーのチケットがセットされている場合がほとんど。バスを降りてチケットを渡されたら、まず時間を確認してから行動する必要がある。

チケットに書かれた時間は、ツアーのスタート地点にある電光掲示板に表示される。早めに行って待っていないと、置いていかれてしまうかも。

今のところツアーの言語は英語かドイツ語。日本語はオーディオガイドを利用する。また、城内は原則撮影禁止。ベランダ部分からの展望ビューなど部分的な撮影のみ可能だ。

麓から城までの行き方

個人でもツアーでも、ほとんどの場合が麓から城までは自力で移動する。

方法は3種類。徒歩かミニバスか馬車。

徒歩の場合は馬車と同じ坂道を上る。景色はいいが傾斜はかなりきつく、そして馬糞臭い。所要時間は30分程度見ておこう。

馬車はホテルミューラーの前から出発。ある程度の人数が集まってからスタートする。城の少し手前で下車し、最後は歩いて10分程度で城に到着。

ミニバスは、徒歩や馬車とは違ったルートを走る。ホテルミューラー近くをスタートし、マリエン橋の見学をするなど、ちょっとした観光気分で寄り道をしながら城の前までドライブ。40分程度の道のりだ。

行きは、城内ツアーの時間と登り坂という条件もあり、ミニバスや馬車がおすすめ。帰りは時間と相談して決めるといいだろう。

ホーエンシュヴァンガウ城

夏場はノイシュヴァンシュタイン城とのセットチケットも発売されている、森と峡谷を挟んだ向かいの湖のほとりに立つ城。

ルートヴィヒ二世が幼年期を過ごした、彼の父に縁ある城。12世紀に建てられた本物の中世の城を修復した落ち着いた雰囲気を持っている。

最後に

「世界名城25選」の第一位にも輝いたノイシュヴァンシュタイン城の名前は、日本でも耳にすることが増えている。

ドイツやオーストリアの中世の街を楽しむコースの中でも、ひときわ中世らしさが際立っているのに、実は近代に建てられた「趣味」の城である点がおもしろい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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