ブータンに行ってみた。本当に幸福なのか?幸せ度を確認してみた

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Bhutan

仏教シャングリラで幸せの意味を考える~ゾン(rDzong)文化/ブータン

ブータンにおける政治・文化の中心となるのが「ゾン」。

県庁であり観光名所であり宗教的な拠り所でもある「ゾン」は、ブータン内の各都市に存在している。

宗教的な城塞として建築された「ゾン」だけに、歴史的寺院として見どころが多く、旅人達の多くが吸い寄せられる。

ブータンはどこに?

北の国境は中華人民共和国チベット自治区と接し、そのほとんどはヒマラヤ山脈上にある。そのため国境線は現在でもかなりあやふや。

南と東西はインドに囲まれていて、イギリス統治下以来、そのつながりは根強い。

ブータンはどんな国?

世界で唯一チベット仏教を国教とする国である。国民のほとんどがチベット仏教徒であり、その信仰心は篤く、生活の中にしみこんでいる。

歴史的に長期にわたって、宗教の長と行政の長の二頭体制が続いていたが、2005年以降、民間から選出される首相と国王による立憲君主制となった。

政治的なシステムは、まだその形態を模索している状態で変わりやすいが、国内の政情は比較的安定しており、政治の表舞台を離れた国王への親愛は変わらず厚い。

軍事的にはインドに頼る部分が大きく、ブータン国内には、インド軍部隊が駐留している。ブータン人部隊は志願制の1万人程度の規模だが、その結束力は強く勇敢だといわれている。

主要産業は農業で、主要輸出品はヒマラヤの水を利用した電力。観光面では、独自の文化や自然を守るために入国制限が行われているため、完全な自由旅行での入国は不可能となっている。

ブータン人の幸せの尺度

「幸せか?」ときかれたら、ほとんどの人が「自分が幸せかどうか?」を考えるだろう。

しかし、ブータン人の幸せ基準は、自分とその周囲を取り巻く社会と人とを含む。さらに、現在だけでなく、過去・未来へと続く幸せも含んでいるという。

「幸せか?」と聞かれた時、自分も自分の周囲の人々も、社会全体も、そしてこれまでもこの先も「幸せかどうか?」を考え、それでも、「幸せだ」と言えるブータン人がうらやましい。

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ブータンと日本の関係

Bhutanjapan

大の親日国として知られるブータン。

その理由は、過去に農業改善という大きな援助を行ったことに由来している。正式に外交関係が樹立された後も、皇室・王室の関係は常に友好的であり、経済協力も続けられている。

ブータンの宗教とゾン

rDzong

ブータンの中心は宗教であり、宗教の中心となる場所がゾン。

ブータン各地には僧院や仏塔などの宗教的な建造物もあるが、ゾンは城塞であり、その内部には、僧侶たちの祈りや修行の間のほか住居もある。

ブータン内で旅人に名の知れた代表的なゾンを紹介しよう。

タンチョ・ゾン

TanchoDzong

ブータンの首都「ティンプー」のゾンで、国の中央政庁であると同時にチベット仏教の国内最高位の寺院としての役割を兼ねている。

1641年の建造だが、現在の荘厳かつ巨大なゾンへはティンプーが正式な首都に確定した後、1960年代に改修された。釘を一切使用しない伝統的な建築様式で建てられていて、繊細な装飾は現在も技術者たちによって日々手が加えられ続けている。

中庭を囲む四角い要塞の形式になっているが、城砦として必須な堅牢さや難攻不落さといった面は持たない。本来ならばゾン内にあるべき、宗教儀式用の広場などもゾンの外側に作られている。

政治執行官の執務室、国王のオフィス、大僧正の部屋などがあるほか、僧侶たちのためのスペースが大きく取られている。

プナカ・ゾン

PunakhaDzong

ティンプーよりも1000mほど標高が低く温暖プナカは、一時冬の首都として使用されていた過去を持つ。

1637年建造のプナカ・ゾンは、タンチョ・ゾン同様に、国の行政と宗教の中心として機能する造りとなっている。

ポ・チュ(父の川)とモ・チュ(母の川)の合流点に立ち、「ブータンで一番美しいゾン」と呼ばれるだけあり、周囲の自然に溶け込んだ美しいゾンとして人気がある。特に春の花の季節は、ジャガランダの花が素晴らしい。

ワンデュ・ポダン・ゾン

小高い尾根の上でいつも強風にさらされている「ワンデュ・ポダン・ゾン」は、プナカ観光とセットになっていることの多かったゾン。周囲は田舎の風情が色濃く、店や集落もわずか。川向うには丘陵地を利用した棚田が広がっている。

しかし「ワンデュ・ポダン・ゾン」は、2012年の大火によってほぼ全焼。17世紀に建造された歴史的建造物が5時間で燃え尽きてしまったのだ。

神聖な仏具と遺物は持ち出されたものの、経典や仏像など、また行政上の資料の全ては焼失。残ったのは、城砦周囲の石組だけだという。

この美しいゾンを必ず修復しようとする国民の意思は強く、既に修復は始まっているとの情報もあり、近い未来、美しく修復された姿を見ることができるかもしれない。

パロ・ゾン

ParoDzong

唯一の国際空港がある「パロ」は、ブータンでも古くから肥沃な地域として知られ、文化的な発展も早かった。そのため、最古の寺院など多数の寺院やそれぞれにまつわる神話や伝説も多く残っている魅力的な場所だ。

「パロ・ゾン」は、「リンプン・ゾン」とも呼ばれる。リンプンとは、宝石の山を意味し、緑の山を背景とした白と赤の壁が美しいゾンである。

現在の建物は20世紀初頭に焼失後再建されたもの。パロ川沿いの傾斜地に建てられていて、対岸からは屋根付きの橋を使って渡っていく。

すぐ裏の山手には、パロ・ゾンの望楼だった「ブータン国立博物館」、パロ渓谷には、ブータンを外敵から守った城塞として有名な「ドゥゲ・ゾンの遺構」、国内最古の寺院で悪魔を退治するために建てられた「キチュ・ラカン」など見どころが多い。

また、パロ谷から3.4時間かけて登った500mの絶壁に張り付くように立つ「タクツァン・ラカン」は、ブータン観光の目玉的な存在で、トラの背に乗ってやってきた高僧が瞑想した地だとして「タイガー・ネスト」とも呼ばれている。

1998年の火災でほぼ全焼するも、この高僧像を安置する部屋だけが燃え残っていたという。そのほかの建物は焼失後修復されたものだ。

ブータンと世界遺産

2014年現在、ブータンには世界遺産はない。これは、ブータンが非常に小さく鎖国に近い政策を長く取ってきたことも関係しているとされている。

ブータンは2012年に、世界遺産候補として8件の「暫定遺産」を登録している。

「ドゥゲ・ゾンの遺跡」、「プナカ・ゾン」、「ワンデュ・ポダン・ゾン」、「パロ・ゾン」などのゾン、僧院のほか、豊かな自然も推薦されている。

残念な事に、火災による被害が多く、原型をそのまま残すゾンが減っている。元通りに修復されているとはいえ、惜しいことに変わりはない。早期に世界遺産に登録され、より保護される体制作りを期待したい。

入国するには

公定料金制度にのっとり、現地や海外の旅行会社を通じて旅程を組む必要があり、1泊ごとに定額料金を支払う形になっている。この料金には、宿泊料金のほか、ガイド料・食事・移動費・入館料などが含まれている。

観光ビザの取得には、旅行会社経由で2週間程度かかる。

入国に時間や費用はかかるが、国内の自由移動が全て制限されているわけではなく、観光できる場所も年々増えている。

最後に

日本と似た文化、似た気候、似た顔つきを持つというブータン。民間や個人レベルでの交流の少なさから、日本でもまだまだ詳しくは知られていない国である。しかし、その関係は濃く深く、今後も続いていくだろう。

他の観光地に比べてゆっくりと受け入れ方向へと変化しているブータンだが、世界遺産登録が行われれば、急激な観光客増が想像される。

また、ゾンや僧院の火災による損害が多発することからも、旅のチャンスは今かもしれない。

ブータンを流れるゆったりとした宗教的なリズムの中で、「幸せ」の尺度や基準について考えてみたい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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