レンソイス・マラニャンセス国立公園のツアー全部やってみた

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南米の白いシーツと水たまり~レンソイス・マラニャンセス国立公園/ブラジル・マラニャン州

海辺に広げて敷いた白いシーツのような砂丘、その中に点在する青や緑の透き通った水たまり。

はるか上空から眺めたレンソイス・マラニャンセス国立公園は、そんな姿をしている。

白い砂漠のレンソイス・マラニャンセス国立公園

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Google Mapの航空写真でもはっきりと確認できるマラニャンの白いシーツ(レンソイス)は、海と内陸ジャングルに挟まれた15万ヘクタールを超える砂丘地帯。

間近からはもちろん、遠くからも真っ白に輝いてみえるのは、ただの砂ではなくほぼ100%石英。結晶化すれば水晶にもなりうる石英は、何万年もかけて川から海へと流れされたものが、小さな粒にまで砕かれ、強い海風によって吹き上げられて積もり積もって砂丘を作りあげたのだという。

世界中で見られるどこの砂丘よりも白いとされるレンソイス・マラニャンセス国立公園の石英は、サラサラしっとり。靴の裏、足の裏、そして手の平で不思議な感触を楽しませてくれる。

特に7月から12月の乾期の後半には、目のくらむような一面の白い砂漠に出会うことができる。しかし、乾期は砂の乾燥が進むうえ、強風が吹き荒れることが多く、観光中は荷物を含めた全身が砂まみれになる覚悟が必要だ。

エメラルド湖群のレンソイス・マラニャンセス国立公園

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逆に1月から6月の雨期には、しつこい雨が降りつづく。石英の層にしみこんだ水はその下にゆっくりと溜り、雨期後半から乾期前半にかけて、白いシーツに水たまりを出現させる。

この時期の航空写真をじっくりと見れば、巨大なシーツはオネショの跡が点々とついている状態に違いない。

白い石英と太陽光線の反射の加減か、水たまりはその大きさや角度によって、真っ青からエメラルドグリーンまで、さまざまな色合いに染まっていく。

雨量によって水たまりは池になり湖にもなる。そして、何もなかったはずの砂丘に出没するにも関わらず、そこにはカメやカエルが生息し、小魚さえ泳いでいる。

もちろん、人間も心地よい水浴びを楽しむことができる。

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レンソイス・マラニャンセス国立公園の謎1

国立公園の中心部には、今なお原始的な暮らしを続ける村が2つある。ほとんど砂漠の中のオアシスのような存在らしい。

しかし、広大な国立公園の中心まで観光のために訪れる人はほとんどいない。当然観光設備も全く整っていない。

彼らは、葦で作られた質素な住居にハンモックを吊って眠り、雨期に海で取った魚を干物にして食料とし、1年を過ごしているのだといわれているが、外界との接触が少ないため、その生活やオアシスとしての成り立ちなどもまだまだ謎が多い。

レンソイス・マラニャンセス国立公園の謎2

また、乾期には水がまったく存在していないように見えるレンソイス・マラニャンセス国立公園に、マジックのように現れる生物たちも謎として語られている。

カメやカエルなどは、自分たちで掘った穴の中で眠って乾期をしのぐのではないかと考えられている。石英に掘った穴で冬眠とは贅沢な気もする。

また魚に関してはさらに謎が深く、あくまで仮説として、卵の状態で乾燥を乗り切っているのではないか、雨期が来て卵が水に浸かることで、孵化するのではないかとされている。

乾期はあまりの砂漠さに、雨期はあまりの湿地さに、人を遠ざけてきたレンソイス・マラニャンセス国立公園には、今も多くの謎が隠されているのだろう。

パワースポット

ほとんど石英100%といえば思いつくのが、「パワースポット」としての価値。

水晶にはヒーリングのパワーがたっぷりと含まれているという。15万ヘクタールを埋め尽くす石英(クオーツ)。確かにその自然の偉大さや不思議さから特殊なパワーを感じ取れるような気もする。

ここでなら、全身を石英に投げ出してパワーを吸収することも可能だ。

どうやって辿りつくか、行き方

未開な部分も多いレンソイス・マラニャンセス国立公園は、未開だからこその良さを持っているが、アクセスはなかなか困難だ。

多くの場合は、ブラジル北東部マラニャン州の州都サン・ルイスまでは空路で、サン・ルイスからレンソイス・マラニャンセス国立公園の玄関口であるバヘリーニャスへは車で5時間ほどのドライブとなる。

サンルイス・バヘリーニャス間はセスナ移動も可能だが当然かなり高額となる。ただし、このセスナ移動は天候に恵まれればレンソイス・マラニャンセス国立公園上空遊覧を兼ねるので、セスナ遊覧を希望する場合はこの選択もアリだろう。所要時間は40分。

バヘリーニャスは小さな田舎の街に過ぎないが、「ポウサーダ」と呼ばれる民宿をはじめとした宿泊施設や国立公園内のツアーを扱う旅行代理店などがある。

街の目抜き通りは整備されていて、小ぎれいなホテルやレストランもあるが、少し離れると、Wifiがつながるレストランが数件、土産物屋が数件あるばかりで、観光するところはほとんどない。

レンソイス・マラニャンセス国立公園へ、個人で行く者は少ない。中には、持ち込んだ自転車で走る強者もいるが、多くの旅人はこの街でツアーやガイドを手配することになる。

楽しみ方1:セスナ遊覧

Cessna

もっとも高価だが、もっともレンソイス・マラニャンセス国立公園を堪能できるのがセスナ遊覧だろう。

前述のように、サン・ルイスからバヘリーニャスまでの移動に使うセスナも、白い砂漠やエメラルドの湖を上空遊覧しながら飛んでいく。

また、バヘリーニャス発のセスナ遊覧ツアーは、パイロットを含む4人乗りの超小型セスナ。人数が集まるか、人数分の料金を支払うことがツアーの条件となる不定期便。約30分のフライトだが、小回りのきくセスナでの低空飛行の迫力や上空からの景色は文句なしの感動ものだ。

楽しみ方2:大型四駆ツアー

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国立公園を訪れる人のほとんどが参加するのが、砂丘を大型ジープで突き進むツアー。午前・午後・全日のコースがある。

ジープの後部にホロの屋根だけがついたふきっさらしのベンチシートで、全身を緊張させてパイプにしがみつくツアーもまた迫力満点。

午後のツアーでは砂丘で夕日を見ることができる。全日コースは、砂丘と海水浴などがセットになっている場合が多い。

熱さと風と砂に悩まされるものの、砂丘を肌で感じられるという点ではやはりおすすめ。

楽しみ方3:四輪バギーツアー

ガイドを雇い、バギーをレンタルして探検気分を味わえるツアーもある。

四輪バギーはこの砂丘や湖をものともせずに走るのに最適な乗り物。ただし、荒れた道の運転に慣れているか、オフロードバイクの運転経験がないと厳しいだろう。

車やバギーのツアーでは、砂丘の中でもアクセスしやすく、規模も大きい、「ラゴーア・ペイシェ(魚の池)」と「ラゴーア・アズール(青い池)」を目的地とする場合が多い。

注意すること

まず、訪れる時期によって風景が全く違うことを念頭に置いておこう。ただし、近年は天候が安定せず、時期を狙っていってもなお、希望する景色が見られるとは限らない。

強風ため体感しにくいが、かなりの熱射を浴びることになる。頭も肌も日焼け止めよりも衣類でしっかり覆うほうが安全。

また、風が運ぶ細かい石英は衣類の小さな隙間からどんどん侵入してくる。もちろん、目鼻口もジャリジャリ。特にコンタクト着用者は要注意だ。

もう一つ注意するのが、精密機器。カメラをはじめとする機器の故障率は異常に高い。水中用のカバーをつけ、さらにテープで隙間を密封するくらいの準備が必要だ。

最後に

ブラジルは、南米の中でも比較的観光客が多い国だが、レンソイス・マラニャンセス国立公園は、まだまだ日本人をはじめアジア人の旅人が少ない。

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