ヴァッハウ渓谷の観光スポット全部行ってみた感想と写真

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伝説と歴史と景観に彩られたドナウクルーズを楽しむ~ヴァッハウ渓谷(Wachau)/オーストリア

「ドナウ川」といえば、ヨーロッパの森や古都の間を優雅に流れる「美しき青き」存在。古くから、芸術作品に登場してきた。

現在のドナウ川は、主に観光的な役割を果たしているようだ。なかでも、ヴァッハウ渓谷は周囲の景観や大都市からの距離感の良さからドナウ川くだりの名所となっている。

歴史や伝説を背景に持つヴァッハウ渓谷の見どころをまとめてみた。

ドナウ川とヴァッハウ渓谷

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ドナウ川はドイツ南部の「黒い森」で生まれ、東欧10か国を約3000km旅して黒海へと注ぐ大河。「ドナウ」とは、ローマ、ケルト、インドの神話に現れる川や水の神の呼び名に由来し、太古からヨーロッパ各地に緑と文明をもたらしてきた。

ヴァッハウ渓谷エリアは、ドナウ川航路の要衝であり、キリスト教布教活動の最前線であり、東の異民族に対する防衛線でもあった。

ヴァッハウ渓谷は、オーストリアの北部に位置し、首都のウィーンから電車で1時間ほど。長く太いドナウ川の中でももっとも美しい景観を持つといわれ、「Wachau Cultural Landscape」として世界遺産にも登録されている。

ヴァッハウ渓谷沿いの見どころ

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現在は渓谷周辺の古城や修道院と古い町並み、そしてブドウ畑が作りだす景観を優雅に楽しむ「ドナウクルーズ」で知られるヴァッハウ渓谷だが、太古からドナウ文明が存在していたことが知られている。

ヴァッハウ渓谷沿いの見どころとしては、旧石器時代の遺跡、中世の城址や数々の建造物跡、近代になって補修・修復された豪華な城や修道院、そして形のない文化をも伝える多くの博物館などがあげられる。

また、街を歩けば、非常に保存状態のいい古い町並みや城壁が散策を楽しいものにしてくれる。

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メルク

メルクはヴァッハウ渓谷の上流である西側起点にあたる町で、ウィーンからヴァッハウ渓谷を訪れる際には、観光の拠点ともなる。

メルク一番の見どころは、ドナウ川の分流地点の丘に立つベネディクト系「メルク修道院」だ。

メルク修道院(Stift Melk)

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「メルクの横にのびた摩天楼」、「信仰の要塞」などと呼ばれることから想像されるように、メルク修道院はその荘厳な姿を誇るメルクの、そしてヴァッハウ渓谷のシンボル的存在だ。

幅320m塔の高さ65mのバロック建築の外観は、小都市には不釣り合いなほど華麗。内部はさらにゴージャスで、金色に輝く付属教会、10万冊以上の蔵書を誇る図書館、「大理石の間」と呼ばれる大広間など、宮殿の間違いではないかと目を疑う。当時の修道会が持つ権力と富を見せつけられる。

フランスへと輿入れするマリー・アントワネットもここで一夜を過ごしたという。

ドナウ川くだり

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メルク修道院の丘を下り、川沿いの遊歩道を少し歩くと、ドナウ川くだりの船着き場が見えてくる。メルク―クレムス間の約35kmを、下り1時間半、上り3時間弱で結ぶ船旅だ。途中下船も可能。

クルーズ船は何種類かあり、多少構造が異なっているものの、多くの船は最上部がオープンデッキとなっていて、景観を楽しみたい乗客のほとんどがその席を狙って乗り場で並ぶ。下の階はレストランになっていて、食事やお茶を楽しみながらのクルーズも可能だ。

ハイシーズンである夏季はかなり混雑するが、シーズンオープン直後やシーズンオフ直前は人の姿がまばらとなり、貸切気分を味わえるのでおすすめ。冬は原則として運航されない。

船内では、途中の景勝地を案内するテープが流されていて、日本語もある。

アッグシュタイン(Aggstein)

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ヴァッハウ渓谷の中間に位置するアッグシュタインの城址は盗賊貴族や盗賊騎士が住みついていたという伝説が残されている。

崖の上に立つアッグシュタイン城からドナウ川へと鎖を渡して船を止めて略奪をした、捕虜を絶壁に追い詰めて餓死か飛び降りかを迫ったなどの逸話は、実際に崖の上の城址に立つと景観の怖いくらいの素晴らしさに圧倒されて、ただの伝説とは思えなくなりそうだ。

ヴィレンドルフ(Willendorf)

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「ヴィレンドルフのヴィーナス」が出土したことで知られる小さな村。旧石器時代に集落があったとされ、20世紀に入って、精緻な石像など多くの出土品が発見されている。

この土地には存在しない石灰岩を彫ったもので、2万年以上前から存在しているというヴィーナスの実物はウィーン自然史博物館に保管されているが、大型化されたものが村に記念碑として建てられている。日本の埴輪と似た丸みのある姿にデジャブを感じないでもない。

デュルンシュタイン(Duernstein)

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ヴァッハウ渓谷の中でも見どころが多く、観光客に人気のある小さな村が「デュルンシュタイン」だ。村は水色の教会と赤い屋根の街並みが特徴で、中世から抜け出してきたような、絵葉書か絵画のようなかわいらしさを持つ。

通りではお土産物屋が軒を連ね、ワインだけでなくジャムやリキュールなど手作りの特産物の数々を買い物できるとして、ドナウ川くだりを途中下船して訪れる人は多い。

小高い丘の上には「デュルンスタイン城(キューンリンガー城)」の廃墟が残されている。12世紀半ばに建てられたという城には、リチャード1世(獅子心王)が幽閉されていたが、吟遊詩人となった騎士ブロンデルによって発見されたという伝説が残されている。

城は17世紀に爆破され、現在は完全なる倒壊寸前の廃墟となっている。大きな岩を組み込んで建てられていたらしい居城跡には、自己責任で見学するようにとの看板が立てられている。

保存状態のいい廃墟というとおかしな表現だが、廃墟としての姿を正しく残していて、中世のロマンを感じイマジネーションを膨らませながら歩き回ると楽しい。

そして、高台まで上ったご褒美である見下ろす景色は文句なく一級品だ。

クレムス(Krems)

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船でも電車でもアクセス可能な、ヴァッハウ渓谷の東側の拠点でありウィーン寄りの町でもあるクレムスは、街の中にゴシック・ルネサンス・バロックなどの建造物が調和して存在している。城壁、城砦、城、教会など見どころは多い。

ワインの産地としても知られていて、町には市立ワイン博物館がありその展示内容もさることながら、博物館に転用されている昔はワイン作りを行っていただろうドミニコ修道院の建物も一見の価値があり、是非訪れたい。

博物館めぐり

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クレムスの「ワインミュージアム」、「クンストハレ・クレムス」、「風刺画美術館」、ヴァイセンキルヒェンの「ヴァッハウ博物館」、シュピッツの「船の博物館」など、寄り道したい博物館が勢ぞろい。

また、各地の城や修道院、教会にも、常設展示があり、数百年に渡ってそこで暮らしてきた人々の歴史を垣間見ることができる。

ヴァッハウコンビチケット

ヴァッハウ渓谷へはウィーンから電車を使って訪れることが多い。そのため、ウィーンからメルクかクレムスまでの往復の乗車料金とメルクークレムス間のクルーズ料金、メルク修道院の入場料がセットとなったヴァッハウコンビチケットが人気となっている。

また、ヴァッハウ渓谷に滞在する人には、食事やサイクリングとクルーズのコンビチケットもあり、好みに合わせて選ぶことができる。

電車とのコンビチケットはウィーンの駅で、ヴァッハウ近辺でも駅やインフォメーションなどで購入できる。

最後に

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川くだりというと、アドベンチャーチックなイメージが強い日本とは違い、ドナウ川くだりではワインやハム、ソーセージを味わいながら、ゆったりとした流れに身を任せて川岸の景観を楽しむ。

ヴァッハウ渓谷の両岸はどこもかしこも中世の香りが漂っている。気になる場所は下船して歩き、ホイリゲ(居酒屋)で地物のワインを舐めながら足を休める。そんな時間や旅のスタイルにこだわらずゆったりとした時間を過ごしたい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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