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世界の珍しい少数民族に会いに行こう!~その1「アジア編」

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一つの国や一定の地域で暮らす住民のうち、人数的に少数である民族グループを「少数民族」と呼ぶようです。

あくまで相対的に少数であればいいので、数百万から数千万単位の大民族でありながら、少数民族と呼ばれる例もあれば、わずか数十万人程度で絶滅の危機にあっても、少数民族ではない例もあるというあやふやさ。

ここで取り上げるのは、いろいろな意味で「珍しい」面をもつ少数民族。彼らの特徴や所在地についてまとめてみました。目新しい旅の目的ってないものかな~と考えあぐねているなら、「珍しい」少数民族に会いに行く旅はいかがでしょうか?

まずは、世界各地に散らばる少数民族の中から、在アジアの代表を巡ってみましょう。

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ルー族(ベトナム)

ベトナムのお歯黒族。彼らの場合、15,6歳が女性の成人年齢にあたり、この頃から口の中全体を黒~く塗り始めます。木を燃やしてできたタール状の黒い塊を毎晩丹念に塗り込んでいくのですが、時代の流れか若者たちは白い歯を好む傾向にあるようで、お歯黒にしているのはおばちゃんたちばかり。

このお歯黒、もともとは歯を白いままにしておくと、悪魔に間違えられる、野生動物のように野蛮な恥ずかしい姿として忌み嫌ったという理由で行っていたそうです。

ルー族はほかに、織物や刺繍などの手芸技術を誇り、頭に巻く2m超のスカーフ、首からたすき掛けする飾り、ベルトなどには美しい刺繍が施されています。実用性はともかく、手の込んだ刺繍が施されたスカーフやベルトは人気のお土産です。

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パダウン族・カレン族(タイ北部、ミャンマー)

俗に「首長族」と呼ばれている民族で、首にグルグルと金・銀色のわっこをはめています。これは、満月の水曜日に生まれた少女だけが真鍮の首輪を首に巻きつけるというしきたりが元にあるのですが、現在は観光客の好みに合わせ、女性のほとんどがグルグルしています。首が長く伸びてみえるのは、わっこの厚みで顎を押し上げ、わっこの重みで鎖骨を押し下げているせい。首の骨が伸びているわけではなく、健康被害はないそうです。

ミャンマー国内に「カレン族」として2~3万人、内戦から逃れてタイに移り住んだカレン族の一部「パダウン族」は500人程度。カレン族は精霊を信じ、シャーマンや長老に従って狩猟や軽耕作を行って生活しています。

旅で訪れやすいタイのパダウン族はもっぱら観光収入に頼っての生活なので、観光客に対して「お土産買ってけ」攻撃が激しいのが残念な特徴です。

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赤ザオ族(ベトナム、タイ、ラオス、ミャンマー、中国雲南省)

赤くて厚い座布団のような頭巾と鳥や草花刺繍を施し赤く縁どられた黒い民族衣装が特徴。この頭巾、赤い布を何枚も重ねて厚みを持たせて形を整え、背中や肩にぶら下がるようにコインや鈴、糸房などをたくさん配しています。そのため重い!10kg近くになるものもあるそうです。首が鍛えられそう。

ザオ族は中国出身の古い民族で、その先祖は古代中国の女王と犬の間に生まれたとの言い伝えがあります。これ、日本の南総里見八犬伝の核になっているという説もあります。

ザオ族はその後10種以上の支族に分かれていき、ベトナム、タイ、ラオス、ミャンマー、中国雲南省などの高原地帯で棚田を作る農耕と刺繍小物などの観光土産販売を行って暮らしています。ベトナムなどの一部では「ホームステイ」を受け入れている村もあり、訪れやすい環境が整った赤ずきんの里として人気があります。

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ラダック人(インド)

インド国内でも最も北の標高の高い高山地域、過去にはカシミールと呼ばれたエリアで暮らす民族です。現在はインドに含まれていますが、アフガニスタンや中国とも近く、特にチベットとの関係の濃さはその外見や外観で一目瞭然です。

ラダック人は、文化風習もインド系ではなくチベット系に近く、でもチベットとも一線を画す独自性を持っています。

中国に組み込まれているチベット自治区よりも古き良きチベット文化をそのまま残しているともいわれ、多くの仏教僧院があり、そこにある巨大な極彩色の曼陀羅は地元では信仰の対象として、世界的には芸術として注目されています。また、チベット仏教以外の古い仏教遺跡も多く残されていて、興味は尽きません。

旅行者立ち入り禁止措置が取られるような国境線争いが起きている現場近くではあるものの、ラダックは観光地として旅行者に公開されているため、訪れることが可能です。

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ラバリ族(インド)

インド国内でも多くの少数民族が集中して暮らすラジャスタン州にとびきりオシャレな遊牧民族がいます。それがラバリ族。

男性は真っ白な(といっても年月を経て灰色がかってはいますが)上下に真っ赤なターバンといういで立ちで、羊や山羊を追っています。シンプルなだけに、なんだかお揃いのユニフォームのよう。

一方で女性陣は豪華絢爛。彼女たちが着るサリーは赤・黒・青などの極彩色が好まれ、細かい刺繍が施され、ビーズや鈴などが縫い付けられています。さらに、頭から上半身を覆うように華やかな柄のストールをかぶっています。

耳や鼻には大きなピアス、腕には素肌が見えないほどの腕輪が何連にも嵌っています。結婚などの儀式の際には銀製の装身具を全身にまとい、ここぞとばかりに着飾りますが、結婚後は地味な衣装しか着られなくなるのだそうです。

特に観光経営を行っていない遊牧民族なので、ブラリと自力で訪れるしかありません。儀式などにぶつかれば最高にラッキー。そうでなくても、同地域のほかの少数民族とは違った、彼らのオシャレ感覚驚かされることでしょう。

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ムスタン族、マスタング族(ネパール自治領)

ムスタンともマスタングとも発音されますが、マスタングではアメ車しか思い浮かばない…という人も多いのではないでしょうか。

ムスタン族は、2008年までネパール領ではあっても自治王国として存在していたムスタン王国の住民たちを指します。チベットのように中国に組み込まれることなく、ネパール領内で自治権を保ってきました。ところが、2008年にネパールが藩王制度を廃止したため、王は退位し王国も消滅してしまったのです。残念。

長く鎖国を通してきたムスタンは独自の古い文化を残しています。今はその一部が外国人にも開放され、チベット仏教の洞窟や岩を掘って作った僧院、多くの寺院などを見学できます。

ムスタン族そのものが絶滅するというよりは、これまで完璧なほどに守られてきた、彼らの「歴史」や「文化」が、王国がなくなり鎖国が解けたことで、急激に失われていくだろうとして、その価値が問われている民族です。

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ツァータン族、トゥバ人(モンゴル)

モンゴル北部、シベリアとつながる凍てつく大地で、トナカイを連れて移動していく民族がいます。それがツァータン族。日本人とよく似た顔や体つきを持つ彼らはモンゴロイド。青いお尻を持って生まれてくる仲間です。

原始的な生活スタイルを昔も今も大きく変えることなく、トナカイを中心とした生活を送り、精神的にはシャーマニズムを信仰して暮らしています。

問題は彼らに会いたいと思っても、彼らは深い森の中を移動中。普通の旅人が追いかけていける場所ではないところです。でも、ツァータン族はモンゴル人でもあります。モンゴルの国民的祭典であるナーダムの時期には、人が暮らす街に現れることもあります。その時を狙いましょう。

実は、近年は一部のツァータン族の家族が観光客を受け入れるホームステイのような取り組みを行っています。トナカイに乗り、彼らの住まいであるテント「オルツ」で食事をとったり宿泊したりできることから、人気を集めています。

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まとめとして

少数民族は、その生活の場が辺鄙であったり、生活スタイルが独特であることから、多数民族に組み込まれることなく生き残ってきました。だからこそ、魅力的なのでしょう。

でも、観光化を目指す国や地域の後押しがあり、世界の情報化で少数民族内側からも開放すべきだ、近代化・現代化していくべきだという声も自然に起こっています。その結果、鎖国や立ち入り禁止措置が解かれていき、少数民族は探検家だけが訪れ遭遇できる存在から、普通の旅人にとっても身近な存在になりました。でも、その分彼ら本来の魅力は薄れていく…

ジレンマですが、旅人としては、彼らの魅力に逆らって、見て見ぬふりするなんて、できそうにありません。

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