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中東の治安〜安全な国・危険な国を解説付きでリストアップ

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中東と聞いて最初に何を想像するでしょうか。
多くの方が中東と聞くと「戦争」「テロ」などネガティブなイメージを思い浮かべると思います。確かにシリア内戦や、イスラーム国、各所での過激派組織の声明など中東が物騒な出来事が多いことは事実です。

しかし、イメージだけで中東を避けてしまうのは非常に勿体無いことです。中東は他の地域では味わえないほど刺激に溢れた場所です。日本人からは想像もできない宗教に準じた暮らしぶりや食事など、世界観を変えてくれるような魅力的な場所です。

とは言っても、やはり中東には物騒な国がいくつかあります。
そこで今回は中東に興味があるけど治安の面で敬遠している方向けに、中東が大好きな私が中東諸国を「安全な国」「注意をすれば快適に過ごせる国」「避けるべき国(入れない国)」の3パターンに分類してご紹介します。旅先を選ぶ参考、または中東のぼんやりしたイメージを明確にするために見ていただけたらと思います。

*中東に含まれる国は学者によって異なるため、今回は東はアフガニスタン〜西はエジプトまで、北はトルコ〜南はイエメンまでを中東とします。

それでは早速チェックしていきましょう。

【安全な国】

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クウェート

アラビア半島北東に位置する国。湾岸諸国だけあって治安は日本並みです。海外旅行の心構えだけ押さえていれば快適に過ごすことができます。

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バーレーン

ペルシア湾に浮かぶ小国。サウジアラビアと橋でつながっていますが、サウジへの入国は困難であり、基本的に空路のみの入国となります。
観光地としては知名度が低いですが、行った人で後悔した人はいないくらい快適に楽しめる国です。

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カタール

アラビア半島東部に位置する国。日本からはカタール航空を利用してトランジットでドーハ国際空港を利用する人が多いかと思います。
観光できるものはほぼない国ですが、近年急発展を遂げている国です。
カタール航空の利用客で、トランジットの時間が8時間以上あれば超豪華ホテル(無料送迎付き)で無料で休憩することができるので、そのためだけでも入国する価値がある国です。

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アラブ首長国連邦(UAE)

アラビア半島東部に位置する国。言わずと知れたリゾート地・ドバイがある湾岸の国です。
7つの首長国から構成されており、アブダビ・ドバイ以外は観光地としてはまだまだですがどこも治安は全く問題ありません。不安だけど中東の雰囲気を少しでも味わいたいという人にとってはぜひオススメのリゾート国です。

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オマーン

アラビア半島の南東に位置する国。イマーム(オマーンの統治者の称号)の一族の中には日本人の妃を迎えた人もおり、日本との結びつきが深い国です。
西端は現在内戦中のイエメンと接しており物騒ですが、それ以外はペルシア湾の美しい景色を楽しめるリゾート地です。

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ヨルダン

シリア、イラクという不安定な地域に接しているにもかかわらず安定を保ち続けている国。イスラーム国による邦人殺害の件で目にした人も多いかと思います。
南部にはリゾート地であるアカバ湾や、インディージョーンズのロケ地ともなったペトラ遺跡があり、中東きっての観光地です。

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イスラエル

中東のヨーロッパと称されるほど、中東色がない国です。中東紛争の要因の一つでもありますが、民族はユダヤ人。
物価が周辺諸国と比べてはるかに高く、バックパッカーにとっては長期滞在が難しい国ですが、世界最古の都市や死海での浮遊体験ができるなど観光資源が満載の国です。

【注意をすれば快適に過ごせる国】

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イラン

周辺諸国との国境は外務省の渡航情報でも最大警戒レベル(退避勧告)と危険ですが、首都テヘランなどは治安を気にすることなく観光を楽しむことができます。
世界史の資料集には必ず載っているほど有名な美しいモスクもあり、一度は行きたい国です。
警戒すべきは服装です。特に女性は、誰しもスカーフなどで髪を隠し、必要以上に肌を露出させないようにする必要があります。

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トルコ

中東でもありヨーロッパでもある国。オスマン帝国時代に建てられた美しいモスクがあるイスタンブールなど、観光地として一押しの国です。

近年情勢の悪化で首都を含め爆破事件が相次いでいるので注意が必要ですが、そのことによりいきなりトルコが大変危険となるわけではありません。今後の動向がきになるところです。

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イラク

イラク…「えっ!?」と思う人も多いかと思います。確かにイスラーム国で騒がれている国ですが、北部にあるクルド自治区・エルビルなどは外資系企業の進出が近年盛んなほど発展している地域です。
飛行機も飛んでいるため、入国することも可能です。
※陸路で入国しようとして逮捕された、強制送還を受けた日本人が数人いるので、訪れる場合には空路のほうがいいでしょう。

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エジプト

エジプトは大きく分けると二つの地域に分けられます。一つがカイロのあるアフリカ側、もう一つが大陸とつながっているシナイ半島です。アフリカ側、特にカイロでは時々爆破事件がありますが、現地に滞在する日本人も多く、普段通りの生活を送る分には快適に過ごすことができます。

シナイ半島では、反政府組織の勢力が強く、外国人を狙ったテロ事件も頻発しています。エジプトに行く場合は空路での入国を強くオススメします。

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レバノン

フランス語を公用語の一つとし、イスラーム教国家の中ではかなり開放的な国です。
レバノン自体は危険ではないのですが、シリアを中心として難民が多く押し寄せてきたり、国境を越えると過激派組織の領域に入るなど、国外を原因とした問題が深刻化しています。

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パレスチナ

イスラエルの内部にある自治政府。いまだ国家樹立が認められずイスラエルとの対立が深刻化しています。
パレスチナ自体は全く危険ではなく、人々も温かく迎えてくれるため観光地としても十分に満喫することができます。イスラエルとの局地的な対立・紛争が頻発しているのでその点は注意が必要です。

【避けるべき国(入れない国)】

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サウジアラビア

イスラーム教の聖地であるメッカとメディナを抱え、特に戒律が厳しい国です。
他の湾岸諸国とは異なり観光も保守的で、観光ビザが発行されていません。そのため留学や就労ビザでないとそもそも入国ができません。
危険な国ではないのですが、入国が難しいのが残念です。

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アフガニスタン

冷戦期のソ連による侵略、その後の内戦により今なお不安定なアフガニスタン。
以前は入国も可能で、世界一周旅行者の中には危険を冒してまで入国した人もいました。しかし現在は唯一入国が可能であった国境からの入国も許可がおりないため、事実上日本人の入国が不可能となりました。

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シリア

2011年のアラブの春以降、数年にも及ぶ内戦で崩壊寸前の国家です。アサド政権による空爆、反体制派組織、イスラーム国などあらゆる勢力によって混沌とした内戦下となっています。
入国しようとする人はいないとは思いますが、そもそも入国が不可能です。

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イエメン

以前から北部と南部の対立が激しかったイエメン。以前は北イエメンと南イエメンというように二つの国家に分かれていたのをご存知でしょうか?
2015年にイエメンの内戦が激化し、サウジアラビアを始めとする国々が武力介入を開始し、完全な戦闘状態に陥りました。
インド洋に浮かぶソコトラ島が有名でしたが、現在はビザが発給されず、アフガニスタンやシリア同様に入国許可が降りません。

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まとめ

どの国が安全で、どの国が注意すべきか、なんとなくわかってもらえましたか?

中東といっても上記のように旅行者でも安全な国もあります。「避けるべき国」以外は十分観光を楽しむことができるので、ぜひアラビアンナイトの世界を楽しんでみてください。

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