入院中の患者にとって一番の励ましに、愛犬・愛猫のお見舞い

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病院の病室で動物と一緒に過ごすなんてありえない? それが日本はもちろん、ほとんど世界中の病院の常識でしょう。

でも、近年アメリカを中心に、ペットによる飼い主のお見舞いが認められる例が増えています。そして、そのお見舞いは、病院で受けられる治療とは違った「効果」を上げることも認められつつあるようです。

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ひょっとしたら家族よりも会いたい愛する動物たち

長期入院を余儀なくされた時、何がつらいかといえば、一緒に毎日を過ごすのが当たり前である家族や友人たちと会えないこと。

その家族が人間であれば、見舞いに来てもらうことで、会うことも会話をすることも、時には触れ合うことも可能です。でも、動物となると話は別。毎日一緒に散歩をする犬、一緒に眠る猫たちとは、当然のように引き離された入院生活になってしまいます。

闘病や治療のためには仕方のないことと分かってはいても、それはとても寂しい入院生活です。それが、再び退院できる可能性のない最期の入院だったとしたら、会えないという心残りの大きさは計り知れません。

ただのペットじゃない! 家族なんだ

一緒に暮らす動物を、「ペット」と呼ばず「家族」と呼ぶ人たちがいます。彼らは人間と動物の垣根を超え、ただの「ナデナデ」してかわいがり・かわいがられるだけの関係ではなく、兄弟や親子のように心をかわし合う存在として認め合う関係を築いています。

そんな人たちにとって、家族である動物と離れて過ごす入院生活は、闘病やケガの治療の辛さに悲しみや寂しさをプラスした時間となります。

近年になって、そんな人たち、そして動物たちの心を癒す取り組みが活発化しています。

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入院時こそペットたちが心の支えに

アメリカ・メリーランドの病院では、半年以上の入院を余儀なくされるような患者にとって、彼らの家族の一員である動物(犬・猫)の見舞いほど、慰めになるものはないとして、The Faithful Friends personal pet visitation programを2008年から導入しています。

長期間入院ともなれば、病院にも入院にも治療にもある程度慣れることができます。でも、病院はあくまで病院であって、自宅とは違うのが当たり前。その違和感をペットの見舞いが緩和してくれる効果があるといいます。

特に長期入院中の子どもにとって、家族であり友だちでもあるペットの見舞いは、「今度、君のペットが見舞いくるよ」というニュースだけでも気持ちを明るくさせる効果があり、実際に対面が実現すれば、喜びに興奮するペットとそれを見て笑みこぼれる入院患者である子どもの姿は、周囲を驚かせるほどの元気さを見せるそうです。

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元祖動物の癒し「ペットセラピー」

病院を訪れる動物といえば、ペットセラピーが以前から行われてきました。これは、病院などを訪れるために一定の訓練を受けた動物たちが不特定の病院や患者のもとを訪れて、患者たちと触れ合うことで「癒し」をもたらすというもの。

ペットセラピーに参加する動物たちは、しつけ面でも健康面でも厳しいチェックをクリアしています。このペットセラピーも、寂し入院生活に彩りや活気を与え、やはり特に長期入院患者にとって大きな楽しみとなり、癒しともなってきました。

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新しい癒しの形「パーソナルペットビジテーション」

ここにきて、もっと効果の高い方法としてパーソナルペットビジテーションという仕組みが生まれています。

これは、セラピー動物ではなく、自分のペットに見舞いに来てもらおうという取り組みで、ペットテラピーと比較して、より入院生活の不安を軽減し、さらには、入院期間の短縮化という治療と密接した効果も出ているといいます。

初対面の動物からでも癒しは得られますが、それが自分のペットであれば、癒し度も格段にアップするわけです。これは、ペットと暮らしたことのある人、動物好きの人なら、すんなりと理解できる事実でしょう。

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現時点では限られた入院患者の限られた条件下でのみ実現

パーソナルペットビジテーションプログラムを導入する病院は増加傾向にありますが、それでもまだ少数派。効果があるとしてプログラムを導入している病院であっても、その受け入れ態勢には差があり、戸惑いもあるようです。そこには、衛生面の問題もあれば、ほかの入院患者の視点から苦情が出ることもあるでしょう。

現時点では、これらの状況を鑑み、いくつかのルールに則ってペットの受け入れが行われています。それは例えば、「長期入院患者、または末期患者に限る」「病院内の定められた場所でだけ」「短時間だけ」「犬だけ」など。

この条件からもれれば、今もペットとは会うことができないストレスを抱えたまま入院生活を送らざるを得ません。

会えないことでストレスを感じているのは、ペットも同じ

ここまでご紹介したのは、あくまで入院した飼い主である人間が、ペットである動物に会えないことで感じるストレスを解消し、それで治療効果を少しでも上げようという取り組みでした。

でも、自宅に取り残されたペットもまた飼い主に会えないことで大きなストレスを抱えているという指摘があります。これまた、飼い主が外出先から帰った時でさえ全身で喜びを表してくれるペットと暮らしたことのある人にとっては当たり前の事実かもしれませんが、世間一般で認められる考え方でもありません。

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ペットが飼い主のお見舞いのために家出!?

10歳のミニチュアシュナウザー「シシー」は、自宅を抜け出して、20ブロック離れた病院で入院している飼い主のもとへとやってきました。彼女は、それまで家出をしたこともばければ、その病院を訪れたこともなかったそうですが、飼い主のニオイかそれとも奇跡に導かれてか、4時間かけて病院に辿りついたのです。

病院では、特別に数分間の「面会」を許可し、飼い主とシシーは感動の再会を果たしました。

ペットであるシシー―が、(おそらく)飼い主の不在を心配し、会いたいという意思を持って行動したことから、ペットもまた飼い主の不在に心を動かされていることが想像できます。

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ペットが患うだろうオーナーロスを防ぐための面会を認める病院も

人間はペットに会えない理由を理解できますが、ペットは自分の飼い主が帰ってこない理由を理解できません。そのため、飼い主と引き離された時に感じる不安はより大きい可能性さえあります。

ペットロスは大切なペットを失った人間が患う心の病です。これに対して、オーナーを失ってしまったペットが患うのが「オーナーロス」。

カリフォルニアで脳溢血のため意識不明で横たわる男性のもとを、愛犬「モリー」が訪れました。家族の、愛犬に最期の別れをさせたいとの希望を病院が叶えてくれたのです。

延命のための管につながれて、もう目を開けることも起き上がることもない飼い主に寄り添ったモリーは、いつものように駆け寄って飛びつくかわりに、ためらいがちに近づいて、反応を見せない飼い主から、明らかに異変を感じ取っていたといいます。

モリーがオーナーの「死」を理解できたかどうかは誰にも分りませんが、それでも、オーナーが家に帰ってくることができない理由はきっと理解できたことでしょう。

この例では、患者である人間は最期の時を迎えているとはいえ、すでに意識がなく、「ペットに会いたい」という意思も持たなければ、「ペットに会うことで癒される」という効果も期待できません。あくまで、ペットがオーナーに会うことに意味を見出しての面会です。

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まとめとして

ペットたちが家族の中でしめる割合は確実に大きくなってきています。それに合わせて、より人間と同じ土俵でさまざまな権利を認めてほしいという要望と認めたいという希望、そして、それをどこまで認めることができるかという現実的な葛藤も生まれています。

アメリカで進む「ペットの見舞い」は、それが起こす奇跡の数々に後押しされながら、徐々に広がっています。

日本ではまだ、介助犬を除き、病院の一般病棟を飼い犬が訪れることはまず認められません。

日本にも多く存在しているはずの、病気やケガの治療のために離れ離れでつらい時を過ごしているオーナーとペットが病室で感動の面会時間を過ごせる時はいつやってくるのでしょうか。

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