古きと新しきが調和するフィンランドの古都トゥルクってどんな場所?

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トゥルク「Turku」/フィンランド・南西スオミ県

耳慣れないトゥルクという地名。そこは、フィンランドの古都であり、歴史と現代と未来とかデザイン面で美しく調和している。

トゥルクの売りはその美しい街並を形成する建造物の数々と、街の中心を流れるアウラ川と沿岸離島とバルト海のクルーズ。そして、郊外にあるムーミンワールド。

日本人に会うことのない北欧の古都の見どころをご紹介しよう。

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トゥルク大聖堂

1300年頃に建造されたトゥルクのランドマーク。当初は、カソリック教会として聖母マリアに捧げるために建てられた。

街の中心を流れるアウラ川沿いのヴァンハ・スールトリに隣接する地域に立ち、現在はフィンランドの福音ルーテル派の主教座がおかれる教会として市民たちの祈りと憩いの場になっている。

高いアーチ型の天井を持つバシリカ建築の聖堂は、煌びやかなステンドグラスに囲まれて荘厳な雰囲気を作りだしている。

トゥルクを襲った火災や戦災で大きな被害を受けたが、その度に修復されてきた。普段は自由に出入りができるほか、定期的にコンサートなども開かれている。

付属の教会博物館では、聖堂の歴史や数々の備品が展示されているが、聖堂の一番の見ものは博物館内ではなく礼拝堂の祭壇画。輝く大きなキリストの姿の前に跪く市民も多い。

有料トイレばかりのトゥルクの中で、この聖堂内のトイレは無料。聖堂内を見学させてもらい、休憩もさせてもらえるだけでなく、トイレも借りられるというトゥルク観光で一番のおすすめスポットだ。

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トゥルク城

1280年頃に建造が開始され、14~16世紀にかけて拡張されたものの、第二次世界大戦で大きな被害をうけたトゥルク城。現在は、ほぼ元通りの姿に修復され、歴史博物館となって一般に開放されている。

この博物館と「歴史と現代ミュージアム」との違いは、トゥルクの歴史やトゥルクの人々の生活に密着した展示内容となっている点。城内に残る、中世の面影を直に踏みしめ目で楽しみニオイをかぎながら、その生活ぶりを学ぶことができる貴重な場所だ。

外装は白い漆喰が剥がれて煉瓦がのぞいていたり、ところどころ崩れたままになっていたりと、いわゆる華やかな「お城」のイメージからはほど遠く、どちらかというと地下牢や開かずの間がありそうなイメージ。内部では舞踏会が開催されたというバンケットホールは見応えあり。

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屋外マーケット広場とマーケットホール

街の観光の中心になるのがこの屋外マーケット広場。駅からはちょっと離れているが、ここにたどり着けば、各観光拠点向けのバスにも迷わずのることができる。

マーケット広場という名の通り、さまざまな屋店が立ち並び、生鮮食料からお土産、合鍵ショップ、靴修理など、なんでもござれの場所となっている。

朝早くから店が開き、軽食類も販売されているので、観光前の腹ごしらえにもピッタリ。

マーケット広場は屋外だが、屋内にもマーケットができている。それがマーケットホール。こちらでは、生鮮食料のほか、スイーツショップ、パン屋、カフェなどがあり、天候・季節にかかわらずのんびりと過ごすことができる。

どちらも、トゥルクのローカル生活を垣間見ることができて面白いだろう。

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トゥルク図書館

20世紀初頭建築の旧館と21世紀初頭建築の新館とが隣接し、渡り廊下でつながっている巨大な図書館は、新旧文化の調和というトゥルクのテーマそのものを体現している。

新館内部の様子は図書館というよりはオシャレなアトリエやギャラリーといった雰囲気。ただの椅子とテーブルだけでなく、カウチスタイルやもたれ立ち読みスペースなど、椅子を中心とした家具のデザイナーショップだと言ってもいいくらい。

蔵書の大半は現地の言語であり読むことはできないものの、絵本・画集など見て楽しめるものも多い。観光施設とは一線を画すものの、誰もが自由に出入りできるオシャレスポットとして、時間が許せば立ち寄ってみたい場所だ。

無料のインターネットサービスがあるので、ネットカフェがわりにも使える。

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聖ヘンリー・エキュメニカル礼拝堂と復活礼拝堂

復活礼拝堂はシンプルスタイリッシュな教会。伝統や歴史はないが、外光とふんだんに使われた木材の温かい色合いが特徴の近代建築。

宗教画や銅像などはなく、白い壁に囲まれた空間はミュージアムのような落ち着きを持っている。

聖ヘンリー・エキュメニカル礼拝堂は、「アートチャペル」とも呼ばれるほど、フィンランドでもそのデザイン性が注目されている教会だ。太陽光や周囲の緑とのマッチングを大切にしたデザインは、巨大なサンルームのような心地よい空間を作り出している。

両側の壁が天井で合流する三角形の空間のあまりの斬新さに息をのむ。外壁は銅板でおおわれていて、ひっくり返った戦艦のよう。

これまた教会よりも、音楽堂やホールのような雰囲気が近い。

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アボア・ヴェトゥス & アルス・ノヴァ(歴史&現代アートミュージアム)

静かな緑の多い道にポツンとたたずむのが、ある意味正反対の「歴史」と「現代アート」をマッチングさせたミュージアムだ。

トゥルクが歴史に登場する初期中世から現代にいたるまでの歴史を詳細に解説しているだけでなく、ユニークかつ斬新な現代アートも鑑賞できるというこのスタイル。今までなかったのが不思議なほど。しょっぱいものを食べた後には甘いものを食べたくなる、あの感覚を満足させてくれる場所になっている。

またおすすめしたいのが、併設されているカフェ。生演奏を聴きながらのランチやブランチなどが楽しめるとして、ローカルたちにも人気のスポットになっている。

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ルオスタリンマキ手工芸野外博物館

街はずれの丘のそばにある野外博物館で、野外劇場のすぐ近くに位置している。

陶芸・革製品・活版印刷などの手技術を今も磨き続ける職人たちが工房を公開するというスタイルで、木造・ガラス窓の小さな工場でエプロン姿の技術者たちが黙々と制作に励む様子は地味ではあるが、じっと見ているとなかなか楽しいものだ。

このエリアは火災や戦災から逃れた古い建物が多く、街並みは古い映画のシーンのよう。

野外だけあってオープンするのは夏の観光シーズンとクリスマスの間だけなのが残念だが、特にクリスマスシーズンはここでしか購入できない手作りクリスマスグッズが売られているので、ぜひ足をのばしたい。

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ムーミンワールド

トゥルクの西15キロほどに浮かぶ無人島一つがそのままムーミンワールドというテーマパークになっている。ファンにとっては夢のような場所だ。

日本でもよく知られたムーミンシリーズをもとにつくられたメルヘンとファンタジーと不思議な物の怪たちでいっぱいのパーク内は、自然も多く、ファンならずともゆったりした気持ちを味わえるはず。ムーミンの世界に迷い込んだのかと本当に錯覚しそうな完成度の高さには感激する。

極寒の冬はクローズ。ムーミンたちは冬眠している設定らしい。ムーミンワールドにも行きたいなら旅の日程は夏に組もう。

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アウラ川

トゥルクを半分に分けるアウラ川。夏の川沿いには石畳の道が続き、屋台が出たり、音楽などのパフォーマンスをする人が立ったりと、ちょっとしたお祭りのような雰囲気でにぎわう。

川には個人所有のヨット、川下り用のクルーズ船などが係留されていて、周辺地域への交通の足として使うことも、観光クルーズ船としても楽しむことができる。

さらには、バルト海側に出ると、スウェーデンまで渡るクルーズ船もあり、優雅な船旅を体験することも可能だ。この辺りには離島が点在し、それらの島に渡って野生動物の観察をしたり、ポツンポツンと残る歴史的建造物を訪ねるホッピングツアーに参加するなどの楽しみもある。

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最後に

1229年にローマ教皇によって聖堂建築の命が出されたことで街が拓かれていったといわれ、その後1812年にヘルシンキがフィンランドの正式な首都として認定されるまでは、フィンランドの中心都市として栄えてきた。

ヘルシンキからトゥルクへは特急で2時間ほど。バスでもアクセスはそれほど悪くないが、日本人をはじめとしたアジア系観光客はヘルシンキまでは来てもトゥルクまで足をのばすことはほとんどなく、街でアジア人を見かける率は非常に少ない。

だからだろうか、人々は非常に優しく、根気強く英語で助け船を出してくれる。話してみると分かるが、日本人はトゥルクのことを知らないが、トゥルクの人々は意外なほど日本のことを知っていて、興味津々らしい。

是非トゥルクを訪れた際には、観光にプラスして市民レベルの文化交流を試みてほしい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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