大人のおむつ最高! ストレスにさらされる大人たちの究極の癒し

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世の中にはいろんな「嗜好」を持つ人がいます。その中でも近年アメリカでその仲間の輪を急激に広げているのが「おむつ愛好家」。

この現象、セクシャルなオプションとして好まれているというよりも、純粋に「おむつを穿くのが好き」な人達が増えていることから起きているようです。その証拠は、シカゴにオープンし、アメリカ各地のイベントにも参加するその店とオーナーと扱う品々の堂々とした明るさたるや驚き。

でも、なぜ今「おむつ」なのでしょうか? 201611214

大人のおむつを穿く3種類の人々

日本における一般常識的な「大人のおむつ」は介護用。主に年配の要介護の人たちが身に着けることで、本人は漏らすなどの不安から解消されて快適に過ごし、介護する側の負担も減るという優れものです。

ドラッグストアやスーパーマーケットの売り場に占める面積比率も年々高くなってきています。各メーカーとしても今後さらに伸びを期待できる分野として力を入れているのが日本における一般的な大人のおむつです。

でももう一種類、日本でも世界でも知られる「オトナのおむつ」の愛好家が存在しています。この場合のおむつの用途は「介護」ではなくセクシャルなオプション、フェティズムの一種です。いわゆる「おむつプレイ」を楽しむ人たちのための「オトナのおもちゃ」感覚のおむつ。ここには、コスプレ的な要素も含まれています。

そしてもう一つがアメリカで増加しているという純粋なる大人のおむつ愛好家たち。彼らは、大人のおむつに介護的な意味合いはもちろんのこと、セクシャルな意味合いも持たせることなく、ただただ、「愛用」することを究極の癒しと感じているのです。

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おむつ愛好家「ABDL」の世界

Adult Baby Diaper Lovers(大人の赤ちゃん用おむつ愛好家)を略してABDL。こんな名称がまかり通るほどに、アメリカにおけるおむつ愛好家たちは社会で一定の地位を確立しています。

彼らは「大人にはなってしまったけれど、気楽で幸せだった子どもの頃に戻りたい。だから子どものフリをすることで癒されよう」とする嗜好を持つ点で共通した仲間たち。ソーシャルネットワーク上でおむつを穿いたりおしゃぶりを吸ったりする姿をシェアするなどしてその輪はどんどん広がっています。

ABDLは、上記の3種類を含むあらゆるすべての大人のおむつ愛好家を指す表現です。ただその主流は「介護」でも「セクシャル」でもなく、「癒し」のためにおむつを着用する人たちとなりつつあるのです。

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ABDLが求める癒しとは

彼らは、自分がおむつを穿くことに癒しを得、他人がおむつを穿いている姿をみることにも喜びを感じるといいます。もっと快適でもっとオシャレなおむつを穿きたいと考え、その情報を仲間の間で共有したいとも願っています。

こう考えると、アニメやゴスロリやボンテージなどのコスプレ嗜好者と何一つ変わりません。犬好き・猫好き・爬虫類好きの集まり、車・バイク好きなどの仲間とも、広く捉えれば同じ感覚といえなくもありません。

ただ、嗜好の対象がおむつであり、それが本来は赤ちゃん(と要介護者)のためのものだという社会通年があるために、向けられる視線に複雑な色眼鏡がかかってしまうだけ(?)なのかもしれません。

癒しの方法こそ違っても、「癒し」を求めるという目的は同じなのです。

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大人のおむつはQuality of Lifeを向上させる…

ABDLたちは言います。「大人のおむつはQuality of Life」を向上させる」と。

このセリフ、介護用おむつを着用している人たちにとっては明確な事実でしょう。セクシャルな用途でおむつを穿く人たちにとってはLifeの部分をLoveに変えればピッタリ。

でも、おむつが癒しの人たちにとってのこのセリフ、どんな意味があるのでしょうか?

彼らは現代社会で「大人」として生きなければならないことに大きなストレスを感じています。そのストレスの原因を「大人」だからであり、「子ども」であれば感じずにすむはずだと考え、子ども時代でも特にイノセントでありストレスといえば、「お腹が空いた」、「眠たい」程度しかなかったおむつ時代にまでさかのぼることで、究極な癒しを得ようとするのです。

彼らは大人であって子どもに戻ることはできませんが、フリはできます。そのフリも隠れて時々コソコソとするのではく、できればいつも、大っぴらにすることでより大きな癒しを得られるわけ。その結果がABDLとしてのカミングアウトやコミュニティの発足や、専門店のオープンへとつながっているのです。

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おむつ愛好家が集う場所がシカゴにオープン!

ABDL専門店「Tykable」をシカゴにオープンさせたのは、自身もABDLである自称トッドさん30歳。彼は人生のほぼ半分にあたる14年間、毎日24時間おむつを穿いて生活してきたそうです。0才から14才までという意味ではなく、16才から30才まで。

もちろん、トイレ行為はおむつを穿いた状態で行うとのこと。おしゃぶりを吸いながら車を運転すると落ち着く、お気に入りのプラッシー(柔らかいぬいぐるみ)と一緒に行動して眠るなど、その生活は「正しく」子どもです。

トッドさんは、おむつ一丁で大人サイズのハイチェアーに座って子ども用の皿から手づかみでスナックを食べる様子などをツイッターに載せてきましたが、それに対する反響の大きさにはびっくり。3500を超えるフォロワーがつき、店のFacebookには1500余りのLike!が寄せられています。

彼の店には、ニーズと好奇心とを見たそうとする客たちの注目が集まっています。

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ABDLのための最新グッズたち

Tykableで扱っているのは、独自ブランドの大人用紙おむつをメインとして、おしゃぶりやヨダレ拭き、大人用のベビーコット(ベビーベッド)、ハイチェアー、室内用遊具などなど。子どものいる家庭で見かけるグッズのアダルトサイズ版がずらりと並んでいます。

当然、場所を取りお値段もかさみますが、ストレスのたまった大人たちにとっては、必要な投資なのかも。

特にトッドさん自身がモデルとなって売り出しているレザー風おむつカバーは、おむつの枠を飛び出してコスプレ化しているような気もします。

彼は紙おむつ姿でも、このレザー風おむつカバー姿でも、おしゃぶりサック状態でも、ウェブ上、イベント上、店頭に登場しています。

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世界のどこよりアメリカで盛り上がるワケ

大人のおむつは世界中にあります。セクシャルなオトナのおむつフェチも世界中にいるだろうと思われます。そしてこのニュースを読んだ今、大人のおむつに癒しを得ている人たちも決して少なくないのかもと感じられました。

ただ、現時点では盛り上がりを見せているのはアメリカ。なにゆえアメリカか? もっともストレスが大きな国だから? そうかもしれません。でも、それ以外にもいくつかの要因が浮かんできます。

まずアメリカという国が「個性」を許す社会であること。ここでいう個性は、アメリカ以外では個性の枠から飛び出てしまい、周囲に迷惑をかけるようなものも含まれます。アメリカでは「人と違う」ことをお互いに許し合うという大前提を良くも悪くも抱えた社会なのです。

また、全てにおいて個人主義を貫くのもアメリカです。癒しの方法も個人の好みを追求して没頭していいのです。やはり周囲の目を気にする必要はあまり考慮されません。

さらに付け加えると、下着姿のタブー感が薄いという特徴もあります。日本人であれば、男性であってもブリーフはもちろん、トランクス姿でも、人前にでるのは恥ずかしいこと。いくら若い世代を中心に露出量が増えているとは言っても、女性がブラとパンティ姿でいられるのは、着替えのための限られた時間と場所でだけ。

でも、この感覚がアメリカでは若干薄く、人前で下着姿になることに大きな抵抗を感じない傾向があります。

これらのアメリカ社会の通年もまた、ABDLが社会的に認められ、その数を増やしていく助けとなっているのでしょう。

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まとめとして

日本人だって、私個人だってストレスは感じています。癒されたいという欲求もあります。でも、おむつに走れるかと言われると「NO」。

おむつで本当に癒されるかと聞かれても、試したことがないからひょっとした信憑性に欠けるかもしれませんが、やっぱり「NO」。

でも、世の中にはいろんな人がいて、いろんな嗜好を持っているのは確か。それをある程度認めあう必要があるのも理解します。

ただ、道を歩いていて前からおむつ姿の大人が歩いてきたら、公園のベンチで隣におしゃぶりを加えた大人が座ったら…申し訳ないけれど、逃げ出してしまうかもしれません。

アメリカ並みに、個人の嗜好の自由を個性として受け入れられるようになるには、まだまだ修行が足りないようです。

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