急成長!この10年で伸びる、最も経済成長が著しい新興国10選

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市場調査会社BMIリサーチは、「未来の新興国市場トップ10」の最新版を発表しました。これらの国は、この先10年間で最も経済成長が著しい国です。BMIリサーチの推定によると、これら新興国は2025年までに世界のGDPを4.3兆ドル押し上げるとされています。これは、現在の日本の経済規模と同じ状況です。

一般的に、建設事業と製造業が、経済成長を支える産業です。BMIの報告によると、バングラデシュやミャンマー、パキスタンなどで、この業界の成長が著しく、「未来の新興国市場トップ10」に大きく影響を与えています。逆に、鉱業、石油、ガスなどの産業は過去15年間に比べ、衰退傾向です。

今回は、これから10年間で最も成長すると思われる新興国と、その成長を支える業界を紹介していこうと思います。

インドネシア

鉱業や石油、ガス産業の衰退に伴い、インドネシア経済は過去10年間に比べ、鉱業産物中心でなくなってきています。インドネシア政府は、インフラ設備を進め、仕事の効率化によって工業製品の輸出を中心にした経済成長に方向転換しようとしています。

  • 第一次産業部門:  アグリビジネス(農業関連産業)
  • 主要な輸出品: 鉱物性燃料、機械部品
  • 2015年のGDP成長率: 4.8%
  • 失業率: 5.5%
  • 為替: 1ドル、13,577.6インドネシアルピア

ベトナム

労働人口の66%が第一次産業に従事しているが、近年は第二、第三次産業が急成長。観光業の伸びが特に著しく、重要な外貨獲得源となっています。今後は製造業と建設業の成長が期待され、海外の投資家にとって魅力的な国であることは間違いありません。

サムスン電子とキヤノンは、莫大な資金を投じてベトナムで電子機器の生産・サービス拠点の建設を進めており、ベトナムが中国に次ぐ「世界の工場」の座を射止めることができるかが世界の企業家から注目されています。

  • 第一次産業部門:  アグリビジネス(農業関連産業)、石油の精製業
  • 主要な輸出品: 衣服、靴、電気機器
  • 2015年のGDP成長率: 6.7%
  • 失業率: 3%
  • 為替: 1ドル、 21,928ドン

フィリピン

キーセクターは自動車産業と建設業。健全な個人消費量と、建設ブームは相まって、乗客用の乗り物と商業用の乗り物の両方に大きな需要が生まれています。

汚職行為を防止する策ができたり、経済ビジネス環境の整備のおかげで、フィリピンへの投資を助けています。

  • 第一次産業部門:  データなし
  • 主要な輸出品: 半導体、電子部品、 輸送用機器
  • 2015年のGDP成長率: 5.8%
  • 失業率: 6.3%
  • 為替: 1ドル、 45.503ペソ

ミャンマー

2010年にミャンマーは民政移管を果たし、2011年に就任したテイン・セイン大統領が経済開放を進めたことにより、ミャンマー経済は再び国際社会に復帰しました。「アジア最後のフロンティア」と呼ばれるまでに経済成長が有望視される国家へと変貌をとげました。

現在のGDP成長率は7%と他の新興国に比べても高く、今後ますます成長するのではないかと、世界の投資家に期待されている国です。

  • 第一次産業部門:  鉱業
  • 主要な輸出品: 天然ガス、木材
  • 2015年のGDP成長率: 7%
  • 失業率: 5%
  • 為替: 1ドル、 1,171.8チャット

バングラデシュ

日本人7人が殺されたテロのニュースで話題に上がっているバングラデシュ。しかし、経済成長率は甚だしい新興国です。なかでも輸出中心の産業が強く、バングラデシュ国内のGDPの4分の1を占めており、今後も世界の製造業のハブ拠点になるとされています。

  • 第一次産業部門:  アグリビジネス(農業関連産業)
  • 主要な輸出品: 衣服、農業商品
  • 2015年のGDP成長率: 6.4%
  • 失業率: 4.9%
  • 為替: 1ドル、77.42バングラデシュタカ

エチオピア

急速な都市化と、インフラ整備のための建設業の発展が、この国の経済成長を押し上げるのではないかと予測されている。エチオピアの建設業の成長はサブサハラアフリカでトップです。2016年から2025年までの実質経済成長率は10.7%になると予測されています。

  • 第一次産業部門:  アグリビジネス(農業関連産業)
  • 主要な輸出品: コーヒー、オイルシード、野菜、金
  • 2015年のGDP成長率: 10.2%
  • 失業率: 16.8%
  • 為替: 1ドル、21.55エチオピアブル

ケニア

ケニアの工業化は他のアフリカ諸国と比べると比較的進んでおり、特に製造業の発展が著しいです。自然条件とケニア政府による園芸産業育成により、欧州連合(EU)向け花卉の最大の供給源です。

ケニアは必要な資源エネルギーを全て輸入で賄っていますが、今後はエネルギー製品の価格が減少するとされており、これによってケニア国民の消費がたかまるのではないかと予測されています。経済成長はインフラの設備や、金融サービス、小売業の発展によって支えられるとされています。

  • 第一次産業部門:  データなし
  • 主要な輸出品: 紅茶、園芸製品、コーヒー
  • 2015年のGDP成長率: 5.6%
  • 失業率: 40%
  • 為替: 1ドル、 99.73ケニアシリング

ナイジェリア

ナイジェリアはアフリカ屈指の経済大国であり、アフリカ経済の4分の1を占める規模を持ちます。ナイジェリア統計局の発表によると、2013年のナイジェリアのGDPは約5100億ドルであり、日本の大阪府に兵庫県を加えたのとほぼ同じ経済規模です。

サハラ以南アフリカで最初にOPECに加盟を果たし、アフリカ大陸ではエジプトと共にNEXT11にも数えられており、日本を超える人口の多さも相まってアフリカ最大の規模です。このGDPの規模は、世界24位であり、G20のすぐ下に付けています。

  • 第一次産業部門:  データなし
  • 主要な輸出品: 石油、カカオ
  • 2015年のGDP成長率: 2.7%
  • 失業率: 23.9%
  • 為替: 1ドル、 196.9ナイラ

エジプト

エジプトは、アフリカでは屈指の経済規模でありBRICsの次に経済発展が期待できると言われているNEXT11の一国にも数えられています。都市エリアへの移住が進んでおり、毎年100万人の人口移動が起きており、これはこの先10年間続くとみられていることから、エジプトの住宅産業への投資をしている会社も多いです。

  • 第一次産業部門:  天然ガス
  • 主要な輸出品: 石油、野菜果物、綿
  • 2015年のGDP成長率: 4.2%
  • 失業率: 12.8%
  • 為替: 1ドル、7.72エジプトポンド

パキスタン

製造業ハブの成長とともに、今後もパキスタンの経済成長は続くだろうとされています。特に、布製品や自動車産業の成長は著しく、今後10年間の前半で飛躍的に伸びると予測されています。

国内の製造業への投資は、資源エネルギーの価格が下がったことに支えられており、国内のエネルギー供給を改善してきました。

  • 第一次産業部門:  アグリビジネス(農業関連産業)、石油
  • 主要な輸出品: 布、米
  • 2015年のGDP成長率: 4.2%
  • 失業率: 6.5%
  • 為替: 1ドル、 101.45パキスタン・ルピー

まとめ

いかがでしたか?今まで「発展途上国」という一言で括られてきた上記の国々。過去では考えられないくらい、急激に成長しようとしています。

もしかしたら、物価もグンと上がってしまうかもしれません。ぜひ、今のうちに色んな国を旅してみるのもいいでしょう。

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