日本人から見た「アメリカ人」と「フランス人」の国民性の違い7つ

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“外国人”を一括りにはできないとはよく言われたことですが、“欧米人”も一括りにはできません。私も実は昔は、「欧米人はそれぞれどこが違うの?」と思っていました。しかし、アメリカ人の友達が出来たり、フランスで生活するようになったり、ひとことに「欧米人」と言っても結構違うんだなぁと思ったものです。

そこで今回は、日本人から見たアメリカ人とフランス人の違いを7つにまとめてみました。もちろん、これらはステレオタイプで全ての人に当てはまるわけではありませんが、大体このような特徴を持っているかと思います。

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オープンでストレートな米国人、ひねくれあまのじゃくなフランス人

「外国人はオープンで明るい」という漠然としたイメージを持っている人がいますが、これはアメリカ人の国民性を反映したもので、フランス人には当てはまりません。

例えば、体を鍛えている男性に「筋肉モリモリだね」と褒めたとしましょう。するとアメリカ人は、「そうでしょう!毎日ジムに通っているからね!」と、褒め言葉をそのまま受け止め、ストレートに努力していることを認めます。とても素直でわかりやすいです。

対するフランス人は、「そんなことないよ。あ、でも腕立て伏せは300回できるけどね。」と言った具合に、一度は褒め言葉を否定しつつ、最後には自慢をします。フランス人はひねくれていて、とても面倒くさいです。

笑いのツボもアメリカ人とフランス人では少し違って、フランス人はよりブラックなユーモアを好みます。人間関係のいざこざがある時も、アメリカ人はストレートに嫌な気持ちを表現しますが、フランス人の場合はとりあえず表面上は取り繕います(でも嫌な気持ちはバレバレです)。

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ファッション

ファッションにも違いがあります。私は大学時代、外国人留学生の寮でボランティアをしていましたが、入学式や卒業式、誕生会やパーティーなどで、「TPOに合わせた服装を着よう」と心がけるのはフランス人でした。特別な行事の時には「どんな服装で行けばいいの?」と聞いてくる人が多いです。

対するアメリカ人は、入学式などでもTシャツに短パン、ビーサンなど、いつもと変わらない普段着で参加する人もなかにはいました。それと全体的に「おしゃれをしよう」という意識があるのはフランス人で、アメリカ人はさほどファッションを気にしていない印象でした。

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食に対するこだわり

フランス人は美食家というステレオタイプ通り、食に対するこだわりが強いです。例えば、フランスのマクドナルドフランス産高級牛のハンバーガー、バゲットをバンズ代わりにした「マックバゲット」、フランス産チーズを使った商品などを独自開発に余念がないです。これは、そもそもフランス人はファーストフードに対するネガティブイメージが強く、このイメージを払しょくするためのマーケティングが必要不可欠だからと言われています。

実際にフランス人は食事時間が世界で最も長く、1日に食事のためについやす時間は2時間14分。対するアメリカ人はテイクアウトやファーストフードで簡単に食事を済ませることも多く、1日の食事時間は80分にも満たないです。

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エチケット

エチケットやマナーに対してうるさいのは、フランス人。ホームパーティーで日本食をふるまうと、「どういうマナーがあるのか?」と聞いてくるのは、フランス人のほうが多いです。

言語としても、フランス語は英語の“YOU”にあたる単語が親しい人に対する“TU(チュ)”と、目上の人に対する“VOUS(ヴ)”の2つの言い方があります。「あなた」の言い方が1つしかない英語圏の人は、フランス語を学ぶときに”tu”と “vous”の使い分けに苦労するそうです。

日本人ほどではないですが、フランス人は服装のエチケットやあいさつ、品のある食事マナーなどを重要視します。対するアメリカ人は自由でのびのびとしている印象です。

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お酒とたばこ

WHOの調査によると、フランス人のアルコール消費量はアメリカの2倍です。フランス人にとって、食事とワインはワンセット。働くサラリーマンでも、昼からワイングラスを飲む人が珍しくありません。そんなワインの国というお国柄もあり、フランス人1人あたりのアルコール消費量(3年平均)は11.8リットルで、世界第5位です。

また、アメリカ人はタバコを吸う人が非常に少なく、2013年の米成人喫煙率は17.8%。日本は29.3%なので、日本人よりもアメリカ人は煙草を吸う人が珍しいです。対するフランスは31.7%と、日本よりも高く、特にフランスは女性の喫煙者が多いです。

大酒飲みで煙草をプカプカ吸う不健康な人は、アメリカよりもフランスに多いようです。

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宗教観

宗教観もアメリカとフランスでは大きく違います。アメリカの大統領はインタビューや演説で、”God bless America(アメリカに神の祝福を)” と言いますが、これはフランスの大統領は絶対に言いません。アメリカでは神様を信じないと言うような大統領は、おそらく多くのアメリカ人に支持をしてもらう事はできないでしょう。そして多くのアメリカの法律や方針はキリスト教の教えに基づいています。

対するフランスは2011年、ムスリム女性の顔や全身を覆うブルカを公共の場で着用することを全面的に禁じました。フランスは脱宗教性、政教分離の概念が根強く、公共の場で特定の宗教を特別扱いすることを禁止しています。フランス人は宗教に対する関心も低く、日曜日に教会へ行く人の数も減ってきています。無宗教の人も現在は多く、国民の約20%は無宗教者です。

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世界の見方

アメリカ人とフランス人の大きな違いと言えば、「世界の見方」です。アメリカ人は、世界を見るときアメリカを世界の中心にして、「アメリカと他の国」という見方をする人が多いです。対するフランス人は、どちらかというと「ヨーロッパのなかのフランス」、「フランスと、ヨーロッパと、その他の国」という見方をします。これが欧州の国と北米アメリカの違いだと思います。

さらにフランスは年間35日の有給休暇消費率が100%であり、フランス人のパスポート保有率は約40%です。対するアメリカの有給取得率は、先進国では日本の次に低く71%(2013年有給休暇の国際比較調査)。パスポート保有率は36%(日本人は24%)です。

つまり、フランス人はバカンスに海外旅行へ行って、様々な国を旅するという習慣があるのに対し、アメリカ人は日本人と同様、あまり海外旅行をしません。このあたりが、アメリカ人とフランス人の「世界の見方の違い」に影響を与えているのだと思います。

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まとめ

他にも、軍隊に対する考え方やスキンシップの仕方、「愛している」の意味の違いなど、フランス人とアメリカ人は違うところがたくさんあります。醸し出す雰囲気も、言動も違うので、観察してみると結構面白いです。

しかし、大切なのはやはり自分の目で確かめることです。アメリカ人やフランス人に会った時、ステレオタイプに当てはめないように接するようにしましょう。

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