知っておくべき、ヨーロッパに移住して直面する「現実」とは?

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ヨーロッパで働きたい、勉強したいと憧れている人は少なくないでしょう。

歴史あるおしゃれな街並み、アートやグルメ、長い休暇…ヨーロッパでの生活と聞くと、こんな良いイメージばかりが浮かぶかたも多いはずです。「日本とは違って皆のんびりとくらしているんだろうな」「おしゃれな生活を楽しんでいるんだろうな」。でも、そのイメージは本当に正しいのでしょうか?

今回は、ヨーロッパ在住経験のある私が感じた「ヨーロッパに移住して直面する現実」について書いていきたいと思います。実際ヨーロッパはおしゃれで華やかな部分ばかりとは限りません。一度現実を見つめてみましょう。

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ヨーロッパでは日本人は「アジア人」か「中国人」

アジアでは顔つきや服装、雰囲気などから、「日本人」と認識してもらえることがあります。

しかしヨーロッパ人は、日本人・中国人・韓国人の区別がつかない人がほとんどなので、「日本人」と認識してもらえることはほぼなく、「アジア人」か「中国人」だと認識されます。ドイツで移民らしきアラブ系の男性から路上で「ニーハオ」と言われたこともありますし、フランスでも似たような経験があります。

自分が生活している場所で「マイノリティである」ことをどう感じるかは人それぞれですが、私の場合は「アジア人」と一括りにされたり、あるいは中国人と間違えられたりすることに一抹の寂しさや居心地の悪さを覚えてしまいます。そこに暮らすほとんどの人がアジア人で、日本人が日本人として認識されるアジアは、ある意味でとても居心地のいい場所だったなと感じています。

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一定の緊張感を伴う日常生活

これは現地での生活が長くなるにしたがって徐々に薄れていく感覚だと思いますが、やはり勝手のわからない異国で、外国人として暮らすことは常に一定の緊張感を伴います。日本に一時帰国したとき、周囲の会話や目に飛び込んでくる言葉の内容が完全に理解できる祖国に、どれだけ居心地の良さを覚えたことか。

電車の乗り方やカフェでの注文のしかたといった日常の些細なことから、健康保険やビザのしくみといった重大なことまで、はじめはわからないことだらけです。私の場合、フランス語学習もフランスに来てから始めたようなものなので、まだまだ外に出ると謎だらけで「周囲で何が起こっているかいまいちわからない」という感覚があります。

例えばドイツ。「わからない」ことが原因で何らかのミス(結果的に有効な切符を持たずに電車に乗ってしまうなど)を犯してしまった場合、日本なら「知らなかった」で一度は大目に見てもらえることもあるかもしれませんが、ドイツではそうはいきません。(この場合60ユーロの罰金を払うことになります)。たとえ無知が原因であったとしてもルールはルールです。意図せずともルールを破ってしまった責任は取らなければなりません。

サービスする側が、利用者のミスを防ぐように工夫を凝らす日本と違い、何事も自己責任のヨーロッパで暮らすとなれば、その国で生活していくためのルールやしくみを自ら知るよう努力する必要があります。その意味でヨーロッパでの生活には常に一定の緊張感が伴いますし、ある程度の緊張感を維持することが必要でもあります。

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ヨーロッパでの生活は意外に不便

暮らす国や都市にもよるので一概には言えませんが、日本ほど便利な国はそうそうないのが現実です。私が短期間暮らしていたドイツでは、日曜日と祝日にはスーパーも含めほとんどのお店が閉まります。土曜日の夜遅くにトイレットペーパーがないことに気付いても、月曜日になるまで買うのは困難です。

公的な手続きやあらゆるサービスも日本ほどスムーズかつ快適にはいかず、何かと待たされたり気を揉まされることも少なくありません。また、地方都市なので尚更だと思いますが、日本のように娯楽が多くないので自然と地味な生活になります。大都市に暮らせば違うかもしれませんが、ヨーロッパでの生活は一般的に日本人が想像しているよりもずっと質素です。

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治安が悪い

つい最近のテロの数々も記憶に新しいですが、ヨーロッパは日本と比べて治安が悪いです。自分の身は自分で守る必要があります。

私は以前、パリに住んでいましたが、混雑する駅では、構内で『スリの被害が多発しているので注意して下さい』という各国のアナウンスが流れるところもあります。車内では、貴重品は、フタやファスナーがついたバッグの奥深くに手が届かない場所にしまっておくようにする必要があります。携帯電話やスマートフォンなども同様です。席に座っても日本の感覚で眠ったりしないように、緊張感を持つ心がけが大切です。ガイドブックや大きな地図を広げるのもオススメはできません。あらかじめ降りる駅や乗り換え方法など覚えておいて、乗車するべきです。

そして、観光地でも犯罪は発生しやすいです。歴史ある建造物や有名アート作品などを見ていると、ついつい心が開放されて緩んでしまいますよ。しかし人気スポットを楽しんでいても油断は禁物です。観光ツアーなど、日本人が多い場所でも決して気を抜いてはいられません。特に写真を撮る時など、注意が必要です。

このように、どこに居ても何をしていても危険が伴います。それが毎日続くわけですから、当然始めのうちはストレスになります。やはり日本と同じ感覚では住めません。

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アウェイの環境だからこそ得られるものがある

ここまでの内容を見ると、私がヨーロッパで暮らすことをネガティブにとらえているような印象を与えてしまったかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。ヨーロッパでの生活というとメリットや華やかなイメージばかりが先行しがちなので、なかなか見えにくいヨーロッパ生活の現実をお伝えしたかったのです。

海外で暮らす以上、日本では得られないメリットもあれば、日本での生活にはない困難があるのは当たり前です。どこでも住んでしまえば慣れてしまいます。

アウェイの環境に身を置くからこそ、居心地のいいホームでは絶対に得られない成長があります。例えば「一人でカフェに入って現地の言葉語で注文ができた」。そんな些細なことでも海外生活を始めたばかり、現地語を学び始めたばかりの人にとってはちょっとした成功体験です。そんな成功体験を積み重ねることで、「自分はどんな場所でもやっていける」という自信につながります。

何事にも手厚いケアやサービスがある日本とは違う自己責任の国で暮らすと、本当の意味での自立を促されるものだと実感しています。

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まとめ

快適な日本を離れてあえてアウェイでのチャレンジに直面してみるのもよいでしょう。それはこの先の人生においてかけがえのない財産になると思いますし、その機会に恵まれて良かったと思っています。

憧れだけでヨーロッパ移住を考えるのはおすすめしませんが、ヨーロッパ生活の大変な部分を知ったうえで、「それでもヨーロッパで暮らしてみたい!」という心意気のある方ならきっとチャレンジだって楽しむことができるはずです。コンフォートゾーンから抜け出したからこそ、これまでとは違う新しい自分に出会えるかもしれません。

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