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アメリカで広がるマリファナ容認論とその影~大麻解禁のメリット&デメリット

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アメリカで広がるマリファナ容認論とその影

日本ではまだ「薬物」のイメージが強いマリファナ(大麻)。先進国で容認傾向が強まっています。

州ごとにマリファナ政策が異なるアメリカですが、すでに合法化した州の様子をうかがっていた他州も追従する動きを見せています。

歴史上「悪」とされてきたマリファナが、今「善」の仲間入りをしようとしています。日本人であり、世界を旅しているみなさんは、どのようにお考えになるでしょうか?

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アメリカ人にとってのマリファナ

アメリカ人にとってもマリファナは法的に禁止されたものでした。今も多くの州で嗜好品としての吸引は禁止されています。それにもかかわらず、アメリカの生活の中でマリファナは堂々とその姿やニオイをまき散らしています。

留学経験者であれば、パーティーには必ずといってもいいほどマリファナが登場することをご存じでしょう。それも、特にコソコソした雰囲気はありません。「持ってきたから、2階で吸おう」そんな風に声をかけあって、グループで回し飲みをしている姿は、日本の中学生や高校生が煙草に手を伸ばす様子と変わりません。

街の裏通りや住宅街を歩いていれば、「あ~、吸ってるな」という独特のニオイが漂ってくることも珍しくありません。だからといって、検挙されたり、特別不良やヤクザな人々の行動とも捉えられていません。

マリファナはアメリカの生活にすでにしっかりと溶けこんでいるのです。

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アメリカにおける現在の大麻事情

大麻は、アメリカのどこででも手に入ります。コロラド・デンバーに行けば、確かに堂々と薬局で購入することができますが、法的に解禁されていない州であっても、売人「プッシャー」は公園や街角で客が声をかけてくるのを待っています。

お小遣い程度の価格で小さな袋1つが購入できます。もちろん、売る方も買う方も違法行為ですが、売買の現場で警察と鉢合わせをしても、走って逃げたり、ムダな抵抗をしない限りは、「こらこら、ダメだろう」と裁判所出頭命令の切符を切られて罰金刑。

法的に容認された州が登場していることから、売人も客もより気軽に取引をして、マリファナを楽しむようになってきています。

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4月20日は「マリファナの日」

4月20日、アメリカ各地でマリファナを吸って楽しもうというイベントが開催されました。この日は「マリファナの日」です。

ニューヨークでは公共機関の建物前に集まった愛好家たちが、マリファナをくわえて煙をもうもうと吐き出す大きな集団を作り、観光客たちが珍しそうに写真を撮ったり、独特のニオイに鼻をクンクンさせたりしました。

また、ロサンゼルスでも、大学キャンパスで野外マリファナ吸引イベントが開催され、数千人規模の集団マリファナパーティーが開催されました。

どちらのイベントにも警察は出動しましたが、目立った人のマリファナや吸引器具が押収されて終わり。

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大麻解禁のプラス効果

アメリカだけでなく、世界の先進国の多くで、大麻の吸引は合法、もしくは刑罰に値しないという考えに傾きつつあります。その大きな理由の一つは、大麻吸引が健康被害を起こさないといわれていることにあります。

大麻解禁と健康被害の関係は、今後の長期的な統計が出ないとはっきりしたことはいえませんが、ほかの面では確実にプラス効果が出ているようです。

これまで、医師によって厳重にコントロールされていた医療用の大麻が手に入れやすくなって、多くの患者の負担が減ったことはよくいわれるプラス効果です。

また、注目すべき効果の一つに、アメリカの犯罪数の減少があります。実際、コロラド・デンバーでは、前年比で、殺人が約53%、性的暴力が約14%、窃盗は約5%の減少が認められているそうです。大麻の闇取引が行われなくなったこと、そして、大麻の合法販売による税収増加で大麻の正しい使用法教育や犯罪予防が効果的に行われるようになったことなどが関係しているとのこと。

このほかにも、地域の経済発展にも大きくつながっているという説があります。これは、税収の増加というシンプルな現象だけでなく、大麻を加工したビジネスや大麻の販売所や吸引場所提供といったサイドビジネスの増加も理由の一つであり、他州や他国からの越境マリファナ購入者による「マリファナ観光収入」もまた、見逃せません。

こうした経済効果は、土地価格の上昇として目に見える形で表れてもいるようです。アメリカの大都市圏の年間価格変動割合トップ3は、ポートランド・シアトル・デンバー。この州の3つの都市でマリファナの嗜好吸引が合法化されています。少なからず影響を与えているのではないかという見方があるのも当然でしょう。

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大麻解禁のマイナス効果

大麻解禁はどの方向から見てもいいことずくめかというと、そうでもありません。

大麻スイーツの登場によって、本人が大麻と知らずに口にしてしまう例があったり、特に、子どもが誤って口にした結果の事故死も起きています。

スイーツの場合には、菓子内のマリファナ用量が分かりにくいこと、美味しさから多量に食べてしまい、マリファナの摂取量が増えてしまうという問題があります。

また、マリファナ吸引後に運転などを控えるよう宣伝していますが、実際には気が大きくなるというマリファナの特徴から交通事故につながる例も少なくありません。

さらには、マリファナ摂取後に窓から飛び降りるなどの危険行為をしての死亡例もあります。個人責任とはいえ、周囲への影響や巻き添えがないわけではありません。

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大麻解禁が掘った日本人への思わぬ落とし穴

スノーボードの未成年選手二人が遠征先のアメリカで大麻を吸引したとして、日本スキー連盟から無期限の会員・競技者登録の停止・連盟強化指定取り消し処分を受けました。

これは、アメリカ人的には「は? 大麻で? どうして?」といった反応ですが、日本人的には当然として受け取られています。

現在のアメリカにおけるマリファナの身近さに、普段薬物から隔離されている日本人などは感化され、勘違いして現地で気楽に「初体験」してしまうことがあります。

確かにアメリカでは少量の嗜好品としてのマリファナ吸引や所持は、法的に解禁されていない地域であっても逮捕されることはほとんどありません。駐禁の切符を切られる程度の感覚で済んでしまいます。

ところが、国が変われば対応も変わります。一般人であれば、日本に帰国後に問題視される機会はあまりないかもしれませんが、それでも、現時点の日本ではマリファナ吸引が「白眼視」される行為として認識されていることに変わりはないのです。

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大麻はトラブル? それともビジネスチャンス?

大学生による起業プロジェクトで「大麻チョコレート」ビジネスが「ベスト投資対象賞」と「ピープルズチョイス賞」と「ミスタービジネスチャンス賞」のトリプル受賞を果たしました。

ただ、嗜好大麻の制限付き解禁が行われているコロラド・デンバーでは、合法的に売られている大麻チョコレートを誤って食べた子どもが病院に担ぎ込まれるという事故が急増しているそうです。

賞を受賞した大学生のグループが発表したのは、大麻生産者がより利益率の高い大麻ビジネスを経営するためのハウツーでした。もちろん、そこには大麻チョコレートの誤食を避ける方法なども含まれているそうです。

新しい試みには、思わぬトラブルが発生するものですが、トラブルの発生・増加、その規制、そのビジネス化が現在同時進行なのが、大麻が人々の生活に濃く密着している証拠でしょう。

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大麻は本当に安全なのか?

昔の大麻と今の大麻ではその効力が違うという事実を知っていますか?

オバマ大統領の「子どもの頃に吸ったことがある」という告白は、日本では十分センセーションな話題でしたが、現地アメリカでは問題になりませんでした。

これは、オバマが吸っただろう当時の大麻における「興奮して愉快な気持ちを起こさせる成分」の量は少なく、よく言われるように、煙草や酒と同じかそれよりも軽い嗜好品だったから。

ただ、現在流通しているマリファナはその頃のものとは異なるというのです。「興奮して愉快な気持ちを起こさせる成分」は当時に比べて約4倍のパワーを持つという研究結果がでているため、健康面でもリスクが高まっているといいます。

大麻は「煙草のように健康被害が起きることがなく、お酒のように依存性がない」という考えは、ひょっとしたら古い「迷信」に近い可能性もあるのです。

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まとめとして

大麻が健康被害をもたらさないとしても、大麻が薬物の一つであることは確かです。

気楽に手を伸ばして試すことのできる薬物の存在が、依存性の高い覚せい剤などに興味を持つきっかけになる可能性は増える危険性もあります。

アメリカ人の多くが大麻容認に傾いている一方で、一部の強硬な反対派が主張するのはこの部分。「薬物は薬物」です。

容認派の言葉ばかりが取りざたされる中、「マリファナ摂取は麻薬依存への入り口にもなりうる」という影の発言があることも知っておきましょう。

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