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アラビアのロレンスを歩いたり、ヨルダンの砂漠でキャンプしてみた

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ヨルダン南部に広がる砂漠地帯「ワディラム」。

ワディラム=月の谷という意味で、映画「アラビアのロレンス」でイギリス人将校が先住民ベドウィン達を引き連れて、トルコ軍と戦った場所として知られている。

ぺトラ遺跡を見たかったのと、どうしても砂漠の星空の下で年越しをしたい気分でヨルダンに向かった。

映画のロケ地をめぐる砂漠ジープツアー

午前中に砂漠の入り口+ビジターセンターのあるラム村に到着。

ここで、ネットで予約をしていたキャンプのオーナーKhaled氏と待ち合わせていた。

現れたKhaledはターバンと民族衣装に身を包んだ長身のイケメン。砂漠の田舎者を想像していたが、全く違い、スマートフォン2台を使いこなし、香水の匂いをプンプンさせ、流暢な英語とときどき可愛らしい日本語を話してくれるやり手の若者であった。

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彼の指示で、さっそくジープに乗り込み、ツアー開始。

お客は私だけで少し寂しい感じもしたが、広い砂漠を独り占めできたし、すべて自分のペースで回れたのでそれはそれで良かった。

赤い砂山やロレンスの家、ロレンスの泉、古代ナバテア人が岩に残した碑文やキャラバンの絵、ストーンブリッジなど、砂漠の中を駆け巡る。

とても不思議だったのが、目印も何もないずっと同じ風景の砂漠の中で、ドライバーはどうして行き先がわかるのだろうかということ。ドライバー兼ガイドの青年は若干19歳、英語も最低限の単語しか話さなかったので詳しいことはわからなかったが、砂の上についているタイヤの跡と自分の勘で道は分かるというようなことを言っていた。

確かに、生まれた時からこの砂漠で生きているのだから、地図なんか必要ないのかもしれない。

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ちょうどお昼だったので、岩陰でランチタイム。ガイドの青年は小枝を集めて火を起こし、手際良く料理を作る。

ゴザの上で裸足になり、シャイ(中東の甘い紅茶)を飲みながらのんびり過ごす。

そのうちに青年の友達がどこからかぞくぞくと集まり、なにやら楽しそうに会話が始まる。みんなで焚き火を囲みながら、お茶を飲んで昼下がりを過ごす。小1時間ほどしゃべって、また皆それぞれの仕事(ガイドやドライバー)に戻って行く。

荒野のど真ん中に仲間たちが自然と集まってくる、こんな生活もなかなかいいなと思った。

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キャンプでベドウィン達のおもてなし

3時間ほどのジープツアーを終えて、Khaled’s Campに到着。

キャンプ地には私が一番乗りのようで、再び温かいシャイを飲みながらのんびり夕暮れを待つ。こんなにゆったりした時間を過ごしたのは久しぶりだった。

ワディラム砂漠にはキャンプがいくつか点在しているようだが、自分のキャンプから隣のキャンプは見えない。もちろん人もいない。じっとしていると本当に静かで、恐怖すら覚える。

赤土の荒野を夕日がさらに赤く染めるころ、旅行者たちがぞくぞくとキャンプに到着しはじめた。日本人の夫婦やカナダ人の父子2人旅、スペイン人のカップル、イギリス人の家族など、世界各国から15人ほどがこのキャンプに集まった。

夕飯の準備ができるまで、砂漠を散歩したり、シャイを飲みながら会話をしたり、他の旅行者からジャグリングを教わったりと、皆それぞれ思い思いの時間を過ごす。

おいしそうな匂いがしてきて、皆自然とテントに集まる。このテントはキャンプのちょうど真ん中にあり、みんなが食事をしたり、話をしたりできる大きなテントである。

食事は肉、野菜、豆、と非常にバランスが良い。シンプルな味付けだが、砂の中で蒸したじゃがいもなどは素材の味が生きていて本当に美味だった。

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お腹いっぱいになった後は、当然のごとく宴が始まる。

しかもこの日は大晦日。

オーナーのKhaledによるあたたかいおもてなしと、お客をねぎらう言葉に感動する。Khaledは常にお客に目を配り、「元気?」とか「寒くない?}とか気さくに声をかけてくれ、星座の見方も詳しい。

このキャンプはKhaledの兄弟や甥っ子、知り合いの子ども達で運営している。もちろん昼間のジープツアーの青年もいつのまにか宴に参加して、歌い、踊る。宗教上、お酒を飲むことはできないが、シーシャという水タバコをくゆらせながら心地よい時間が過ぎていく。

私はもともとアルコールを飲まないので、しらふで踊りまくっていたが、ある瞬間からベドウィン達のテンションが一気に変わったのを感じた。

おそらくだが、彼らはマリファナをやっていた。匂いがした。

酒も飲めない、女とも遊べない、こんな砂漠のど真ん中で、彼らはどうやってストレス発散しているんだろうと疑問に思っていたが、特別な日にはたまにこうやって息抜きしているのかもしれない。

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砂漠の星空と静寂

いよいよカウントダウン。旅人もベドウィン達もみんな外に出て1年の終わりと新たな1年の幕開けを待つ。「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・・」

花火が上がったのには驚いた(笑)

しかも砂漠のあちらこちらでたくさんの花火があがっている。そしてディスコ音楽とウーハー音が砂漠に響き渡る。予定していた星空観賞会もあいにくの曇り空のため中止。想像していたような静かな年越しではなかったが、みんなで楽しい時間を共有できたし、寂しくなかった。

夜中2時ごろ、トイレに行きたくで目が覚める。外に出ると、いつの間にかもう皆寝静まっていた。

ふと、空を見上げると、いつのまにか雲もなくなっていて、そこには360°の星空が広がっていた。

息を飲む美しさだった。美しすぎて涙が出そうだった。天然のプラネタリウム。

まっ暗闇の砂漠の静けさと、月の明るさ。

圧倒的な自然の強さに自分の小ささを感じた。怖かった。よく聞く話だけれど、なんてちっぽけなことで自分は日々悩んでいるんだろうと思った。

それでも、同じ月を遠く離れた日本でも誰かが見ていると思うとなんとなく安心し、とても感慨深かった。

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