IndiaGoa

インドゴアの観光地全部歩いて行ってみた。

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どこがどれが世界遺産か? 自分歩いて探す街~ゴア/インド・ゴア州

インドの中でも、イギリスやオランダではなくポルトガルの統治下にあったため、独特の文化を持つゴア州では、ほかの植民地のようにミックスカルチャー化することなく、完成度の高いミニポルトガル、ミニリスボンが出来上がっていたという。

ポルトガルによって放棄された後に、なんとか残った教会と崩れ落ちてしまった教会とが世界遺産に登録され、ゆっくりとしたペースながら、整備や再建に向かっている。

ゴアを巡る国々の戦い

大河が海へそそぐ河口にあたり、良港としてイスラム系王朝の都市が発達していたゴアに、ポルトガル人が最初に来航したのは1510年。インドのスルタンと攻防を繰り広げるが、ポルトガルが勝利し、ポルトガル領インドの歴史がここでスタートする。

アジアの植民地化が進む中、ゴアはポルトガルのアジア経営の中心地となった。同時にローマ教会の威光もゴアから全アジアへと広がっていった。

ポルトガル海上帝国が栄えた17世紀、ゴアは「東洋のローマ」と呼ばれるまでに発展し、総督府・教会・修道院などが競い合うように建てられていった。

オランダの脅威に対してもポルトガルはゴアを守り、その後1961年のインド政府による武力侵攻によるゴアのインド併合までポルトガル領として450年を過ごした。

オールドゴアを作ったポルトガル

ポルトガルが精力的にゴアの街づくりを進めたのは、植民地化した初期のこと。

多くのキリスト教系の建造物や宮殿はその時期に建てられたものの、勢力を拡大するオランダによる再三にわたる攻撃によってその多くは破壊されていった。

現在のゴアには、当時建てられた教会や修道院の一部のみが残り、そのまた一部が修復されている。ゴアには現在もキリスト教徒のポルトガル系住民が多く居住しているため、彼らの心の拠り所となっているほか、世界遺産としても登録され、観光客も多く訪れるようになった。

オールドゴアには、これらの建造物遺産と、ポルトガルが行った都市計画による街並みの一部が残されている。

フランシスコ・ザビエルとゴア

スペインのイエズス会に属する「フランシスコ・ザビエル」はアジアへのキリスト教布教で大きな役割を果たした。それはゴアでも同じである。

彼がゴアを訪れたのは1542年。既に古代キリスト教社会が存在していたゴアで彼が行ったことの一つが、日本から連れてきた青年を修道院で教育するための養成学校へ入学させること。彼自身は日本への布教を完成させるためには中国での布教が必須として、その後インドから中国へと向かうが、入国を許されず、途上で亡くなった。

彼の遺体は石灰を詰めた棺に入れられて海岸に埋葬されたが、ゴアへと移され、聖パウロ聖堂で拝観できるようになった、しかし、足の指をかみ切られるという事件が起こったことから、専用の棺が作られ、ボム・ジェズ教会に安置。10年に1回だけ拝観可能となっている。

アジア各国で聖人として崇められているフランシスコ・ザビエルだが、ゴアこそが彼の終焉の地となった。

ボム・ジェズ・バシリカ

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フランシスコ・ザビエルのミイラ遺体が安置されている教会。レンガ造りの味のある建物だ。白を主体とする教会が多い中、ボム・ジェズ・バシリカの外観は赤茶色のゴシック調。

内部では木製の祭壇に金箔をはった豪華さが目をひく。銀製の棺が納められているが、その中で眠る姿は10年に一度しか拝むことができない。

そのかわり、16世紀当時のザビエルの遺体の様子を描いた絵画や、ミイラ化している現在の遺体の写真などが展示されている。

アッシジの聖フランシスコ修道院と聖堂

Assisi

1517年にフランシスコ会の修道士によって建てられた小さな聖堂を拡大したもの。破壊されるも再建され、現在の建物は1661年のものである。

ファサードはポルトガル様式、内部は木製の祭壇に金箔を貼った豪華なもの。壁は白い漆喰だが、当時は壁も天井もフレスコ画や木像・レリーフなどで飾られていたという。今もところどころにフレスコ画が残されている。

隣の修道院は考古学博物館となっている。キリスト教伝道師たちだけでなく、ポルトガルから派遣されたゴアの役人たちの肖像画なども展示されている。

「セ・カテドラル」

SeCathedral

1562年着工1619年完成といわれる大聖堂。白を基調とし、ゴアの特徴である木製の祭壇が見事。特に中央祭壇は金箔が美しい。

ワキ祭壇では、天井いっぱいにフレスコ画が描かれていて見事。

ゴアでもっとも大きな鐘のために建てられた鐘楼が隣接している。
その鐘は「黄金の鐘」と呼ばれ、その音色の美しさから「金の音色の鐘」とも呼ばれる。

聖カジェタン修道院

17世紀に建造された修道院で、規模こそ小さめだが、ドーム型の天井や天井に届く巨大な木造祭壇などは、ローマのサン・ピエトロ大聖堂をコピーしたものだといわれている。

ファサードの姿は正方形。左右に2本の塔、中央にはドーム屋根が乗っている。

聖アウグスティヌス聖堂

AugustineCathedral

1835年に閉鎖されて以来すっかり廃墟となり、再建される気配もない聖アウグスティヌス聖堂。長年放置されていたために、聖堂部分はほとんど形を残さず、46mあるという塔だけがかろうじて立っている状態だ。

パナジ教会

PanajiChurch

パナジにある、まるで幾重にも重なった城壁の向こう側に立つお城のような教会。丘の上の教会までの階段が白い壁で囲われているためにそんな姿に見えるのだ。

ごく初期の1541年に建てられた教会で、ポルトガルとゴア、そしてアジア各地へと船出していく旅人が航海の安全を祈願したという。

聖セバスチャン教会

小さな3階建ての教会は、観光コースからは外れていることが多いが、ゴアの住民にとっては今も祈りを捧げる大切な場所となっている。

外側も内部も白い壁がまぶしい。

そのほかの修道院や教会

オールドゴアの遺跡は世界遺産に登録された観光地とは思えないほど、整備が進んでいない。旅人のほとんどは、「セ・カテドラル」や「ボム・ジェム・バシリカ」などの数か所を見て移動してしまう。

しかし、この地区にはまだまだ教会や修道院が埋もれている。「聖モニカ修道院」・「天使のマリア修道院」・「聖アントニオ教会」などは、現在も地域のキリスト教徒たちによって守られている。

しかし、観光客を受け入れていない場所や、使用していない時にはカギをかけている建物も多く、観光はままならないのが現状だ。

また、パナジの丘の上には、17世紀頃までは宮殿として使われていた黄色い大きな建物があり、丘の下には「勝利の門」とも「凱旋門」とも呼ばれる門が宮殿へと続く道に立っている。

リゾートとしてのゴア

AnjenaBeach

アンジェナ・ビーチやミラマー・ビーチなど、ゴミも人も少ない美しいビーチがある。砂浜の色が白や黒ではなく黄金色なのが特徴だ。

自由な雰囲気のビーチが多く、西洋人たちには老いも若きもトップレスが多い。物売りのおばさんやおじさん、そして子供たちもいるが、ホテル近くのビーチにはあまり近づいてこない。

近年はリゾートホテルも多く立ち、マリンスポーツも楽しめるようになってきている。

トランスエリアとしてのゴア

ゴアの街に着き、バスや電車から降りた途端にかかる声が、「宿」・「タクシー」・「ドラッグ」への誘い文句。

宿やタクシーは必要かもしれないが、この街ではかなり蔓延しているドラッグは危険。一部の旅人の間ではトランスの聖地として、ドラッグが入手しやすい土地との認識もあるようだが、近年は悪質なドラッグが広がり、取締りも厳しくなっている。

また、同じトランスでも、音楽によるトランスを楽しめるバーが何件かある。健全な「ゴアトランス」を楽しもう。

最後に

世界中の多くの世界遺産登録地域が急スピードで観光地化していく中、ゴアは今も自由で無秩序な雰囲気を持ち続けている。

遺跡の管理面では、もう少しなんとかしてもらいたい気持ちもするが、らしさを失っていく地域が多い中、ゴアは貴重なタイムカプセルのような街だ。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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