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コスプレの本気度がやばい!ヴェネツィアカーニバルに行ってみた

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本気度120%の中世コスプレ大会「ヴェネツィアのカーニバル」(The Carnival of Venice)/イタリア・ヴェネツィア

カーニバルは日本にもあります。華やかな衣装、体を揺らす魅惑的なダンス、そしてパレード。そんなイメージでしょうか。

本場イタリアの「カルネヴァーレ」は違います。世界各地で開催されるカーニバルの中でも古い歴史と独自のルールを持つヴェネツィアのカーニバルは、街全体で行うコスプレです。そして、そのヤル気は半端ではありません。中世にタイムスリップし、身分どころか名前も性別さえも衣装と仮面の下に隠して祝う、まさに本気度120%のコスプレ大会なのです。

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ヴェネツィアのカーニバルの開催会場・開催日

イタリア・ヴェネツィアで開催されるカーニバルは、サンマルコ広場を中心会場として、人も集まればさまざまなイベントも開かれますが、サンザッカリア、サンジョルジュ島、溜め息橋、ゴンドラ内、古いカフェなど、中世コスチュームが似合う場所は全て仮装した参加者たちのステージとなります。

カーニバルは本来、宗教的な謝肉祭のこと。そのため、ヴェネツィアのカーニバルもまた、謝肉祭期間にほぼ合わせられます。具体的にはイースター(復活祭)の46日前である四旬節の初日を最終日とする1週間が謝肉祭期間となります。ただ、実際のカーニバルは政治的・観光的な都合もあり、土日を組み合わせて多少前後します。

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ヴェネツィアのカーニバルの歴史

カーニバルは謝肉祭。謝肉祭とは、カトリック教会がイエス・キリストの復活を祝うイースター(復活祭)前の聖なる1週間を浄く過ごすために断食(肉断ち)する四旬節期間を迎える前にしっかり食べておこうというお祭りです。

謝肉祭→四旬節→聖週間→復活祭という流れになっているわけです。辛い思いをする前夜祭といったところでしょうか。

ところが、ヴェネツィアのカーニバルは1162年に覇権を争っていたアクイレイアとの抗争に勝利したことを喜んだヴェネツィア市民がサンマルコ広場で祝いの宴を開いたことが始まりとされ、宗教的な謝肉祭とは直接かかわりはないといわれています。

ルネッサンス期には国をあげての祭りとして認識されるようになっていましたが、仮面をつけて無礼講で楽しむようになったのは15~16世紀以降。当時、貴族と庶民の身分差は大きかったものの、庶民もまた国の繁栄を背景に力をつけていたことから、すべてのヴェネツィア人が一緒に楽しめるようにという工夫のたまものだったそうです。

ナポレオンによる侵攻でヴェネツィアが衰退するとカーニバルの灯も消えてしまいました。現在ヴェネツィアで毎年繰り広げられるカーニバルは実は1979年に復活したものなのです。

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ヴェネツィアのカーニバルのイベント

ヴェネツィアのカーニバルは本格的な仮装が一番の見どころなのは確かです。でもそれ以外にも多くのイベントがあり、約1週間の間飽きることなく楽しめます。

12人の選ばれたヴェネツィアの未婚女性がお揃いの衣装を身に着けてパレードする「12人のマリエパレードとマリエコンテスト」も見逃せません。これは、約1000年前のこと、貧しい12人の女性がサンマルコ寺院のバックアップを受けて集団結婚式を挙げようとしていたところへ賊が乱入して、身に着けていたサンマルコ寺院の宝物ごと12人の新婦を奪い去ってしまったという史実に基づいています。新婦と宝物がヴェネツィア市民たちによって無事に取り戻されたことを祝ったのがこのパレードの始まりです。マリエ役の12人に選ばれること、そしてコンテストで一番のマリエに座につくことはヴェネツィアの若い女性の憧れです。

もう一つの目玉的イベントが「天使の飛行」と呼ばれる不思議なショー。サンマルコ広場の鐘楼から広場へと有名人たちがワイヤーを伝って滑空するというものです。何回か滑空が繰り返されますが、最初が「天使」、間にはヴェネツィアの有名人たちが、そして最後を飾るのがナンバー1マリエとなっています。

このほか、最終日曜日には、贅と工夫とメイクを凝らした仮装を競うコンテストが開かれます。サンマルコ広場の特設ステージには、完全に中世の人物に成りきった仮装者たちが次々に登場し、ある者はパフォーマンスを、ある者は貴族らしくツンと澄ましたままでアピールします。

出場するのは、仮装に自信のある人ばかりなので、ほかのショーには近づけなくても、このショーだけは早めに場所取りをして見逃したくないですね。

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ヴェネツィアのカーニバルの食べ物

本来の宗教的謝肉祭では、大人たちは肉をはじめとしたご馳走を、子どもたちは砂糖菓子や焼き菓子を食べたりプレゼントしたりする習慣があったそうです。

お祭り化しているヴェネツィアのカーニバルでもその伝統の一部が受け継がれているのか、この時期に食べられる特別なお菓子があり、カーニバルが近づくと、街のあちこちから甘い匂いが漂ってきます。

一つは「フリッテッレ」と呼ばれる丸い揚げドーナツ。見た目はかなり甘そうですが、中に入っているもの次第ではあっさりしたオヤツにもなります。クリーム入りもあれば、干しブドウやクルミなどが入ったものもあります。

もう一つは「ガラーニ」という薄皮揚げパンです。こちらも揚げ物ですが、もっと軽いオヤツ感覚。カーニバルの最中には路上販売もされているので、小腹がすいた時や疲れを感じた時にちょっとつまむとほどよい甘さが体に沁みわたります。

カフェやレストランでは、ワインやシャンパンがまるで水のように消費されています。飲み過ぎてフラフラしている人も少なくないので、グラスを持って歩いている人を見たら要注意です。

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ヴェネツィアのカーニバルの楽しみ方

ヴェネツィアのカーニバルは観るだけでなく誰でも参加することができます。一番のおすすめはやっぱり仮装。本格的な衣装を1年かけて自前で準備している人もいますが、旅人にそれは無理。そんな時に便利なのがレンタルショップ。頭の先から爪先まで完璧に大変身できるセットを借りることができます。ただし、金額は10万円を超えるものもあるので、それなりの覚悟が必要です。

そこまでの出費はちょっと…という人には、マスクの購入がおすすめ。通り沿いの店舗には妖しく煌びやかなマスクがたくさん展示されています。安いものは5千円程度から手に入れることができ、思い出グッズにもなります。

そんなマスクでさえ予算オーバー、または処分に困るというタイプには、フェイスペインティングという手段もあります。美術学校の学生などがアルバイトで街角フェイスペインティングを安く請け負っています。これなら数千円ですし、洗えば簡単に落ちます。

同じ参加するのでも、積極的に観る側として撮影に気合いを入れる方法もアリでしょう。ただ、カーニバル中の昼間は人出が多く身動きが取れないほど。気に入った仮装者を見つけてもなかなかベストショットを撮ることができません。撮影に適しているのは早朝です。夜が明ける前にサンマルコ広場へ行くと、薄明りの中、まるで撮影会のようにカメラマンと仮装者たちの本気の勝負が繰り広げられています。

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ヴェネツィアのカーニバルの注意事項

仮装をしていることで互いの顔を認識できません。そのため、犯罪が起きても犯人を特定しにくくなってしまいます。スリやたかりなどだけでなく、女性を中心に性犯罪も起きやすくなっているそうなので、注意が必要です。

また、ほとんどの仮装者は写真撮影を喜んでくれますが、時折、無断撮影に対して怒ったり、料金を請求してくることもあるようです。接写する際には、一言断りを入れると安心でしょう。

カーニバルの間、市内の交通手段はほとんど麻痺状態になります。基本的に歩いて移動することになるので、特に夜の行動には時間を読んだ行動が大切です。

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まとめとして

華やかなヴェネツィアのカーニバル。憧れを持って訪れ、リピーターになる人も少なくありません。

街中が本気の仮装をする祭りだけに、普通の旅姿で歩いているとかえって目立ってしまうほど。特に、一部の店で行われているティーパーティーや舞踏会などでは仮装がドレスコードとして必須条件になっていることもあります。

せっかく訪れるなら、是非仮装をして仲間入りをしましょう。ただし、いわゆる日本的コスプレは完全に浮いてしまうのでNGです。

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