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ゴットランド島ヴィズビーで魔女の宅急便キキを発見

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スウェーデン人おすすめ度ナンバーワンのサマーランド~ゴットランド島/スウェーデン・ゴットランド

バルト海に浮かぶスウェーデン最大の島「ゴットランド」は、廃墟を廃墟のまま残し、歩んできた歴史を愛し、自然と共存し、質素で豊かな生活を送っている。

夏限定の観光と羊を中心とした農業を産業とする落ち着いた島だ。

スウェーデン人の間で避暑地、観光地、老後のIリターン先などとして人気が高い一方で、エコへの取り組みが非常に進んでいて、エコアーチストたちのコロニーとしても徐々に発展している。

日本からは遠く離れた地だが、その落ち着いたたたずまいと内気ながらも優しい人々は、日本の田舎や古都を旅している気持ちにさせてくれる。

ゴットランドの成り立ち

スウェーデン人が自国のルーツとして結びつけて考えることの多い「ゴート族の地」を意味する「ゴットランド」。バルト海交易の中心地の一つであったため、その時代の有力民族によって支配されてきた。

中世には、ヴァイキングの支配下となり大いに栄え、西洋東洋の異民族・異文化の交流の場にもなっていたと考えられている。

特にゴットランド県唯一の市であり県庁所在地でもある「ヴィスビュー市」の旧市街には、ヴァイキング時代の文化遺産が多く残っている。

世界遺産「ヴィスビュー旧市街地」の別名は「バラと廃墟の街」

kiki

ヴァイキング時代には、スウェーデンの首都であるストックホルム以上の賑わいを見せていたというヴィスビュー。

現在は、近現代の開発から取り残されたおかげで、スウェーデンでも最も古い町並みと貴重な廃墟とが残っている。

夏にはあちこちの庭先玄関先にバラが咲き乱れ、廃墟はライトアップされ音楽やオペラが開催される。普段静かな街は島内外、国内外から広くファンを集め、まるで「真夏の夜の夢」のようだ。

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城壁散策

ゴットランドのヴィスビュー旧市街地は、石を積み上げて作ったシンプルだが堅牢な高さ10m以上の城壁と砦によってぐるりと囲まれている。城壁は3.5kmに渡って続き、ごつごつした中世時代の城壁に沿って歩いていけば、1時間ほどで1周できるだろう。

時には登って、時には脇を歩いていくと、あちこち崩れたままの状態で放置されているのが分かる。それが廃墟のイメージをますます高めてくれる。

実際に上に登って旧市街を見下ろすことができる場所もあり、高い建物の少ないこのエリアでは展望台替わりにもなる貴重な建造物だ。

教会廃墟巡り

Churchruins

島一番の観光が「教会廃墟巡り」。教会廃墟というと、何やらゾッとしないでもないが、ゴットランドの教会廃墟は明るい印象だ。

まず、使われている建材の石が白いこと、さらには、廃墟の天井の多くが抜けてしまっているため、青空教会になっているためだ。

もちろん、明るさは昼間と観光シーズン限定。シーズンオフの夜の廃墟は、「廃墟」好きの一部が持つ怖いもの見たさの欲求も満たしてくれるだろう。

一部の廃墟は、立ち入り自由。また、制限が行われている廃墟でも、観光シーズンの夏場はほとんどの廃墟が内部見学可能となっている。

シーズンオフの廃墟めぐりは貸切りで

ただし、シーズンオフに訪れるとまさに「廃墟」。ひと気はまったくなく、ロープや鎖で立ち入りが禁じられた状態になっている場合がほとんどだ。

しかし、市の博物館に申し込めば鍵の貸し出しが可能な場合もある。シーズンオフに訪れてどうしても内部見学をしたい場合には、あらかじめ問い合わせておく必要があるだろう。

もし、鍵を借りられれば、貸切状態で廃墟見学が可能だ。

海岸奇岩散歩

Privatebeach

旧市街地ばかりを見ていると、ヴィスビューが島であることをうっかり忘れてしまいそうだ。

しかし、車や自転車でちょっと移動すれば、まさに手つかずの海岸があちこちに。

アクセスのいいビーチでも十分に楽しめるが、おすすめはトレッキング感覚で海沿いの石や岩を歩いて自分で見つけ出すプライベートビーチ。

濃いブルーの海と白い岩肌、厳しい波と風にさらされながら海岸に立ち続ける奇妙な形の立岩。

優しい色と落ち着いた雰囲気のヴィスビューの街並みとは違い、ここが海に囲まれた島であることを思い出させてくれる。

冬はあまりの海風の冷たさに近づく人もほとんどいないが、春から秋はお弁当を持って1日遠足に出かけるとちょうどいいだろう。

ゴットランド歴史博物館

Museum

旧市街地の中心にあり、ゴットランド島で見つかった古代からの石碑を主に集めて展示している。

ここに保存されている石碑の多くは墓碑。文字に加えて絵柄が入っているのが特徴。不思議な文様の謎解きをしながら眺めていくと興味深い。

また、最も栄えていた頃のヴィスビューの街のジオラマもあり、白い壁オレンジの屋根の建物が所狭しと立ち並んでいる様子が分かる。また、古代や中世だけでなく、近代の歴史までが順序だって見やすく展示されていて、飽きさせない。

魅力的なミュージアムショップもあって時間はいくらあっても足りない。

魔女の宅急便とウィズビー

Aerials of Visby, Gotland, Sweden

街の中心部を歩いている時も、城壁の上から旧市街を見下ろした時も、海岸へと続く坂道を歩いていても、自転車に乗っていても、どこかで見たことがあるような、とデジャブを感じることだろう。

それもそのはず、この島は「魔女の宅急便」の参考とされた島なのだ。

赤いリボンをつけ、黒いドレスを着た少女が箒を持って駆け出していく姿、街のパン屋の奥に頬杖ついている姿をつい目の端で探してしまいそうだ。

旅するよりも住みたい場所

ゴットランドは、スウェーデン人たちが別荘を持ち、人生の一部を過ごしたいと考える島。

旅で訪れたなら、小さな島であり1日の滞在でも、あらかたの観光はできてしまう。でも、できればホームステイ感覚で長期滞在して、スウェーデン人たちの憧れの生活を体験してみたい。

便利でも刺激的でもないが、見た目だけでは発見できない「何か」を見つけられるかもしれない。

ゴットランドビールと海鮮スープ

ゴットランドを訪れたら必ず飲みたいのが「ゴットランドビール」。色合いの割に、濃くキレのある味わいが特徴。街のどのレストランやカフェでも味わうことができる。

また同時に、バルト海の島にいる以上食べなければ来た甲斐がないのが「シーフード」。さまざまに調理されているが、どれも癖がなく美味しく食べられる。特にアイオリソースを使ったシーフードのこってりスープはスウェーデン各地で食べられるが、魚介類の新鮮さもあってコッドランドでは一味違う美味しさだ。

お土産はゴットランドシープグッズ

Sheep

ゴットランドの農業の中心は牧羊。郊外では、モコモコとウールを着込んだ大柄な羊の放し飼いを多く見かける。

彼らは、羊毛だけでなくシープスキンとして加工され、島の重要な産業となっている。街には専門店も何件かあり、上質なシープスキン製品を手に入れることができる。

ゴットランドまでのアプローチ方法

ストックホルムからゴットランドへは、飛行機とフェリーの便があるが、多くはフェリーを使用する。

ストックホルムからフェリー乗り場のあるニネスハムンへは、バスか地下鉄を利用して1時間ほどの道のり。

フェリーは豪華客船かと思うほどの巨大さ。2時間ほどの快適なクルージングでゴットランドへ到着する。

船内は座席指定。ビューなどによって料金が異なる。

最後に

「魔女の宅急便」のおかげで、日本でも名を知られるようになった「ゴットランド」だが、まだまだ訪れる人は少ない。

世界遺産であり現地では有名な観光地であるにも関わらず、知名度があまり高くないのは、観光シーズンがかなり限られるためかもしれない。

厳しい寒さの冬場は訪れる人もほとんどいないが、だからこそ短い夏を楽しむ能力には長けている。ぜひ最初は夏に、そして気に入ったなら次は春や秋に、そしていつかは冬も体験してみたい島だ。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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