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サントリーニ島 イアの眺望~一人旅はおすすめ出来ない理由とか

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大義名分

会社員が3日以上を要する海外旅行に思いを馳せる時、その大半が考えることは同じだろう。「有給を取得しにくい」現実だ。有給休暇を取得することは社員の権利ではあるが、ハネムーンなどの理由がない限り、「堂々とは取得しにくい」のが現状ではないだろうか。

ならば「友人の結婚式で」という理由にすれば良い。ベストシーズンのサントリーニ島では、結婚式やフォトツアーに訪れるカップルを多く見掛けた。幸せの絶頂にいる彼らに「一緒に写真を撮って欲しい」と申し出て「No」と答えるはずがない。「Yes」と答えた瞬間からそのカップルはもう友人だ。“

雑誌で見たあのホテルに泊まり、絶景を眺めながら朝食を食べてみたい”。妄想を実現させる大義名分を立て、友を巻き込み旅を計画。思いは馳せるものではない。叶えるものだ。思いを察し右手が勝手にクリックしたのは、ホテルペリヴォラス。

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イアの眺望

サントリーニ島へはドバイ経由を選択。羽田からドバイまでが10時間半。ドバイからアテネまで5時間。アテネからサントリーニ島が45分。長時間のフライトに少々どんよりしていたのだが・・・辿り着いた夜景に一瞬で疲れは吹き飛んだ。

宿泊先のペリヴォラスからは幻想的な夜と爽やかな朝、それぞれ違ったイアの表情を一望できる。洞窟型のこのホテルは静けさや町との一体感が楽しめ、16歳以上の大人にしか入ることが許されない特別な空間。ホテルも町もどこを切り取っても絵になるロマンチックな場所だ。サントリーニ島はイアのほかにもいくつか町はあるのだが、ホテルライフを楽しみたいという目的もあったため、フィラにロバに乗りに行った時を除き、滞在中そのほとんどをイアで過ごした。2日目、3日目になると爽やかな朝食を前に自然と溜息や独り言が増えてくる。「はぁ・・・帰りたくない」。

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ウェディングフォトにまつわるエピソード

町の絶景をバックにカメラマンが同行し、ウェディングドレスを着て撮影しているカップルを数組も見かけた。少し近づき微笑ましい撮影風景を拝見する。ある日本人カップルは音楽隊をつけ、見ず知らずの地元の方や観光客に「コングラチュレーション!」と祝福されながら楽しそうに撮影を行っていた。

難点は一つ。白壁の建物が立ち並ぶサントリーニ島では、太陽が白壁に反射し、眩し過ぎてシャッターを押す瞬間に目を開けるのも一苦労。目の開いた写真を撮ることを諦めたカメラマンが、目を瞑り天を仰ぐようなポーズを要求していた。花嫁はきっとサングラスを着用していた音楽隊員に「自分だけずるい」と言いたかったに違いない。

また別の外国人カップルは花婿は小柄、花嫁は少しぽっちゃりとした体型だった。お姫様抱っこでの撮影を試みるも、花婿は重みに耐えきれず花嫁が地面に落下しかける。危機を察した花嫁が足を伸ばして無事着地。それを見ていた観光客から一斉に笑いが起こった。

当の本人たちは(自分の力不足で抱えきれず)、(自分の体重が重いのだと周囲に思われて)2人とも頬を赤く染めながら何度もチャレンジ。こういった光景を目にした場合は奥歯を噛みしめ笑いをこらえ、観光客が一丸となり共に花婿に「頑張れー!」と声援を送ろうではないか。ちなみに彼らに「一緒に写真を撮って欲しい」とお願いしたところ、返答が語尾に笑顔の絵文字を付けた「Yes!」であったことは言うまでもない。

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夕日

「世界一」とも称賛されるサントリーニ島の夕日。夕日に照らされた町はロマンチックで実に感動的だ。沈みゆく太陽に自然と拍手が沸き起こる。この感動は共感したい人と一緒に味わうのがベストだと考えると、一人旅はおすすめしない。

夜9時前後だったと記憶しているが空は想像以上に明るかった。人々はサンセットを見届けるとディナーを楽しみ、レストランは9時頃から賑わいを見せる。陽気な町の雰囲気に溶け込んでしまうと、つい時が経つのを忘れてしまう。忘れることを好ましく思われるのは「時」と「汚点」くらいのものだ、財布や現実、宿題と違って。存分に忘れて差し上げよう。

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絶景は自らの目で

帰国後、数人に撮影した写真を見せ、お土産話をいくつか聞かせた。すると9割の人間は「いいな。いつか行ってみたい」と返答する。恐らくそう答えた彼らがこの地に足を踏み入れることは生涯無いだろう。

一方、友人の1人はこう答えた。「そのホテルの名前教えて」。彼女がサントリーニ島を訪れる日はそう遠くないと確信している。旅も人生も変わらない。行動力のある人間はその行動を前提とした言動が顕著に表れる。サントリーニ島の絶景はネットや雑誌ではなく、自らの目で「誰かと一緒に」見ることをおすすめしたい。実際に行って、見て、食べた感想は、ペリヴォラスの朝食はフレッシュジュースが非常に美味しかったこと以外、実はその他の味はほとんど覚えていない。

鮮明な記憶として「溜息をつきながら食べたこと」が残っている。

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