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タイの古都・チェンマイを1日で満喫してみた!寺院巡りや見どころ紹介

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微笑みの国・タイ王国。筆者は春先の訪問でバンコクに一週間ほど滞在したが、せっかくならバンコク以外の都市も見ようということで夜行列車を使ってチェンマイまで往復してきた。今回の記事では、その時の様子をお伝えするとともに、1日でチェンマイを楽しむ巡り方を伝授させていただきたいと思う。

 

チェンマイは、バンコクから700km余り北に行ったところにある都市だ。かつてのラーンナー王朝時代(1262〜1775)には首都が置かれており(チェンマイが首都であったのは1296〜)、この地域がビルマの支配下に入った後も中心的な都市として繁栄してきた。街には今でもラーンナー王朝時代からの歴史を持つ寺院や遺跡が数多く残っている。だいぶ大雑把な言い方だが、日本における京都のような都市と思っていただければ良いかもしれない。

チェンマイへの交通手段は飛行機から鉄道・バスまでなんでもござれだが、筆者は往復ともに夜行列車を選んだ。チェンマイに朝到着し夕方まで目一杯遊べる上に、寝台車で横になって移動できるのだから文句の付けようがない。鉄道好きでなくともお勧めしたい移動方法だ。

筆者が切符を取ったタイ国鉄13列車は、バンコクを19時35分に発ち、翌日の8時40分にチェンマイに到着する。ちなみにこの列車に使われている客車は、日本で引退したブルートレインの客車が譲渡されたものだ。その辺りに関しては既に別の記事をあげているので、興味のある方は読んでいただければ幸いである。

チェンマイに到着すると、駅前には荷台に幌をつけたトラックが並んでいる。これはソンテウという乗合タクシーのようなもので、運転手に行き先を告げてオーケィを貰えたら荷台部分に乗り込む。同じ方向へ行く乗客が数人集まれば発車だ。開け放たれた後部から流れ去っていく景色に、思わずワクワクしてしまうのは私だけではないはず…。

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(ソンテウの後ろから見たチェンマイの光景)

ソンテウに乗り、まず最初に向かったのはワット・プラシンという場所。ここはチェンマイ最大にして最も格式が高いとされる寺院で、第1級王立寺院にも指定されている。チェンマイに到着したらまず最初に行くべき場所のように思える。

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ワット・プラシンに入ると、まずはその金色に輝く本殿に圧倒される。靴を脱いで本殿内に入ると、赤い天井と白い柱、正面の金色の仏像の対比が眩しい。さすがに参拝している人の数も多い。私も見よう見まねで正座をし、旅の安全と充実を願いつつ三礼。

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本堂の裏には黄金の仏塔がある。胴体の前半分だけ飛び出るように作られている象が可愛らしい。

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礼拝堂の壁画は、タイ北部芸術のなかでも最高傑作の一つとされているそうだ。確かに、内壁に隙間なく描かれたタイの人々の暮らしは、それを眺めているだけで時間を忘れてしまう楽しさがある。

ワット・プラシンを堪能したら終えたら、正面の道を東に歩く。セブン・イレブンもあるので、涼をとったり水分補給をするにも丁度よい。しかし、チェンマイのある程度の規模の寺院の目の前にはほぼ決まってセブン・イレブンがあるのだが、これは経営戦略なのだろうか…。実際筆者など、まるでスタンプラリーでもするかの如くそれぞれのコンビニに入っては休憩していたので、見事セブンの思惑に嵌ってしまっている。

やがて左手にワット・ツングユーというやや小さめの寺院が現れる。先ほどまでのワット・プラシンに比べれば地味だが、地元の人が日々参拝に訪れている寺院であり、日常に溶け込んだ素朴な雰囲気に心が休まる。

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気付けばもうお昼の時間だ。歩きながら適当な店を探して入り、カオソーイを注文した。カオソーイはチェンマイの名物料理で、カレー味の麺なのだが、上半分は揚げた麺、下半分は普通の麺と「一杯で二度美味しい」仕様になっている。3月末の茹だるような暑さに、程よい辛さが嬉しい。

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次に訪れたのは、ワット・プラシンから数百メートル東にあるワット・パンタオ。ここの本堂は木造で、乾いた木の色合いは何となく日本の寺院も連想させる。ワット・プラシンなどの豪華絢爛の限りを尽くした「金閣的な」美しさと比べて、こちらは正に「銀閣的な」侘び寂びに繋がる美しさを持っていると言えよう。

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ワット・パンタオのすぐ隣には、ワット・チェディルアンが堂々とした威容で構えている。ワット・プラシンに勝るとも劣らない格式高い寺院だ。チェディルアンは「大きな仏塔」という意味だそうで、その名の通り寺院内に聳える仏塔はチェンマイでも最も大きい。かつてはタイで最重要とされるエメラルド仏も納められていたそうだ。

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今度は進路を北にとり、チェンマイ最古の寺院として知られるワット・チェンマンへ。チェンマイが首都に定められた13世紀末に建立されたものというから、その歴史の深さも伺うことができる。ここの特徴はそれぞれ大理石と水晶で作られた2体の仏像だが、見学は日曜限定だそうで残念ながらその姿を拝むことはできなかった。

しかし、ワット・チェンマンの魅力は仏像だけではない。木造の本堂に入ると、赤地に金をあしらった華やかな出で立ちに驚かされる。古い建物ながら、全く「草臥れ」というのを感じさせないのが驚きだ。

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そろそろ駅に戻らなければなぁ…と思いながら南へ歩いていると、また小さな寺院が見えてきた。チェンマイは本当に寺院が多い。筆者など寺院が目に入ると「少しだけ覗いていくか…」などと呟きながらふらふらと吸い寄せられてしまう質なので、なかなか目的地に到達することができない。

さて、この寺院はワット・ウモーンマハーテーラチャンと言うそうだ。私の他には観光客の居ない静かな寺院だった。

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次に立ち寄った寺院はこちら、ワット・パンオン。こちらも観光客の姿はあまり見られないが、広々とした本殿や金色に輝く仏塔はなかなか迫力がある。

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そのまま東に歩き、やっと旧市街の外縁部に到達した。チェンマイの旧市街はかつては城壁に囲まれていたが、街の開発の過程でその多くが取り払われ、今では私の居るターペー門など一部の場所にその面影を残すのみである。見張り台や木製のゲートなどかつての王朝の息吹を感じさせるターペー門ではあるが、実際には1985年以降に再建されたものとのこと。

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なにはともあれ、時計の針も思ったより進んでいたので、これにてチェンマイ巡りを終えることにした。トゥクトゥクを捕まえ、駅まで飛ばしてもらう。去りゆくチェンマイの街を眺め、今更ながら「チェンマイの空は広いなぁ」などと気付いた。バンコクのような高層ビルもなく、バスの代わりに赤や黄色など鮮やかなソンテウが飛び交うチェンマイが、今は愛おしくて仕方がなかった。

チェンマイ駅の構内食堂でチャーハンのテイクアウトをして、18時発車のバンコク行きタイ国鉄2列車に飛び乗った。これを逃すと明朝までバンコク行き列車はない。足の疲労感も心地よく寝台車のベッドで横になる。1日で多くの寺院を巡れた満足感に浸りながら、もう片方では「今度はもう少しゆっくりと回ろう」などと考えていた。

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