pr3

プレーケストーレンとリーセフィヨルドを訪れて~度胸試しをしてみた?!

»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」

pr3

美景観に酔いしれるか度胸だめしか~プレーケストーレンとリーセフィヨルド「Preikestolen and Lysefjorden」/ノルウェー・ファーサンド自治州

フィヨルドからニョキっと突きだした1枚岩。その高さは604m。

ノルウェイを代表する氷河リーセフィヨルドは、その両側に削られた岩山が続くが、その多くはゴツゴツした肌に緑をはやしている。なぜここだけこれほどスパっと直角に切り立っているのだろうか? おまけにその頂上部もまたスパッ! ナイフで切り落としたようなちょっとした岩の平地が出来上がっている。

そこからの視界は当然、素晴らしい絶景が広がっている。

ロープウェイなどはない。ヘリコプター遊覧も一般的ではない。誰もが2時間ほどのトレッキングをする必要があり、でも平等にその地に立ちその素晴らしいビューを味わうことができる。

pr5

プレーケストーンって何?

1辺25mの岩の直方体が海面から604mまで伸びている。それがプレーケストーン。プレーケストーンとはノルウェイ語で「説教台」とか「お立ち台」という意味らしい。教会などで神父が語りかけるあの台のことだ。

実際のプレーケストーンは教会の説教台と比べては申し訳ないようなスゴイ迫力を持つ。しかし、その周囲の風景に溶け込まない頑なな硬さは、確かに舞台として使えそうだ。説教台は見下ろすための高さを持つが、プレーケストーンは、神により近い場所で空を見上げて祈りを捧げるのにはちょうど良さそうだ。

一万年以上前の氷河期に氷河がぶつかり、その衝撃で大きな岩に亀裂が入ってスパっと欠け落ちてできた。ほかの岩山の多くがゴリゴリと年月をかけて削られたのとは違うわけだ。実際、今のプレーケストーンにも大小の亀裂が複数入っていて、将来的にはプレーケストーンごと崩落する可能性があるらしい。亀裂は現地でその目で確認することができる。

pr6

プレーケストーンから何が見えるのか?

眼下に広がるのはノルウェイでもとっておきの優雅さを誇るリーセフィヨルドの絶景。604mの高さは周囲から抜きんでた展望台を造り出していて、真っ青な氷河が龍か蛇のようにうねっていく様子と黒光りする岩山、そして季節ごとに緑や雪で化粧したノルウェイの大地を見渡すことができる。

登山経験者以外にとっては、きついトレッキングとなる2時間の道のりの辛さも、この俯瞰図を見下ろせば吹っ飛ぶというものだ。

ただ、高所恐怖症は途中でその切り立ったプレーケストーンを目の当たりにし、そこで命知らずな行動をするほかの観光客たちの様子を目にした途端、回れ右をしたくなる可能性もある。一方で、高所恐怖症でもこの巨大な自然の展望大まで上れた人ならば、おそらく縁から1mくらいまでは近寄れるだろう。あとは、命知らずたちの無謀な行動ばかりが目に入ってハラハラと落ち着かない思いをするに違いない。

pr4

そこで何をする?

プレーケストーンのお立ち台ですることといえば、その景色を存分に味わうことだろう。ただ、どの位置で味わうかに個人差がある。

604mの絶壁。そこにはなんの柵もない。ギリギリのところまで、誰もが近づくことができる。だから、ほとんどの人はその一番のキワに立ち、座り、寝転がる。足裏を604m下の水面に向けてブラ~ン。腹ばいになって頭を空中に出してみる。そんな荒業も規制は一切ない。もちろん、転落を防ぐためのネットが下に設置されているはずもない。

落ちたくてそこへ行く人自殺希望者はこれまでいなかったらしいが、事故で落下した例はちゃんとあるので、あくまで自己責任だ。

せっかく際のキワに座るという芸当ができても、そのスゴさの分かる写真を撮るのは難しい。自分ではブラブラさせている足の間から真下の水面をカメラで収めるくらいしかできない。仲間がいれば、少し離れた場所に絶好の撮影ポイントがあるので、そこから撮ってもらおう。プレーケストーンの高さも垂直さもはっきり分かり、足ブラブラの恐怖も写りこむポイントだ。仲間がいない場合でも大丈夫。同じように単独で上ってきた相手と取り合いっこをしてデータ交換をするという手がある。

強者は、ブラブラした状態で、そのポイントに立つ人に手を振って撮影をせがみ、登ってきたところでデータ交換を頼むという方法を取っている。

とにかく、往復5時間ほどの苦労と恐怖心、そしてこの絶景を形に残すためには、ためらったり、手段を選んだりしている場合ではないということだ。

pr7

いつ?

ノルウェイは北国だ。冬は長く厳しい。そのため、岩山であるプレーケストーンへの道は4月から10月の観光シーズン以外は原則閉鎖される。雪が積もり凍りつくその道や岩肌を上ることは、命知らずどころではないからだ。

また、春には雨や霧が多く、道はオープンしていても、実質クローズとなることもある。登ろうにも足元がほとんどみえなかったり、上ったとしてもせっかくの眺望がまったくなかったりするからだ。ただ、麓が霧だからといってプレーケストーンも霧とは限らないところが難しい。

確実にプレーケストーンの展望を味わいたいなら、麓で2泊する余裕を持っておくことをおすすめする。

pr8

プレーケストーンを見上げるフェリー

プレーケストーンから見下ろせる氷河リーセフィヨルドは、その流域にプレーケストーンやイェラーグなどの絶壁があること、ところどころに光る花崗岩があって、日の光を浴びてキラキラ反射することがあるなど、見どころの多い氷河だ。

切り立った岩山のほとんどは、現地まで足を使って上ることができないため、氷河をゆったりと流れる遊覧フェリーで観光するほうが、てっとり早い。また、体力に自信のない人でもフェリーなら安心だ。

夏の観光シーズンにはフィヨルドに沿って40キロあまりを数時間かけて観光できるのと、登山よりは天候に左右されないことから、雨の日などにも利用する観光客が多い。ただ、夏であっても氷河を渡る風は冷たいので、ウィンブレなどで防寒しないとデッキからのビューを堪能できないかもしれない。

氷河の水面近くからプレーケストーンを見上げると、ブラブラと浮く足の小ささにその高さと恐怖を違った感覚で味わうことができるだろう。

pr9

ベースジャンピング基地として

断崖絶壁から飛び降りるのは自殺志願者だけではない。最近人気を集めるアクションエクストリームスポーツの1つであるベースジャンピングは、そんな絶壁からパラシュート一つで飛び降りるというもの。

スカイダイビングと同じと考える人もいるが、高度が低いことと落下ポイントが崖と接近している分危険度が高い。

このベースジャンピングが、このリーセフィヨルドエリアで法的に許可されているため、それを目的として訪れるジャンパーもいる。「体験」などは原則なく、これまでにスカイダイビングなどを経験してきた人がさらなるドキドキとスリルを求めて挑戦する傾向が強い。

pr10

アクセス~町から

オスロからスタヴァンゲルまでは電車やバスの便がある。夜行便があるので、宿代と時間を節約できる。

スタヴァンゲルはプレーケストーンとリーセフィヨルド観光の拠点となる町。よほどの大急ぎの旅以外はここで宿を取ることになる。スタヴァンゲルからはフェリーに乗り込んで、プレーケストーンの麓の町タウへ向かい、タウから登山口まではバス。フェリーとバスはセット料金もある。

フェリーもバスもほぼ定時に運行しているが、何せ本数が少ない。余裕のないスケジュールを組んでいると、後にしわ寄せがくることがある。

pr11

アクセス~麓から

登山口からは2時間、約5キロのコース。なだらかな砂利道もあれば、両手両足を使って岩山を這い上がる場所もある。湿地帯に敷かれた木道を渡ることもあれば、直径30センチ以上の岩を敷き詰めた岩地獄を延々と歩いていくこともある。

道は数年前に全面的に整備されたものの、あくまでその範囲は、狭すぎた場所を少し広くしたり、滑落者の出たところに柵をつけたり、水はけを良くするために岩を敷き詰めたり。「誰でも気軽にどうぞ」という整備ではない。

距離的には初心者向けともいえるが、歩きなれない人やそれなりの靴を履いていない人にとっては、かなりのハードコースとなるはずだ。「2時間」とはトレッキングシューズを履き、普段から体をある程度動かしている人を基準にしていると思っておこう。3時間かかる人のほうが多いくらいだ。また、天候によっても歩きやすさはかなり左右する。雨はもちろん、霧の発生率も高く、足元が緩むと途端に歩きにくくなる。

pr1

最後に

604m。登山を考えれば大した高さではないと思いがちだが、一枚岩の崖の高さだと考えれば、その感覚は変わってくるだろう。しかし、数字は関係なく、そこからの見渡す限りの景色はすべての思考を停止させる。

この岩の上に立つだけでもハラハラドキドキだが、縁に座ったりごろ寝したりする者がいるかど思えば、強者は上からパラシュートで飛び降り、さらには下からロッククライミングに挑戦する人もいるとか。ある種の人には困難やスリルに立ち向かわずにはいられないDNAが刻み込まれているのだと、つくづく感じさせられる観光地だ。

最後になるが、プレーケストーレンへの登山道にも頂上部にも売店やトイレなどは一切ない。必要なものは持っていき、持って返ってくるのが大原則だ。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

自由に旅をして稼ぎませんか?

自由にゆっくりと、風の吹く方向に歩む。旅そのものが職業、旅そのものが人生。
そんな生き方をする人が増える事が私たちの願いです。
だから私たちは、旅を職業にしたい人、誠の自由を手に入れたい人を心から応援しています。
このプロジェクトに参加したい人は以下の「詳細を見る」にアクセスしてください。

おすすめ

まだ読んでないの?

リアル本:2万8千部突破 世界一周の本ベストセラー

Yuuma Family – pickup

  1. IMG_8562
    ※文、パパ※写真:AYA僕は少年の頃からの夢を現実して、今アジア一美しい車窓…
  2. 旅に出て半年経つあたりから「旅への意識」が変わってくる。旅をしているのではなく、日常…
  3. 旅に出る前の僕らは、溢れかえった『物』の中で身動きできずに完全に溺れていた。人生とい…

新着記事

  1. dscf3266
    「自宅の庭にバーがあったらいいよね?玄関を開けたら素敵な空間と美味しいお酒があったら素敵だよ…
  2. dscf3391

    2016/12/6

    石垣島life
    僕らがいつも石垣島で何気なく見ている風景、そして僕らの後ろ姿なんかを写真に収めてここに残して…
  3. boss-fight-free-stock-images-photography-photos-high-resolution-coffee-cafe-espresso
    コーヒーのイメージのない台湾。しかし、実は台湾人が過去に世界ラテアートチャンピオンに選ばれた…
PAGE TOP