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マグロを投げる? 食べないの? ツナラマ・フェスティバルに参加!

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t1マグロを投げる? 食べないの? なんだかもったいないマグロ投げイベント「ツナラマ・フェスティバル」(Tunarama Festival)/オーストラリア・ポートリンカーン

マグロの水揚げ量が世界一の漁業の町で行われる祭りの主役は当然マグロ!

10kg近くもあるマグロを投げまくって、その飛距離を争うというワイルドかつもったいない選手権が開催され、場を盛り上げ、人々を動揺させます。

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ツナラマ・フェスティバルの特徴

ポートリンカーンは、漁業だけでなく農業も盛んな町です。そのため、ツナラマ・フェスティバルの主役こそツナ(マグロ)であったとしても、エビなどのそのほかの海の幸や、スイカなども登場します。

ようは、収穫祭もかねているわけです。ほんの10年ほど前までは、本物のマグロがビュンビュンと投げられていましたが、さすがに「もったいない」という批判が出たらしく、決勝戦以外では本物そっくりのレプリカを使用するようになっています。ホっとするような、ガッカリするような。

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ツナラマ・フェスティバルの開催会場・開催日

会場となるのはオーストラリア南部の漁港の街ポートリンカーン。ミナミマグロ、クロマグロ、ホタテ、エビ、オイスター、ロブスター、アワビなどなど、日本人が思わず舌なめずりしてしまうような海産物がどっさりと水揚げされている街です。

そのポートリンカーンの港近くの公園で開催されるツナラマ・フェスティバルは、例年1月後半の週末、土日の2日間開催されています。

海の生物に扮したパレードは土曜日がメイン。マグロ投げ選手権は土曜が予選で日曜が決勝戦となります。両日とも、食べ物や地元物産、工芸品などのブースは大賑わいを見せています。日曜の夜には花火もあがります。

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ツナラマ・フェスティバルの歴史

1962年、ポートリンカーンの新規事業として進められていたマグロ漁業の振興を願って始まったのがツナラ・フェスティバル。すでに50年以上の歴史を持っていることになります。

一般に(お祭り大好き人たちによると)、100年を超える歴史を持つ祭りは「伝統」入りするのだとか。だとすれば、このツナラマももう中堅。あと50年足らずで伝統イベントとなるわけです。

当初は、あくまでマグロを中心としたアトラクションと食のフェスティバルでしたが、現在では、マグロ投げ選手権以外にも、周辺で取れるスイカを使ったスイカ早食い選手権、海の生物パレード、マグロ料理の屋台などが出る、オーストラリアでも名の知れた大きなイベントへと成長を遂げています。

マグロだからか? 日本人の出没率も非常に高いといわれ、日本人在住者や観光客がマグロを投げる姿、スイカにかぶりつく姿も見ものです。

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ツナラマ・フェスティバルのパレード

漁業振興がテーマなだけに、パレードのテーマもシークリエイチャー。

ポセイドンやマーメイドが登場するのはもちろん、マグロやイカやエビやホタテに扮した町民たちが、青空の下、明るい音楽の合わせて踊りながら行進していきます。

規模としては、有名カーニバルと比べるとかなりミニでシンプル。それだけに、どこかのマーケットのオープン記念チンドン屋みたいな雰囲気が身近な感じでかえって好ましく思えます。

原則、関係者たちによるパレードですが、会場内でのコスプレは自由。そしてコスプレしてしまえば、パレードに紛れ込むのは簡単。見つかったところで、大歓迎されることこそあれ、怒られることはありません。

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ツナラマ・フェスティバルのイベント

メインイベントのマグロ投げ選手権、続いて人気を集める手を使わないスイカ早食い選手権。小さな子ともによるエビ投げ選手権、料理人や主婦たちが挑むエビの皮むき選手権など、地元産物を使った選手権がめじろ押しです。

ローカルアーティストによるコンサートやワークショップ、シークリエイチャーパレードに、花火の打ち上げもあり、小規模ですがロデオも開催されることがあります。海山里、なんでもありですね。

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ツナラマ・フェスティバルの食べ物

食べ物や物産の屋台ブースもたくさん並び、シーフードの焼ける香ばしいニオイが漂います。ただ、悲しいかな、味付けが醤油ベースではないため、日本の海岸のような浜焼きの気分は味わえません。マイ醤油を持参するといいかも。

マグロも生よりは、町の巨大缶詰工場で作られるツナ缶を使った料理が中心です。マグロ投げ選手権に参加する日本人はいますが、日本人による和食の屋台は見かけません。地元のマグロを使ったネギトロや鉄火、握りなどが食べられたら最高でしょう。

ツナの食べ過ぎで口が生臭くなったら、ザクザクと大切りされたスイカにかぶりついたり、スイカジュースを飲んだり。野菜やソーセージのBBQもあるので、ベジタリアンやミートラバーも心配無用です。

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用意するもの

マグロ投げ選手権で入賞以上を目指すなら、筋力。

シーフードを和風浜焼き風に楽しみたいなら、醤油。

パレードに参加したいなら、シークリエイチャーの着ぐるみ。

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参加できること

エントリーは誰でもできますが、出場希望者が多い場合には、予選もあるようです。マグロ投げっぽいことができればそれでいいということなら、気楽に参加してみましょう。

ただ、「どうせなら本物のマグロを投げたい」「勝負は勝たなきゃ意味がない」というタイプは、それなりの練習をしたうえで上位入賞を目指すしかありません。

マグロ投げ選手権以外にも、スイカの早食い選手権、エビの皮むき選手権などもあり、腕力には自信がないけれど、食い気や手先の器用さなら負けないという人も参加可能なイベントにチャレンジしましょう。

マグロ投げには、2014年に日本人観光客が参加して見事に優勝しているそうです。

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一番の見どころ

マグロ投げ。どうやって投げるのかがまず謎でしょう。マグロのエラ部分にロープを通して輪にすることで、ハンマー投げのスタイルで「うりゃっ」と飛ばします。

誰でも参加可能なアマチュア部門、ハンマー投げなどの「プロ選手」が参加するアスリート部門、男女別、また子どもか大人かなどで区別された選手たちが真剣にマグロの飛距離を競います。

決勝戦で本物のマグロを投げるには、大人の男女上位10位以内に入る必要があります。歴代の最長記録は、37,23m。元オリンピックハンマー投げの選手が出しました。でも、これがスゴイのかどうかさえ、凡人には想像できません。

ただ、普通の祭りで行われるアトラクション的なイベントではない真剣さだけはヒシヒシと伝わってきます。マジメな顔でブルンブルンと振り回して飛ばし、「うお~!」と叫び声をあげる、オリンピックのハンマー投げと変わらない戦いが繰り広げられます。ただ、それがマグロなのが、その光景の不思議なところです。

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まとめとして

マグロの漁獲量制限云々が問題になる一方で、マグロの投げ放題に近いフェスティバルがあるところが世の中の不思議。

ポートリンカーンの沖で獲れるマグロはあの巨体のホンマグロではなく、小ぶりなクロマグロやミナミマグロ。赤みが多くてさっぱりした味わいが魅力です。

同じくマグロラバーが多くマグロの大量消費国である日本には、マグロ投げ選手権はありません。

そこは、日本独自の「もったいない」精神と、「マグロは生が一番」という考えから、マグロを投げるのはよくても、地面に落下させて汚して傷つけるのを許せないという心情が関係しているのかも。

確かに、ツナラマ・フェスティバルはとても愉快なイベントであり、マグロ投げ選手権はびっくりするようなコンテストですが、本物マグロ地面にドサと着地する瞬間は、「ああっ!」と悲鳴をあげたくなるような…

地元や一部のマグロ投げ選手権ファンの間では、予選で本物が使われなくなったことを残念がる声もあるそうですが、日本人としては実のところホッとしてしまいました。みなさんはいかがでしょうか?

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