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細い路地が入り組む旧市街地リヨン歴史地区を歩いてみた

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抜け道だらけのローマン都市~リヨン歴史地区「Historic Site of Lyons」/フランス・リヨン

紀元前1世紀に造られ、ヨーロッパの中心の一つとして長く栄えてきたリヨン。現在は先端都市というよりも古都としてのイメージが強く、古い石畳の敷き詰められた道と歴史を刻んできた教会などのある美しい旧市街地を中心に観光地として知られている。

まるで迷路のように細い路地が入り組む旧市街地は、どこを歩いても歴史が語りかけてくるような空気が流れる。観光客として有名スポットを注視するのと同時に、あてどなくのんびりと歩いて住民の視線で小さな味わいを見つけるのも楽しそうだ。

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ヨーロッパを代表するローマン古都

リヨン市内の南西部、雄大なソーヌ川沿いに広がるリヨンの旧市街地を中心とする「リヨン歴史地区」として世界遺産に登録されている。

パリに次ぐ第二の都市としての顔とヨーロッパ有数の古都としての顔、二つの面を持ち合わせるリヨンだが、パリのようツンとしたクールさや最先端のファッションへのこだわりよりも、日々の生活を楽しむ庶民的な文化が発展している。

それが特に顕著に表れているのが、ローマ人が築いた旧市街地なのだ。

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日本とリヨンの古い関係

日本人観光客がリヨンを訪れるという関係以上の深さを日本とリヨンは持っている。

リヨンは18~19世紀頃、絹織物の街として広く知られていた。リヨンの絹織物業界は日本の蚕によって救われた歴史を持つ。その頃、ヨーロッパで蚕の病気が流行、壊滅的な被害を受けた。それを救ったのが日本から輸入した蚕と生糸だったのだ。

その後明治初期には日本の銀行の事務所もでき、日本から多くの商人や文化人が訪れ滞在すという友好的な関係を保ってきた。

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ベルクール広場

リヨンの中心で、観光案内所のある広場。多くの観光客がここをスタート地点として街へと繰り出していく。真ん中に立つルイ14世の騎馬像が目印。

普段の広場にはこれといった屋台も催しもなく、広々とした公園でしかないように見えるが、週末になると屋外でも周囲のギャラリーでも各種イベントが開催されたり市が立ったりする。

市内観光に便利なフリーパスもこの広場の案内所で購入可能だ。

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星の王子様ゆかりの地

星の王子様の作者、サン・テグジュペリの生まれたアパートがベルクール公園近くにあり、広場の西側、マロニエ並木の中に星の王子様が作者の像と並んで立っている。

場所的にもサイズ的にも目立たないため、見逃してしまう人が多い。ぽつんと寂しげな星の王子様はなんとも雰囲気があるので、是非見つけて記念撮影しておこう。

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サン・ジャン大聖堂

12世紀後半から100年かけて建設された司教座聖堂。大きなバラ窓が目印のファサードを持つ、ロマネスクとゴシックの混合建築だ。

建物内部にある天文時計が、ヨーロッパ最古の一つとして知られている。もちろん、からくり付き。動く時間は曜日によって変わるので、調べてから出かけたい。

サン・ジャン大聖堂は、長い歴史の中で、より多くの市民の心の拠り所となるべく、教会そのものが聖書の役割を果たせるように作られているのが特徴。聖書は文字が読めなければ理解できないが、聖書の場面を絵画にすることで、説教もより分かりやすくなるわけだ。

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フルヴィエール大聖堂

19世紀から100年以上かけて建造された、リヨンのランドマーク。白いお城のような姿の大聖堂は見晴台を持ち、リヨンのギュっと詰まった赤茶色の街並みを見下ろすことができる。

この聖堂がリヨンっ子たちに愛される理由の一つに、建造資金の大部分を市民たちの寄付で賄ったという事実がある。自分たちで作った自分たちの教会なのだ。

金色に輝くマリアさまを見上げる時のリヨンっ子たちの顔は、いつも誇らしげだ。

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フルヴィエール・古代ローマ劇場

フルヴィエール大聖堂のすぐ近くに残る、フランス国内最大規模のローマ劇場。年代は教会などからずっと下った紀元前1世紀とされている。

保存状態も良く、今も夏を中心に劇場として使用されている。

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フルヴィエールの丘

フルヴィエール大聖堂を中心に、ふもとには古代ローマ劇場も持つフルヴィエールの丘は、古代から中世まで、そして現代に続くリヨンの発展の基礎となった。

小高い丘程度に見えるが、歩いて上るのはかなり大変。ケーブルカーが運行しているので、まずは一番上の聖堂へ、そして徒歩5分ほどのローマ劇場へと下りていくといいだろう。

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テロ―広場

フランスそのものと、フランスを支える4つの河川をイメージする女性と馬の像がシンボルの、グルリと建造物に囲まれたヨーロッパスタイルの長方形広場だ。市庁舎や美術館といった公共性の高い施設や建造物が多く立ち並び、町の生活の中心的役割を果たしている。

テロ―広場は、昼間はカフェやレストランが席を広げ、ビジネスマンも観光客も買い物客も通り過ぎていくばかり。それが夜になると激変する。噴水の多い広場なのだが、ライトアップが非常に美しく、デートコースとして大人気。カップルでなくても夜の街歩きスポットとしてコースに入れておきたい美しさだ。

テロ―広場近くでは、オペラ座と騙し絵が見逃せないスポットだ。オペラ座は市庁舎の裏に、騙し絵はソーヌ川沿いにあり、ともにリヨンメジャー観光コースからは外れてしまうこともあるが、もったいない。自由時間には是非訪れたい。

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クロワ・ルースとトラブール

絹織物産業の中心となった地域がクロワ・ルース。今も博物館や工房が残り、見学・体験・購入ができる。

このエリアに立ち並ぶ建造物は、まるで作り物の3D画像のようなデコボコ感がなんとも不思議な世界を作りだしている。

エリアサイズとしては狭いのだが、道が細く入り組んでいるため、あちこち歩き回っていると時間を忘れる。また、何時間でも何日でもブラブラを楽しめるだけの奥の深さがある。

そんな奥深い味わいの一つがトラブール。トラブルに巻き込まれそうなネーミングだが、道と道、建物と建物をつなぐ秘密通路のような存在。

もともとは、街の名産である絹織物を雨に濡らしたり、同業者の目から隠して運ぶために作られたというが、今は街中に張り巡らされた細いが大規模な抜け道になっている。

このトラブール、本来ならばその建物の住民しか通れないような作りになっているのだが、今は多くのトラブールが抜け道として開放されていて、建物の回廊や中庭を抜けて歩いていくと思わぬところに出たりする。

小さなエリアなので、迷子になるのを怖がる必要はない。ひたすら楽しもう。

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アクセスと町の歩き方

パリからTGVで2時間ほど、マルセイユやジュネーブからでも同じくらいの距離感。物価の高いフランスの中、パリに比べるとよりいろんな価格層の宿やカフェなどがあり、滞在しやすい町だ。

また、町全体の移動には、地下鉄やバス、トラムなどを利用するが、旧市街や歴史地区は十分歩ける。自分の徒歩速度で歩くことこそが、歴史ある古都を味わうコツだ。

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最後に

2つの川に囲まれたリヨンは霧に覆われることも多く、朝晩にはぼやけた幻想的な光景を目にできる可能性がある。早起きと夜更かしを上手に組み合わせて、まるで中世のリヨンそのもののような姿を味わいたい。

また、狭い路地をウロウロと歩き回るのと同時に、必ず丘にも登って、上から街並みを見下ろしておこう。赤や茶色の建物がひしめき合う様子、そのところどころに顔を出す聖堂や鐘楼の姿は、やはり一幅の絵画のようで素晴らしい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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