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レゲエの神様ボブ・マーリーを感じる旅。何故旅人はレゲエを愛すのか?

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はじめに

バックパッカーの中には、「緑・黄色・赤」の3色を組み合わせた衣類や小物を好んで取り入れる人がいます。それは、Tシャツだったり帽子だったり、アクセサリーだったりします。

旅人たちの心の中では、この「ラスタカラー」は「旅」や「自由」といった思想を表現できる手軽な方法として落ち着いているようです。でも、なぜこの「ラスタ」が「旅」や「自由」に結びついているのでしょうか?

「ラスタ」は「レゲエ」のシンボルマークです。そしてレゲエといえば「ボブ・マーリー」。この3つの言葉から、旅人がレゲエを愛する理由について探ってみました。

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レゲエとは

1960年代に南米のジャマイカで始まったポピュラー音楽が「レゲエ」です。独特のアクセントを持ち、ドラムやパーカッション、そしてギターやベースなどでレゲエリズムを作り出し、そこにホーンの仲間が加わり、さらにボーカルが言葉を加えます。

「レゲエ」という呼称のいわれには多くの説があるものの、ジャマイカ語のスラング「レゲレゲ」からきていると考えられています。この「レゲレゲ」は「ボロ」とか「口げんか」を意味するとのこと。レゲエの持つ混沌とした雰囲気に合っている面もありそうです。

レゲエは誕生当初はあくまで「音楽」として親しまれましたが、その年代が「エチオピア王・ハイレ・セラシエ1世のジャマイカ訪問」、「ジャマイカナショナリズムの高まり」、「ジャマイカの経済悪化と治安悪化」、「アメリカを中心とした公民権運動」、「ヒッピーの流行」などの「ジャマイカの文化的転機」と「世界的な社会不安」を背景に、徐々にメッセージ性を持つ音楽へと変貌していきました。

そして、そんな思想を持たせたレゲエを世界へと発信したのがレゲエの神様と呼ばれる「ボブ・マーリー」なのです。

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ラスタファリ思想の伝道者? 「ボブ・マーリー」

レゲエミュージシャンとして知られる「ボブ・マーリー」ですが、彼は「音楽」だけでなく、「思想」面でも大きな影響を世界に与えました。

早くから音楽活動に目覚めていたボブ・マーリーは、「ラスタファリ思想」に出会い、人生にも音楽にも大きな影響を受けるようになります。

「ラスタファリ思想」とは、ジャマイカの労働・農民を中心に「アフリカ回帰」を願いエチオピア帝国の最後の皇帝「ハイレ・セラシエ1世」を神または神の化身として崇める宗教的な部分の強い「思想」だと定義されています。

ジャマイカには奴隷として連れてこられたアフリカ系住民が多く、近代に入っても唯一植民地化されていなかった「エチオピア」を黒人の故郷と考えるむきがあり、「黒人の王」による「黒人の解放」を願う人々は、「ハイレ・セラシエ1世」の誕生に沸き立ち、「ラスタファリ思想」は、急激にその信者を増やしました。

ボブ・マーリーもその一人。音楽の中にラスタファリ思想のメッセージを折りこみ、ラスタファリ思想を盛り上げました。やがて、「ラスタ」は「レゲエ」や「ボブ・マーリー」自身のアイテムとなっていきました。

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「ラスタファリ思想」のメッセージ、「解放・自由」・「ドレッド」・「ガンジャ」

レゲエはポピュラー音楽の一つとして誕生しましたが、その時節や有名アーティストからの影響を大きく受けた結果、「ラスタファリ思想」を届ける手段としての音楽へと変わっていきました。

当然、レゲエが受けたスタファリ思想の影響は、「解放」という思想を歌詞に盛り込むだけでなく、そのスタイルにも現れました。その一つが「ラスタカラー」であり、緑・黄・赤のトリコロールは「レゲエカラー」としても知られています。

また、「ドレッドロックス」と呼ばれる髪型も、ラスタファリ思想の「たとえ髪の毛でさえも刃物をあててはいけない」という考えに従って放置した結果、絡まった毛が房状になったものです。ただ、多くのレゲエミュージシャンや愛好家たちのドレッドロックスは美容師たちの職人技なのは言うまでもありません。

さらに、ボブ・マーリーのポートレートは必ずといってもいいほど、ガンジャを吸っている姿です。これもまたラスタファリ思想の影響なのです。アフリカでは、大麻は神聖な薬草であり、ラスタファリ思想では、大麻の吸引は精神をより安らかにする正当な行為だと考えられています。彼らが「ガンジャ」と呼ぶ大麻の吸引は、彼らの思想の中では許可されているのではなく、推奨されているのです。

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ラスタファリアンとバックパッカーの相違点

ラスタファリ思想の特徴をまとめてみると、バックパッカーの特徴と重なる部分が見えてきそうです。

ラスタカラーは「解放」を、その思想は「自由」や「大麻の吸引」などを表現しています。バックパッカーたちは社会からの「解放」を求めて「自由」な旅にでます。そして旅先での楽しみの一つとして「大麻」を求めることもあります。

また、身だしなみにルーズなところが髪型に現れ、よく言えば動きやすく、悪く言えばボロでかまわない恰好をしているところも、その狙いこそ違っていても、レゲエやラスタファリアンに通じるところがありそうです。

バックパッカーがレゲエを愛する理由

バックパッカーにとって、レゲエの根幹になっている部分に興味はなくとも、レゲエが持つイメージや雰囲気はとてもしっくりくるものなのが分かります。

自由を求めて社会と戦うという歌詞、でもその音楽は怠惰なリズムを刻みます。自由や解放を願いつつ、まったりと旅をするのにレゲエほどピッタリはまるBGMはないでしょう。

バックパッカーが持つ自由への憧れや、彼らの旅のスタイルは、自然とレゲエへと近づいていかせるのです。

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レゲエの聖地「ジャマイカ」へ

日本からジャマイカを訪れる旅行者は年間1000人余りだといいます。そんな旅人の多くは、北米を経由して2日がかりで訪れます。

治安や言葉の不安はあるものの、実際に訪れてみるとフレンドリーな国であることがよく分かります。街を歩いていれば、次々と声がかかります。それは挨拶だったり、売り物やガイドの押し売りだったりしますが、そんなやりとりさえ、ギスギスしたものではなく、少しだらけたのんびり感。そうレゲエのリズムなのです。

街では、通りでも店でも乗り物の中でも常にレゲエが流れています。まさに24時間体制。クラブやライブハウス、そして公園やすぐそこの通りでも大小のレゲエイベントが目白押しなのも興奮を誘います。

レゲエ好きなら確実にリピーターになりそうです。

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レゲエの故郷「エチオピア」へ

エチオピアに興味を持ち訪れてみたいと考える人の多くが、レゲエやボブ・マーリーに関心を持ったことをきっかけとしています。

列強諸国によって植民地化された地域の多かったアフリカの中、エチオピアはイタリアに占領された5年を除き独立を保ってきました。そのため、独自の文化・宗教・風習などが色濃く残り、今も生き続けています。

また、エチオピアにはラスタファリ思想の根底にあるアフリカンキリスト教の遺跡が多く残され、その一部は世界遺産にも登録されています。岩盤を掘り抜いて造りだした教会群や各地の教会に残される壁画や天井画の素晴らしさは一見の価値があります。

ここには今世の中で信じられ歌われるラスタファリ思想そのものはあまり見かけません。それでも、その元となった「聖地」であることは肌で感じ取ることができます。

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まとめとして

レゲエは、ヒッピーやバックパッカーと同時代に生まれた音楽です。

現代社会から受けるさまざまな圧迫からの解放や自由を求める若者が中心となり、思想・音楽・ファッションなどといった多様な手段で一気に世界へと広まった点もよく似ています。

ジャマイカやエチオピアは、確かにレゲエに縁のある地であり、その魂を感じることができる場所ですが、実は世界中どこであってもバックパッカーのいるところには必ず「ラスタ」、「レゲエ」、そして「ボブ・マーリー」の歌声があります。

旅人はボブ・マーリーを愛するがゆえに旅の友として選ぶこともあれば、旅の間にごく自然にボブ・マーリーの音楽や思想を受け取り旅の一部としていくこともあります。

共通の感覚を持つレゲエとバックパッカーの世界。旅人がレゲエにハマってしまうのも当然といえそうです。

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