巨大氷河群ロス・グラシアレス国立公園に行った感想と絶景写真

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成長しつづける巨大氷河群 ロス・グラシアレス

ロス・グラシアレス国立公園(Los Glaciares National Park)は、アルゼンチンの南端、サンタクルス州に位置する国立公園です。1981年にユネスコの世界遺産として登録されています(自然遺産)。

ロス・グラシアレスというのは、スペイン語でそのものズバリ「氷河」という意味をもつ言葉です。
このロス・グラシアレス国立公園も、名前どおり、広大な氷河群が魅力の世界遺産となっています。その面積は約4,500平方キロメートルにおよび、敷地内には世界第3位の氷原である南パタゴニア氷原の一部も含みます。

これだけ広大な氷河群が形成され、維持されているのは、パタゴニア独特の気候に秘密があります。
この地域は真冬でもさほど気温が下がらず、マイナス5度前後で推移するのです。そのため、氷河は溶けたり凍ったりを繰り返すことになります。さらにそこに、次から次ぎへと雪がどんどん降り積もっていくため、氷河は成長をやめず年々大きくなっているわけです。

ロス・グラシアレスの存在はまさしく、絶妙な匙加減によって成り立っている大自然の神秘なのだということができるでしょう。

世界にここだけ 美しく青い氷河

ロス・グラシアレスの特筆すべきポイントは、スケールの大きさだけではありません。
多くの観光客がこちらへ訪れるのは、なんといっても独特の美しく青い氷河を見るためでしょう。

ロス・グラシアレスの氷は、空気をほとんど含んでいません。これは、雪がどんどん降り積もることで上から圧迫され、気泡の入る余地がないからです。
空気を含まない氷は青い光だけを反射させる特質をもっているため、ほかの色の光はすべて吸収されます。それで鮮やかな青い色の氷河が形成されるというわけです。

青みの鮮やかさ、その規模、いずれをとってもここまで美しい氷河は世界中にロス・グラシアレスにしか存在しません。
まるでコンピューター・グラフィックのように澄み切った青色は、クリアーすぎて作りもののようにすら思えるほどです。

太陽の光をめいっぱいに浴びて輝く昼間も、色を暗く濃くして荘厳さを増す夕方も、どちらの青色にも違った美しさがあって魅力的です。

轟音とともに崩落するスペクタクルな氷河

ロス・グラシアレスの魅力はさらにもうひとつあります。それは、氷河の崩落です。
世界遺産を紹介する映像などでもたびたび象徴的に使われているシーンですので、見覚えのある人も多いかもしれません。

すでに紹介したとおり、ロス・グラシアレスは溶けたり凍ったりを繰り返している氷河です。すると、その繰り返しのあいだに次第に高いところから低いほうへと移動していくことになります。
ところがロス・グラシアレスのあるパタゴニア地方は、アンデス山脈の南端に位置する山脈地帯です。そのため、氷河は移動するうちに山の斜面から次第に押し出されていく格好になるわけです。

巨大な氷河が、ビルほどもある高さから轟音とともに崩れ落ちていく様子は一大スペクタクルと呼ぶに相応しいものです。目の当たりにすれば、自然のスケールの大きさをこれでもかと感じさせてくれる体験となるでしょう。

そんな崩落が起きやすいのは、もちろん気温の上がる夏です。
そのため、アルゼンチンでの夏に当たる1月から2月には崩落が頻繁に見られますので、観光客にとってはベストシーズンだといえるでしょう。

ロス・グラシアレスの代表的な見どころ

【ペリト・モレノ氷河】

ペリト・モレノ氷河(Perito Moreno Glacier)は、ロス・グラシアレスのなかでも最も代表的な氷河で、人気の観光スポットとなっています。

30キロメートルの長さのなかに、約250平方キロメートルもの氷が存在しており、崩落を見やすい氷河でもあります。
というのも、パタゴニアには全部で48の氷河がありますが、そのなかでも3つしかない後退していない氷河だからです。地形の妙がこの神秘的な氷河を支えているのです。

ペリト・モレノ氷河はアルヘンティーノ湖にせり出した格好になっていますが、このアルヘンティーノ湖から船で氷河を見学するツアーも非常に人気です。また、氷河に上陸してトレッキングするツアーもあり、さまざまなアプローチから氷河の魅力に迫ることのできるのがこのペリト・モレノ氷河の特徴だといえるでしょう。

【ウプサラ氷河】

ウプサラ氷河(Upsala Glacier)は、南パタゴニア氷原から流れ出してアルヘンティーノ湖へといたる長さ60キロメートルの氷河です。ロス・グラシアレスのなかでも最大の氷河となっています。
氷河の名前はスウェーデンにあるウプサラ大学からとられていますが、これは、この氷河の研究をはじめてしたのがウプサラ大学のチームであったためです。

ウプサラ氷河にも、上陸したうえで端から端までトレッキングするツアーがあり、人気を博しています。また、近隣にあるオネージ湖に立ち寄るコースもあり、こちらは氷山と森というコントラストの美しい光景を見ることができるでしょう。

ちなみにウプサラ氷河は、かつては現在よりも20キロメートルも長く、全長は80キロメートルほどありました。これが急速に後退していることから、地球温暖化の代表例として提示されることも多い氷河です。

【スペガッツィーニ氷河】

スペガッツィーニ氷河(Spegazzini Glacier)も、ロス・グラシアレスのなかでは人気の高い氷河です。
崩落が魅力のペリト・モレノ氷河、長さが魅力のウプサラ氷河に対して、このスペガッツィーニ氷河は高さが魅力となっています。

高く切り立ちながらそびえる氷河は、最大で135メートルもの高さになります。高さがある分、太陽光に照らされたときの色味にも深みがあり、独特の光景を見られるでしょう。

【南パタゴニア氷原】

南パタゴニア氷原(Southern Patagonian Ice Field)は、南アメリカ大陸の南端に位置する巨大な氷原です。総面積は13,000平方キロメートルにおよびます。
これは、凍結した陸地としては、南極大陸とグリーンランドに次ぐ世界第3位の面積になります。

アルゼンチンとチリとにまたがっており、ロス・グラシアレス国立公園にはこのうちアルゼンチン側が含まれています。氷河群はここから流れ出しているものであり、すべての氷河の母だといえるでしょう。

ロス・グラシアレスへのアクセス

ロス・グラシアレスへ行く際には、エル・カラファテという街を観光拠点とすることになります。

まずは首都ブエノスアイレスからアルゼンチンに入るのが一般的でしょう。ブエノスアイレスにはエセイサ空港(Ezeiza International Airport)という国際空港があり、南米各地やヨーロッパからの定期便が出ています。日本からであれば、イスタンブールやドーハなどを経由して行くことになります。

ブエノスアイレスからエル・カラファテまでは、飛行機で3時間半程度です。

エル・カラファテからロス・グラシアレスまでは、バスやクルージングを利用した観光ツアーがいくつも出ていますので、好みにあったものを選ぶとよいでしょう。
ほとんどは日帰りツアーですが、ロス・グラシアレスの魅力を堪能するためには1日では足りません。いくつかのツアーを組み合わせて3日ほどかけて廻るのがおすすめです。

なお、国立公園内への入場料は、外国人の場合20ペソ程度です。

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