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世界一カラフルで世界一危険なホーリー祭とやらに行ってみた

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※特に外国人や女性は身ぐるみをはがれたり、暴行を受けたり、レイプされたりといった例も多数報告されているので要注意!

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世界一カラフルで世界一弾けて、世界一危険「ホーリー祭」(Holi)/インド・ネパール・スリランカなど

数ある宗教の中でも神秘的な祭りの多いヒンドゥー教、そのヒンドゥー教の祭りの中でもっとも激しくもっとも派手でもっとも危険だといわれるのがこの「ホーリー祭」だ。

画像や動画で見かけたことのある人も多いだろう。そのカラフルさから憧れる旅人も多く、近年は色水や色粉をかけあう明るく楽しいフェスティバルとして取り入れる地域も増えている。

しかし、実際の祭りに臨めば、想像と常識を超えた迫力を実感できるはずだ。

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ホーリー祭の開催会場・開催日

ヒンドゥー教徒のいるところ、ヒンドゥー寺院のあるところなら、ホーリー祭は行われる。インド、ネパール、スリランカ、タイ、インドネシアなどで大小規模の祭りが開催され、ヒンドゥー教徒はもちろん、それ以外の住民たちも混ざってお祭り騒ぎだ。

その中でも規模が大きく知名度が高いのはインドだろう。死者の町バラナシ、クリシュナの聖地ブリンダバン、ヒンドゥー7大聖地の一つマトゥラなどには、その日を狙って世界中から好奇心の塊である旅人や鬱憤の溜まった旅人、そしてカメラマンたちが集まってくる。

ホーリー祭が開催されるのはインドの暦の11月の満月の日。これは現代の一般的な暦ではほぼ3月にやってくる。早朝から昼過ぎまでが祭りのクライマックスだが、その前から興奮は高まり、その後も集団ヒステリー状態から醒めるには時間がかかる。

祭りの規模が大きい地域では1週間ほど前から、街も人も浮ついた雰囲気になってくる。

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ホーリー祭の歴史

ホーリーの原語はホリカ(Holika)だとする説がもっとも有力だ。ホリカはインドの神話に登場する神の一人。

彼女の兄は王である自分自身を神だとし、ヴィシュヌ神を信仰する息子を抹殺しようとあの手この手を試すものの、ヴィシュヌ神に守られている息子はいつも命拾いしていた。最後の手段で考えたのが、炎に焼かれることがない神であるホリカを利用することだった。

兄王は妹のホリカに息子を抱いて火の中に入ることを強要。ところが、ホリカは焼け死に、息子は火傷すら負うことがなかった。息子はヴィシュヌ神の加護を受けただけでなく、実はホリカが甥に普段は自分が着ていた炎に焼かれることを防ぐショールをかぶせて守ったといわれている。

自分を犠牲にしたホリカをしのび、その年の収穫物を燃やした灰を振りかけあったのがホーリー祭の前身だという一説だ。

実際には、インドにおける作物の収穫を終える時期にあたり、収穫を祝う祭りである面、ホリカの伝説から粉や水を掛け合って魔を払う儀式、さらに、カシミール地方の伝承であるビシャーチャという鬼を追い払うために、泥や汚物を投げつける行動などが混ざりあったと考えられている。

祭りで飛び交う色水や色粉の量を体験すると、灰や泥はともかく、汚物を投げる習慣が残らなくて本当によかったと思う。

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ホーリー祭で使われる色水と色粉

色粉は本来原色である「赤」「黄」「緑」が使われていた。まさに信号カラー。原色が自然から手に入れやすい色であったこともあるが、同時に赤は血肉を、黄は糞尿を、緑は豊かな収穫をもたらす自然を意味していたらしい。

また、寺院などの宗教儀式で使われる色水や色粉は原則として天然素材にこだわっているらしい。あくまで、収穫を祝い魔を払って神へ祈りを捧げる祭りであればそれも当然かもしれない。

しかし、町で繰り広げられるカラーリング大会はまったく別物。色にこだわりはない。道端でもマーケットでも目もくらむようなカラフルな粉がズラリと並んでいる。そして、化学物質がたっぷりと含まれているだろうことは、口や鼻に入ってしまった時、目に入った時、そして体を洗った時、さらには衣類を洗った時に知ることができる。

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ホーリー祭1週間

ホーリー祭は本来当日1日こっきりの大騒ぎのはずだが、多くのヒンドゥー教徒にとって1年間待ちに待った機会なだけに、1週間ほどまえから、その兆候が見え始める。

街角でカラフルな粉が売られるようになるのは、目に楽しくて大歓迎だが、いたずらっ子たちが早くも手に入れた色水鉄砲で襲ってくることもある。特に外国人の場合は狙われるので気をつけたいが、こればかりは避けきれないだろう。

ホーリー祭の前日になると、地域によっては独特の前夜祭的なイベントが始まる。その年の収穫物を燃やすというどんど焼きのような比較的おとなしいイベントもあれば、こん棒を振り上げた女性たちが鍋のフタを盾がわりにした男性を叩きながら追いかけていくパレード、カラフルな色水の入った壺を割る儀式などもある。

そして、夕方になると、もうあちこちで色水色粉かけはスタート。

当日は早朝から街に人が繰り出してくる。通りすがりに顔にベタ~、通り沿いの家の御屋根から色水がビシャ、路地の隅から色水鉄砲がピュー。歩いていればもちろん、リキシャに乗っていても、バスに乗っていても、色の洪水を避けることはできない。

日が昇ってくる頃には、誰もがホーリーに参加しはじめるので、通りを走る車やリキシャがいなくなる。そして、町は人も通りも家も全てがあらゆる色に染まっていくのだ。

ヴィシュヌ神を祀る寺院内では、息をするのも苦しいほどの色粉が舞い、混雑の中人々は色水と粉を被りながら狂喜乱舞して祈りを捧げ、踊りまくる。

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現代のホーリー祭

ここ数年、ホーリー祭の楽しい部分だけをピックアップしたフェスティバルが世界中で開催されるようになった。

ホーリー祭りとして色粉を掛け合うというシンプルな楽しみを追求したものもあれば、マラソンとドッキングさせ、数キロごとのチェックポイントで、道端に集まった見物客が決まった色水をかけることで、走るモチベーションを高め、走った距離も分かるというイベントになったりしている。

こちらは、服の汚れと滑って転ぶ以外に危険はなさそうだ。

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ホーリー祭が危険な理由

ホーリー祭は誰もが弾ける。いや、弾けすぎる。そして、間違いなく楽しい!ただ…。

ヒンドゥー社会にはカーストが色濃く影響を与えている。日常生活でも社会生活でも、宗教儀式の中でもこのカーストは見逃されることがない。たった一度の例外を除いて。

そう、それがホーリー祭なのだ。色粉を振りまき、塗り付け、色水をまき散らし、浴びせかける。それがホーリー祭のスタイル。そして、相手に対する遠慮はまったくない。

年齢も性別も階級も関係なし。「待った!」も「イチ抜けた」もなし。歩いていようが、店を出していようが、バイクや車を運転していようが、赤ちゃんを背負っていようがお構いなしなのだ。多くのホテルやゲストハウスでは、「外出を控えるように」との勧告を出すほどだ。

そろそろ、この祭りの危険さに気づくだろう。ホーリー祭の間、特にカーストで下層階級である人々は日頃のうっぷんを一気に爆発させる。楽しむのはいいだろう。ただ、時にやりすぎることがあり、特に旅人はその的とされやすい。色水の集中砲火くらいならいいが、囲まれて全身に色水を塗りたくられついでに身ぐるみをはがれたり、暴行を受けたり、レイプされたりといった例も報告されている。

ちなみに、危険対象となるのは女性が主だが、男性もあらゆる面で油断は禁物らしい。

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用意するもの

いらない服、または染まってもいい服。ゴーグルやマスク、カメラを守る防水バッグやビニール袋。

あとは、たっぷりの遊び心と用心、そして好きな色の粉!

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まとめとして

よそ者気分で参加すると、最初のうちはあまりの傍若無人な色水色粉のかけ放題に憮然とするかもしれない。でも、顔が染まり、衣類が染まったころには、もう感覚はそちら側。

参加する以上は自分も傍若無人になるしかない。鼻に入ってむせようが、集中攻撃をうけようが、「ハッピーホーリー!」と叫べるようになって祭りを終えることだろう。

ただ、身を守る術として、貴重品を持ち歩かないこと、決して一人では参加しないことだけは肝に銘じておこう。

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