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人間回転ブランコ?!ボラドーレス・フライングインディアンに参加!

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人間回転ブランコ?! 高所からロープ1本でぐるぐる落下「ボラドーレス・フライングインディアン」(Voladores)/メキシコ・ベラクルーズ州・パパントラ

メキシコの先住民族の間に受け継がれてきた祭りの一つだといわれるボラドーレスは、バンジージャンプ顔負けです。

インディアンたちが高い柱の上からロープ1本で逆さまに舞い降りてくるその様子から「フライングインディアン」の別名を持つこの祭りの見どころをまとめてみました。

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ボラドーレス・フライングインディアンの特徴

遊園地にある回転ブランコを思い出してみてください。大きな傘かキノコのような支柱と天井を持つ本体からワイヤーでぶら下がるブランコがあり、そこに座ると本体の回転に合わせて遠心力でブランコが外側へと飛ばされるようにして浮遊感を感じられるあの遊具です。

ボラドーレスの様子はアレを非常に原始的に人間の体だけで行っているというのが初見の感想です。

実際には、直径50センチほどの柱とその上部に作られたお立ち台が本体となります。5人のインディアンがヒョイヒョイと上り、お立ち台でちょっとした音楽や踊りがあった後、音楽係りの1人を残し、後の4人が頭を下に足にロープを結わいつけてぶら下がり、足のロープを少しずつ長く伸ばしながら遠心力を利用して柱の周りをグルグルと回りながら落下していくというもの。

まさに人間回転ブランコであるその様子には、サーカス? 罰ゲーム? いや拷問か? そんな言葉しか思い浮かびませんが、これはれっきとした宗教儀式です。

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ボラドーレス・フライングインディアンの開催会場・開催日

本来は神へ祈りを捧げる際に行われた儀式であり、現在も有名な遺跡などを中心に行われていますが、宗教儀式というよりは観光用のショーとしての役割が強くなっています。

もっとも本来の姿に近いスタイルを残しているのが、メキシコのベラクルス州にある「パパントゥラ・デ・オラルテ」のボラドーレスです。ここは、メキシコ人たちが魔法のように魅力的な場所として誇り憧れる土地。ここで行われるボラドーレスは、トトナック族によって受け継がれ、世界遺産無形文化遺産に登録されています。

一方でショー化が進んだボラドーレスは、観光各地で演じられるようになっています。メキシコシティの国立人類博物館、テオティワカン遺跡、トゥルム遺跡などが知られています。

開催時期は特になく、古くは干ばつが続いた際や豊饒を願うために行われたようですが、現在は観光客数次第で不定期的に行われています。

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ボラドーレス・フライングインディアンの歴史

メキシコ中央部の先住民族であるナワ族やオトミ族、さらにワステカ族に起源を持つといわれていますが、儀式そのものはかなり古くからメキシコ全土に広がっていたと考えられています。

神話によれば、干ばつが続いた際に神に雨を乞うたものだったとされていますが、徐々にその内容はいろいろな形に変換され、成人として認められるための儀式だったり、その年の豊饒を願う祭りで行われたりしてきました。

ただ、スペイン統治などで先住民族文化が抑圧された時代に、多くの部族で儀式そのものが行われなくなっていく中、パパントゥラ・デ・オラルテのトトナック族がもっとも古い伝統的なボラドーレスを受けついできたことから、現在は「ボラドーレスといえばトトナック族」的な図式が出来上がっています。

現在、メキシコ各地で行われているボラドーレスのフライングインディアンたちの多くがトトナック族だともいわれます。

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ボラドーレス・フライングインディアンのパレード

残念ながら、伝統的な儀式の一部としてのボラドーレスでパレードが行われていたのかは分かりません。

現在各地で行われているボラドーレスは、始まりから終わりまで30分以内の短いもので、公園の片隅などで休憩していた5人のインディアン役の男性が、1人が吹く笛の音とともに柱の元まで歩いてくることと、柱の下で祈りを捧げること、その様子が唯一のパレード的な場面でしょうか。

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ボラドーレス・フライングインディアンの楽しみ方

多くの会場で、このショーは事実上有料のイベントとなっています。ただ、その有料レベルは大道芸への投げ銭程度。

ボラドーレスの始まる前、または後に5人のインディアン役たちが帽子や箱を持ってチップを集めにくるので、彼らの勇気をたたえて小銭をはずみましょう。

また、遺跡などの近くで行われるボラドーレスの場合には、先住民族の手工業品などの販売がチップのかわりになっていることもあります。

購入することで彼らへのギャラの支払いにも、文化継承のお手伝いにも、そしてお土産を手に入れることにもつながる一石で二鳥や三鳥の仕組みです。

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用意するもの

当然カメラでしょう。ただし、普通のシャッター速度のものだと、グルングルンと回り続ける彼らを枠内に収めることがなかなかできません。

連続シャッターかスポーツモードのシャッターなどのついたカメラ、もしくはちょっと離れたところから望遠でビデオ撮影するのがベストでしょう。

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参加できること

とても危険な儀式なので、飛び入り参加はもちろん不可能です。

ただ、抜け道はあるもので、パパントゥラ・デ・オラルテでは、ボラドーレスに参加するフライングインディアンのための訓練所があるそうです。

ここに入所することができれば、15mレベルの柱で練習を積み、30m超の本番にも臨むことができるとかできないとか。どうしても参加してみたい! という人は是非訪ねてみてください。

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一番の見どころ

本来は山からご神木を切り出し、地面につけることなく儀式が行われる会場まで運び、そっと広場に立てられたという柱。その高さはなんと90mに及んだこともあったそうです。

現在のボラドーレスで使われる柱は高さ30mから35m程度。柱も木製から鉄骨へと変わってきています。

柱にはよじ登るための足掛かりが作られますが、木の柱は縄を巻きつけて滑り止めとし、鉄筋の場合には電柱にように鉄パイプの足場が作られています。そこをスルスルと上って、柱の最上部にあるちょっとしたお立ち台に立ちます。

登場人物は5人。1人は音楽担当で、笛を吹きながら他の4人を従えて現れます。儀式の始まりはこの笛の「ピーヒャララ~」の音色が合図。

お立ち台では音楽担当の1人が笛や太鼓で雰囲気を盛り上げる中、4人がロープを巻きつけ、飛び降りる準備に入ります。

頭を下にしてぶら下がった4人は頭の重さと手足でバランスを取りながら遠心力を使って回り始めます。足に巻きつけたロープを徐々にほどき、地面までに4人がそれぞれ13回転するのが決まりとなっています。地域によっては、ロープを巻きつけるのは柱の上部で、結わいつけるのはウエスト部分の場合もあるようです。

地面すれすれになると、腹筋でグイと上体を持ち上げて無事に着地。あっという間ですが、ハラハラドキドキさせられます。

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まとめとして

日本の消防の出初式のようなアクロバティックな儀式であり、諏訪神社の御柱のような神事であり、古くは縄文杉のような大木を切り倒して行われていたのだろうかという想像まで膨らむボラドーレス。

今では見世物化している傾向が強いのですが、たとえば4人で13回転することは、1年365日の太陽暦と1年260日の宗教暦が52(4×13)年に一度同じ日に正月を迎えるという数字にちなんでいるのだそうです。

また4人は「水・風・火・大地」を代表する鳥であり、笛を吹いて踊る1人は太陽への祈りを捧げ続けているという設定でもあります。

在りし日のインディアンたちは、鳥となって台地へと舞い降りることで、太陽神への願いや祈りを届けようとしたのでしょう。そしてその勇気ある行動は、成人であることの証でもあったわけです。

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