pe1

仏の歯と象と信者のハイテンション電飾パレード「ペラヘラ祭り」に参加!

»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」

pe1

仏の歯と象と信者たちのハイテンション電飾パレード「ペラヘラ祭り」(Esala Perahera)/スリランカ・キャンディほか

仏教のお祭りだからといって、いつも厳かに張りつめた空気の中で行われるとは限りません。日本でも、祭りでおみこしを担げば熱気ムンムン、見ている側にまで伝わるハイなテンションで盛り上がります。

スリランカで最大規模ともいわれるペラヘラ祭りは、仏の遺物である歯をご神体として象が背負う仏舎利の輿に乗せて街を練り歩くパレードがメイン。

このパレード、仏様の歯にはちょっとそぐわないほどに華やかなところが特徴です。

pe2

ペラヘラ祭りの特徴

主役は歯と歯を背に乗せて運ぶ象。

スリランカで雨期が始まる頃をエセラ月と呼び、神に祈りを捧げるための踊りや音楽などの儀式が古くから行われてきました。お釈迦様の時代にも、エセラ月にはさまざまな宗教イベントが開かれていたそうです。

そして、現代にも伝わっているエセラ月のイベントの一つがこのペラヘラ祭り。神への祈りをさまざまな形で表現するパレードとして発展してきました。

そのパレードの主役となるのが仏歯であり、それを背に担ぐのが象なのです。仏歯は、スリランカの仏教徒にとって神の一部です。少しでも近づこう、できることなら仏歯が納められた仏舎利に触れたい、仏舎利を担ぐ象に触れたいと考えています。

そんな大切な役割を果たす象もまた特別に選ばれて大切に育てられています。毎年、ペラヘラ祭りが近づくと、象の飼い主たちが集められ、象と象使いによるパレードの練習が始まるのだそうです。

pe3

ペラヘラ祭りの開催会場・開催日

ペラヘラ祭りは、スリランカ各地で年間を通じて行われています。宗教的なパレードの大半がペラヘラ祭りと呼ばれるためです。

ただ、一般的に外国人が呼ぶペラヘラ祭りとは、キャンディで開催されるエセラ・ペラヘラのことを指し、スリランカで最大規模の祭りでもあります。エセラ・ペラヘラの主催はキャンディ・ダラダ・マリガワ寺院、別名仏歯寺です。

祭りの中心エリアはクイーンズホテル周辺なので、ここの道側の部屋に泊まることができれば、部屋のバルコニーという特等席から祭りを観ることができます。ただ、考えることは皆同じ。なかなか予約を取るのは難しいようです。

エセラ・ペラヘラが開催されるのは、スリランカの暦でエセラの月の新月から満月の間の2週間ほど。太陽暦では7~8月頃にあたります。日程を2つか3つのパートに分けて、祝われますが、パレードが出るのは後半です。

毎年、祭りの詳細な日程は星占いで決定されているそうです。そのため、パレードのおおよその日程は数か月前から分かっていても、開始日は数週間前、開始時間の発表は当日になってからという年もあるとのこと。パレードは日没に始まり真夜中前までの数時間で、祭りの後半5日間程度続きます。

pe4

ペラヘラ祭りの歴史

古くは、シンハラ仏教徒がヒンドゥー教の守護神である神々、ナータ、ヴィシュヌ、カタラガマ、パッティニの4神をご神体として担ぎ上げて街の中を巡るという儀式でした。ペラヘラとはシンハラの言葉で「行列」を意味するのだそうです。

現代のペラヘラ祭りの主役である仏歯がキャンディに落ち着いたのは16世紀末のこと。仏歯寺を建立して仏歯を納めたのが17世紀初頭です。

ヒンドゥーの神のペラヘラにこの仏歯が加わったのは、さらに年を重ねた1775年だと記録されています。

pe5

ペラヘラ祭りのパレード

行列の構成員たちは松明や電飾を使った明るく煌びやかな姿で通りを埋めます。そして、ただ歩いて通り過ぎるのではなく、なかなかの激しさを見せてくれます。

ペラヘラの内容は、地元の伝統芸能であるキャンディアン・ダンスの激しい踊り、激しく打ち鳴らす太鼓隊、危険なほど炎をあげて振り回す松明隊、道化師、鞭を持った先払いの男たち、旗を持った男たち、そして電飾付きの象たちという大所帯。通り過ぎるのに2~3時間かかりますが、その間ほとんどの行列参加者がとにかく踊りまくります。中にはトランス状態に陥っておかしくなってしまう人も出ます。

最後に悠々と登場するのが、体の大きさ、器量の良さ、気性の良さなどで選ばれた象の選抜隊です。美しい布をかけられ、電飾を背負わされた象たちが行進していきますが、一番の主役は最後尾。

その象の背には、仏の歯を納めた仏舎利が置かれています。仏舎利と象の体は煌びやかな刺繍を施された布で覆われ、電飾でキラキラと光っています。

pe6

用意するもの

運よく最前列の席を確保できると、ファイヤーダンスの火の粉を浴びることになります。神に捧げるダンスの炎を浴びるのは縁起としては良いことでしょうが、実際に火ぶくれができるのは放置できません。

肌をある程度覆う服装と、たっぷりの水とオロナインくらいは自分で用意しておくことをお勧めします。

また、小さな折り畳みの椅子を持参しておくと、万一自分が予約した席をぶんどられた場合にその前や横に割り込むことができます。

pe7

参加できること

パレードへの参加はスリランカ人にとって非常に名誉なことであり、簡単には参加できない難関です。当然、旅人は見学に回るしかありません。

沿道で野次馬根性を発揮して押しつ揉まれつしてもいいし、路上のところどころに用意される観覧席を陣取ってもいいでしょう。

ただ、どちらの場合も油断すればただちに奪われてしまいます。お金を払って予約してあっても、先に誰かが座ってしまえばそのお尻をどかすことはまず不可能です。

確実に場所取りするなら、仲間で行き、常に体を使って場所を確保しておくことが大切です。さもないと、トイレにも行けません。

pe8

一番の見どころ

ペラヘラ祭りはパレードが命。一番の見どころは最終日、満月を迎える夜のパレードでしょう。

数日間続くパレードですが、そのメンバーは基本ほとんど変わりません。当然、疲れも出るでしょうし、ハイな状態にもなっています。そこへきて、最終日は昼のパレードがあり、夜にもパレードがあるのです。

スーパーハイテンション化した踊り子たち、邪気祓いと先払いをするムチも、松明を使ったファイヤーダンスもコントロールがあやしくなっているため、道端最前列で見物していようものなら、「うわっ」とばかりに驚かされることも多くなります。

でも、それだけ迫力はアップ。ハイなのかトランスなのかはっきりわからないような状態の3時間のパレードは、是非ともトイレも食事もしっかりと済ませた上で早めに席取りをしてそこを動かず、最前列で味わいましょう。

pe0

まとめとして

どんな祭りにも人を夢中にさせる何かがあるものです。

ペラヘラ祭りの場合は仏の存在を身近に感じられる絶好の機会です。人々はパレードを華やかに盛り上げることで、仏への祈りを伝えようとしますが、あまりに真剣になりすぎてその途中で我を忘れてしまうこともあります。そしてその状態を神がかりと捉えることもあるようです。

国や宗教が異なっても、同じような祭りと現象はよく耳にしますね。祭りの楽しさはそんなハイテンションな一体感にこそあるといってもいいでしょう。

スリランカを代表する仏教寺院の宗教儀式であるペルヘラ祭りでは、踊る人も見る人も興奮のるつぼに巻き込まれていきます。冷静なのは主役の片割れである象たちくらいのものでしょう。そして、その象の背で揺られる仏の歯は、トランス状態で捧げられる人々の全身全霊の祈りを、きっと喜んで受け取っていることでしょう。

自由に旅をして稼ぎませんか?

自由にゆっくりと、風の吹く方向に歩む。旅そのものが職業、旅そのものが人生。
そんな生き方をする人が増える事が私たちの願いです。
だから私たちは、旅を職業にしたい人、誠の自由を手に入れたい人を心から応援しています。
このプロジェクトに参加したい人は以下の「詳細を見る」にアクセスしてください。

おすすめ

まだ読んでないの?

リアル本:2万8千部突破 世界一周の本ベストセラー

Yuuma Family – pickup

  1. 旅に出て半年経つあたりから「旅への意識」が変わってくる。旅をしているのではなく、日常…
  2. dscf3266
    「自宅の庭にバーがあったらいいよね?玄関を開けたら素敵な空間と美味しいお酒があったら素敵だよ…

新着記事

  1. owachomo_bridge
    私は世界を旅し、生の絶景を数多く観てきました。なかには、思い描いていたものとギャップがあり「…
  2. img_1
    最も人気の観光地ともいわれるバルセロナですが、あなたは何を楽しみに行きますか?バルセロナを満喫するた…
  3. book_natalie_alexandrov132043
    旅に出た、世界に出たきっかけというのは人それぞれ違い、テレビだったり、ブログやインスタグラム…
PAGE TOP