ad4

国際養子縁組の今。年間50人以上の日本人がアメリカで養子に?

»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」

ad4国際養子縁組の今。年間50人以上の日本人がアメリカで養子に

養子縁組。その存在は知っていても、多くの日本人にとってはそれほど身近ではないでしょう。

日本はほかの先進諸国と比較して、養子縁組数が非常に少ない国です。その件数は正確な統計がなく公表もされていませんが、アメリカのそれの1%程度といわれています。

ところが、その日本の数少ない養子縁組のうち50人以上が日本国内ではなく、アメリカで養子として受け入れられているという事実があるのです。

養子縁組の多いアメリカと少ない日本が持つそれぞれの事情と、養子となった子どもたちのその後について調べてみました。

ad1

日本で養子縁組数が少ない理由

なんらかの事情によって、保護してくれる大人を持たない子どもは日本を含めた世界中にいます。ただ、国や地域ごとに、養子縁組を必要とする子どもの数も、彼らが持つ背景も異なります。そして、養子という存在に対する社会の反応にも大きな違いがあります。

日本の場合、単一民族国家であること、血は水よりも濃いという血族主義などの歴史的・伝統的な背景が強いという特徴があります。これは、古くは地域や家系内で実子以外の子どもも仲間や家族として養護するというプラス面に働いていましたが、核家族化が進んだ今日では、養子を受け入れにくい環境の源になっているということができそうです。

また、養子縁組数が少ないことは、日本社会に養子や養親が少ない状況につながります。そのため、養子縁組による家族形態を特別視する社会が成立してしまっているのです。当然、養子縁組をサポートする公的・民間のシステムの発達も不十分です。

平たく言えば、経済的にも精神的にも養子を迎えることができ、それを望む家庭があったとしても、周囲の目が気になって実際の行動には移せないし、サポートしてくれるシステムもないわけです。

ad6

アメリカで養子縁組が多い理由

対して、アメリカで養子縁組が多いのには、日本と全く逆の状況が考えられます。養子縁組数が多いということは、社会の中に養子や養親がたくさんいるということ。それほど珍しい存在ではないのです。

そのため、養子を迎えたいと考えた時に家族からの反対を受けにくく、周囲から奇異の目を向けられることを恐れる必要性も少ないのです。

同時に、公的な養親縁組システムは州ごとに整備され、民間の斡旋業者も非常に多くがシェア争いを繰り広げるほどに存在しています。

アメリカは養親縁組を望んだ時に、行動に移しやすい環境が整っているのです。

ad8

アメリカが抱える要養子縁組児童数の多さ

また、アメリカの場合には、人口の多さと社会事情から、保護を必要とする子どもの絶対数自体が非常に多いという事情もあります。

これには、国としても深刻な問題として取り組んでいて、養子縁組を強力にバックアップしています。アメリカ国内で保護を必要としている子ども数は多いものの、養子を迎えたい家庭も多く、ある意味需要と供給がマッチしていると考えがちですが、実のところ、養子縁組が成立するにはさまざまな条件がマッチする必要があり、受け皿はいくつあっても合わなければそれまで。その結果、より良い条件の養子縁組を行うという理由の下、近年ではアメリカから外国へと養子に出される子どももいるといいます。

ad2

そのほかの国の養子縁組状況

主に国内での養親縁組や「海外から受け入れる」養子縁組が進む先進国。特にヨーロッパでは養子縁組制度が早くから整備されていました。しかし、世の中の変化に応じて制度は変化しきれず、現実的な養子縁組にはさまざまな問題が発生しています。

古い養子縁組の仕組みには細かいルールが多く、それらを満たすためには数年以上の年月がかかることも稀ではありません。その間、子どもの立場は宙ぶらりんなままです。また、古くからの制度には、養子をとるのは働き手を得るためという養親側の事情が大きく考慮され、養子縁組に報酬などの金銭のやりとりが存在してきた歴史もあり、子どもの保護を第一に考えるべきだとする現在の世界的な流れにそぐわない部分もあります。

社会の成熟度や現在の保護を必要とする子ども数の増加に対して、古い制度は非常に非効率的であり、現実に即していないため、その成立数は必要数にはるかに及びません。

また、主に「海外へと養子を送り出す」数の多い国は、中国、韓国、フィリピン、インドといったアジアの国がトップをしめ、その後にアフリカ諸国が続きます。これには、それぞれの国の血を引く外国在住家庭が、故国の子どもを養子にすることが多いという事情も含まれているようですが、それでも経済的後進国とは限らないところが気になります。そしてリストの上位ではありませんが、その中に日本の名もあるのです。

ad5

国際養子縁組への賛否論

国際養子縁組の数は世界全体でみると増加傾向にあります。そこには、先進国では受け入れを、後進国では送り出しをという現実的な必要性の増加が関係しているほか、国内での養親縁組では条件を合せるのが困難であったり、養親側が、縁組後に実親が同国内にいることで後々養子の奪い合いが起こりうることを嫌う傾向があるという事情も関係しているようです。

民間業者にとって、顧客のニーズを追求し、より養子縁組が成立しやすい方向へと目を向けるのは当然であり、国や地方団体も国内で解決しきれない問題の解決の糸口として、徐々に国外へもその対象を広げつつあります。ただ、これに対する反発も少なくありません。

アメリカでは、国内の子どもと国外の養親との縁組に対して、「アメリカは後進国ではない」との意見が出ているといいます。また日本でも、養親の調査(縁組前も後も)が難しく、悪質業者による人身売買まがいが起こりかねない」として、反対する声があります。

ただ、実際にアメリカ家庭の養子となった日本人の子どもの中には、健康上などの問題を抱えた例もあり、日本国内では養親を見つけることがまず叶わないという状況もあるとのこと。国際養子縁組だからこそ、より多くの養親候補が存在し、縁組がまとまる例もあるわけです。

ad7

アメリカの国際養子縁組家庭の現状

アメリカでは、日本人の目で見ると、「なぜこの組み合わせが家族?」と驚くような「家庭内民族のるつぼ」が存在しています。セレブの例でも分かるように、国籍どころか目や髪や肌の色がまったく異なる者同士の養子縁組は決して珍しくありません。彼らは、養子であることを隠すことができませんし、隠しません。親子の間でも、社会の中でも、とてもオープンです。

実際に、学校や地域などで、「自分は養子だ」「うちの子は養子なの」と公言する人に出会うのはそれほど珍しいことではありません。

もちろん、成功例ばかりではありません。血のつながりがないことで性的なトラブルが起こることもあり、学校やコミュニティでのいじめ問題もゼロではありません。養子の出身国が周知されているからこそ、世界で起きるさまざまな事件が人間関係にも影響することがあります。

でも、経済的な安定だけでなく、家庭という受け皿を得て幸せに暮らしている子どもも大勢います。裕福で鷹揚なアメリカ人家庭に引き取られたことで、十分な治療と愛情を受けてすくすくと育っている例もあるのです。

ad0

まとめとして

実際に、私の日本人の友人の中には、家庭の都合から自分が養子となったアメリカ人の養父母と羨ましいほどの深い信頼関係を築いている例もあれば、子どもに恵まれなかった海外在住国際結婚家庭に中国から養子を複数人迎えて、賑やかに暮らしている例もあります。また、すでに子育てを終えた海外在住の友人夫婦(夫婦ともに日本人)もまた、海外からの養親縁組を考え中です。彼らの場合は、日本国内での養親縁組は養親の年齢がネックとなって難しかったことが、国際養子縁組へと目を向けるようになったきっかけだといいます。

一方で、噂話として「あそこの娘さんは養子なんですって。えらいとは思うけど大変よね」といった発言もやはり耳に入ってきます。

十分な養子縁組を整えることができない足踏み状態の日本と数歩先を行くアメリカ。待ってはくれない、保護を必要とする子どもたちの成長。国際養子縁組の現実を知れば知るほど、その是非については、現実に即して慎重に、養親の都合ではなく養護される子どもの利益に大きく比重を置いて考えていくべきであり、それを受け入れられる社会の成熟が必要だと感じさせられます。

自由に旅をして稼ぎませんか?

自由にゆっくりと、風の吹く方向に歩む。旅そのものが職業、旅そのものが人生。
そんな生き方をする人が増える事が私たちの願いです。
だから私たちは、旅を職業にしたい人、誠の自由を手に入れたい人を心から応援しています。
このプロジェクトに参加したい人は以下の「詳細を見る」にアクセスしてください。

おすすめ

まだ読んでないの?

リアル本:2万8千部突破 世界一周の本ベストセラー

Yuuma Family – pickup

  1. ※写真:yuuma familyスタートから39日目~43日目…
  2. ※写真:YuumaとうとうインドINしました。子連れバックパッカー4年目、ずっと行き…

新着記事

  1. red
    みなさん、ミャンマーは実はワインの名産地だということを知っていましたか?ミャンマーを訪れる観…
  2. cs_promologoorangerevrgb_fullsize
    みなさん、カウチサーフィンをご存知ですか?世界中の旅行先で、無料で泊めてくれる人を探すことが…
  3. barista
    日本でも大人気のスターバックス。繁華街のスタバ店内はいつもイス取りゲーム状態です。海外ほとん…
PAGE TOP