天と地がつながる場所~ウユニ塩湖の遊び方

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天と地がつながる場所~ウユニ塩湖

360度の空。ウユニ塩湖は、天と地との境目がなくなる場所として知られている。

南米ボリビアの南西に位置する「ウユニ(Uyuni)」は、見わたす限りの塩原による観光収入と塩の生産で成り立つ小さな町だ。

ウユニ塩湖 行き方

ウユニへのアプローチ方法は、オルロ市からの鉄道やラパス市からの航空便がメインだが、バックパッカーらが好むのは主要都市発の深夜運行ローカルバスだ。

他に、町の旅行会社でアレンジされている3~4日間のツアーで訪れる観光客も多いようだ。ちなみに、空路は1時間ほど、陸路では1日がかりの移動となる。

観光の目玉である「ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)」は、アンデス山脈の隆起にともなって押しあげられた海水が標高約3700mの高地に残された結果できた湖で、その広大さは、南北に約100km、東西には約250kmという、島国日本からは想像しがたい規模の世界最大の塩湖である。

その湖底は厚さ約10mの塩から成り、湖面は、乾季にはサラサラのパウダーソルト、雨季には薄い水の膜で覆われ、見るものを魅了する幻想的な姿を見せる。

ウユニ塩湖ベストシーズン

日本からの旅行者に人気なのは、12~4月頃の雨季のウユニ塩湖の水鏡だ。

ウユニ塩湖は広大な上に全体の高低差が50センチほどしかないため、雨季でも水深は5センチ程度にしかならないことが多い。

雨季の晴れ間、薄く冠水したウユニ塩湖は、そこに立つ者が、天を見上げ、地を見下ろし、その場でぐるりと回っても、見わたす限り空ばかりとなる。

地平線から地平線まで広がる空が、そのまま地を広がる水鏡に映り込むために、天と地との境目がなくなってしまったかのように錯覚させられるのだ。

その光景からは、侵しがたい大自然と、そこに存在するちっぽけだけど特別な自分、そんなコントラストを全身全霊で感じることができる。

一方、乾季(6~10月頃)のウユニ塩湖は、まるで雪原のような姿を見せる。

真っ白な地上と真っ青な空のツートーン。そのクリアなコントラストは目がくらむほどだ。

塩を踏みしめて歩けば、粉が舞い上がりソリ遊びをしたくなる。

地を掘ると染み出してくる塩水混じりの塩の触り心地は、練り上げて塩の城を作りたくなる。

そんな風に、雨季とは異なり、美しさの中に遊び心をくすぐる要素が混じるのが特徴だろう。

世界中から集まった旅行者たちが、年齢も国籍も忘れて遊びに興じる姿を目にすることができる。

ウユニ塩湖周辺観光スポット

ウユニ塩湖周辺は、観光スポットが集中していないため、徒歩で観光するのには向いていない。

ハイキングを楽しむとしても、宿泊先や点在する観光スポット周辺を、カメラを持って散歩する程度にとどめるのが無難だろう。

無計画に遠出をすると、果てしない塩湖の中で自分の位置を見失う可能性がある。

▼ドライブ

そんなウユニ塩湖で人気のアトラクションの一つが、年間を通じて楽しめるドライブだ。

乾季には塩の白煙をあげ、雨季には塩水しぶきを跳ね上げてダイナミックに疾走する4WD車ドライブは、地元の観光業者一番のおすすめだ。

ドライブは、塩湖のど真ん中にイスやテーブルをセッティングするピクニックランチが含まれたものや、夕焼けや朝焼けにタイミングを合わせたものが多い。

▼魚島

魚島は、雨季に遠くから見た姿が魚に似ているために名づけられた「島」である。
塩湖が海だった時代には、珊瑚礁だったといわれ、現在は化石化した珊瑚の上を、齢1000年を超えるサボテンが覆っている。

このサボテンたちは1年に1cmずつ成長し続けているもので、現在の高さは9~10m。島の年齢は簡単に計算できるわけだ。

ここには、小さな土産物屋があるばかりで、宿泊などの施設はないが、塩の砂漠のオアシス的存在だといえる。

▼列車の墓場

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「列車の墓場」もウユニの外せないスポットだ。

かつてイギリス資本で運行されていた鉄道が放置され、塩にあてられて赤くもろくさびついたまま立ち尽くしている姿は、どこかSF映画のシーンのよう。

現在のボリビアの鉄道は、民営・国営の間を揺れ動き、経営も整備も運行状況も決して安定したものとはいえないが、今後、政府による整備が進むとの情報もあり、観光客の足としても発展に期待したい。

ウユニ塩湖周辺のホテル事情

宿泊先として人気なのが、塩の中に建つ「塩のホテル」。

ウユニ塩湖近辺では、塩の塊を切り出したものをレンガのように積み上げて、家も家具も作っている。

壁や床はもちろん、ベッドもテーブルも塩ブロックで加工されていて、舐めればちゃんと塩の味がする。

宿泊できた人には、是非ひと舐め試してもらいたい。標高が高く乾燥して気温も低めなため、溶けたり匂ったりすることはほとんどない。

人気のホテルなので、宿泊の予約が取れないこともあるが、ドライブの途中で立ち寄ってティータイムを楽しむことも可能だ。

塩は、建材としてだけでなく、食用としても国内外に販売されている。

ウユニ塩湖周辺のお土産ショップ、マーケット

また、ウユニ近くの村「コルチャ(Colchani)」には、お土産物屋が立ち並ぶマーケットがあり、主要商品は塩製品。塩の用途はここまで幅広かったのかと感心させられる品ぞろえだ。

たとえば、小物入れや置物は塩の塊から掘り出されたものや塩を固めて焼いたもので、一つ一つカラフルに色つけがされている。

濃度の高い塩で作られているため、日本へ持ち帰ってもカビたり溶ける心配はなく、お土産に最適。

また、最近は、塩と濃厚なビターチョコレートを組み合わせた「塩チョコ」もお土産の人気リストに加わっている。ちょっと豪華な旅のお供にも購入したくなる味だ。

ウユニ塩湖周辺の野生動物

ウユニ塩湖のあまりに偉大な自然を前に、語られることが少ないが、塩湖周辺では野生動物たちの姿を見かけることもある。塩湖とは縁の深いフラミンゴや、車のない時代には隊列で重要な役割を果たしていたラクダの仲間のビクーニャやリャマに出会うこともあるという。

塩湖という過酷な環境下に暮らす動物たちとの出会いからは、彼らの生命力のたくましさを感じることができる。また、塩湖と野生動物の組み合わせは、貴重な撮影のチャンスでもあり、見逃せない。

ウユニ塩湖観光の注意点・持ち物など

ウユニ塩湖は広大な面積を持つが見どころは多くなく、長期滞在する旅行者は多くない。

しかし、3000~4000m級の高地であることから、高山病にかかることもあり、旅行計画はゆとりを持ち、慎重に組む必要がある。

大手のツアーは、周辺の観光地を回りながら、徐々に高度を上げていくように組まれていることが多いが、現地ツアーや個人旅行の場合には、予算や交通手段の都合から、体に負担のかかる旅程となっていることがあるので、注意が必要だ。

さらに、天候によっては、想像以上に乾燥や低温などの変化が激しい。そのため、旅の荷物は最少にしたいものだが、ウユニ塩湖はそれなりの装備が必要な場所といえるだろう。

雨季には雨と風をしのぐためのジャケット、足元には濡れてもかまわないサンダルか長靴。また、さえぎるものがないため、日光は頭にも目にもギラギラと照りつける。

帽子とサングラスは必須アイテムだ。

また日焼け止めも男女関わらず是非揃えておきたい。これらのアイテムは現地でも手に入り、購入することも借りることも可能である。

ウユニ塩湖周辺のレストラン、食事事情

食事に関しては、残念ながら過大な期待はできない。

基本的に水の質が安定していないため、ホテルであっても食事にはそれなりの注意が必要である。

多くの旅慣れた旅行者たちは、食事や衛生状態を見極める目を持っているはずだが、高地・疲れなどの条件が加わり、予期せず体調を崩すことも考えられる。雄大な自然を堪能するためにも、休憩時間、休憩日を設定するくらいのゆとりを持つのが理想だ。

ウユニ塩湖ガイド業者、ツアー情報など

また、最近は旅行客増加にともない、現地旅行業者の質にも問題があると指摘されている。

特にドライブツアーでは、現地ドライバーに命を預けることになる。スピードの出し過ぎや飲酒などが原因の事故も起きていることを考えると、安いツアーには危険が潜んでいる可能性がある。

質の良い業者にはベテランドライバーが専属で働いていて、観光や撮影に最適なスポットも熟知していることが多い。

また、スペイン語しか話せないドライバーが多いため、こちらがある程度の言葉を学習しておかないかぎり、意思の疎通は難しいと考えておこう。

最後に

観光化が進んだといわれるが、バックパッカーたちの聖地の一つであるウユニ塩湖は、今も雄大な自然で訪れる人々を圧倒する。

その偉大さ美しさを前にすると、思うように運行しない交通手段も、濁った水も、風呂に入れない環境も、全てのマイナス要因が昇華してしまう気がする。

ウユニ塩湖で過ごす日々は、闇と光が混じり合う朝焼けに、まぶしい日射しが照りつける日中に、塩原をオレンジに染める夕焼けに、瞬きを忘れさせる星の海に、全てに圧倒され、夢中でシャッターを押して写真に閉じ込め、目と脳にその光景を焼きつけるばかりで過ぎていく。

「天と地がつながる場所」、その地に立った者にしか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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