Lanikai Beach

天国にある二つの海~カウアイビーチ・ラニカイビーチを歩いてみた

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Lanikai Beach3

天国にある二つの海~カウアイビーチ/ラニカイビーチ

ビーチの美しさから、世界中のサーファーやビーチリゾート愛好家たちに推奨されるカウアイビーチとラニカイビーチ。

特に、ラニカイビーチは、一般住宅街の裏手にひっそりと存在しているビーチであり、そのプライベート感覚が個人旅行者や地元住民に愛されている。

ラニカイビーチ

Lanikai Beach

アメリカ・ハワイ州のオアフ島ウィンドワード海岸カイルア湾の中にあるビーチの一つが、「ラニカイビーチ」。世界一美しい海との呼び声も高く、さまざまなサイトや雑誌によって選ばれるビーチランクで、常に世界でもトップ10位に入っている、憧れのビーチだ。

ホテルのプライベートビーチなどのように管理されていない、天然そのもののビーチ。したがって、ライフガードもいなければ、店もないし、駐車場もない。休憩所も着替える場所もトイレもない。

ラニは天国、カイは海を意味することから、ラニカイは天国の海、天国のビーチとして認識されている。白くフワフワの粉砂と青い空と青い海。ほかに何もないところからも、確かに天国と呼ぶにふさわしい自然な美しさを持つ。

ラニカイビーチへのアクセス

海辺の高級住宅街を抜けた先に突如として現れるビーチであり、交通手段の基本は徒歩。近くまでバス、または車で行き、そこからはプールやジャグジーの付いた豪邸の隙間の細道を抜けて歩いていく。

少し離れた町で自転車のレンタルを行っているので、サイクリングでのアクセスは可能だが、大通りを外れて路地に入ると、舗装されていない砂道になるので、結局は押すことになる。

カイルアビーチ

Kauai Beach

ラニカイビーチの隣に位置する。カイルアビーチもハワイ内の最良ビーチとして人気急上昇中。これまでは地元住民の生活の地であり、ハワイっこたちが週末のマリンスポーツを楽しむ場所としての位置づけだったが、近年は観光客たちも大勢訪れるようになっている。

カイは海を、(エ)ルアが2を表し、カイルアとは、2つの海を意味している。ラグーンが2つあること、カイルア湾を2つの海流が流れていることからきている名称とのことだ。

カイルア地区の歴史

カイルア地区では古くからハワイ人が狩猟生活をしていたと考えられている。

16世紀に入ると、オアフ族たちが移り住むようになり、オアフ王国の首都として機能していた時期もある。1795年には、カメハメハ1世によるハワイ統一作戦の一環でオアフ島も征服された。この頃には、農耕や牧畜もおこなわれるようになっていたらしい。

20世紀前半には小さな町にすぎなかったカイルアだが、第二次世界大戦中に、牧場がアメリカ軍の基地へと変わり、戦後には教会・学校・病院などの公共施設建設用地として使用された。カイルアは徐々に大きな町として機能し始める。

20世紀後半に入ると、ホノルル方面との間に交通網が整備され、スーパーマーケットや大手百貨店、ハワイ最初のボウリング場などが次々オープンした。

カイルア地区の観光化による問題

近現代に入ってからのカイルア地区は、おもに住宅地として発展し、それにともなった商業施設が便利にまとまっていた。観光の島ハワイの中でも落ち着いた雰囲気を持ち、「ハワイで一番本土に近い街とも言われていたほどだ。ハワイにしては白人の人口比率が多いのも特徴の一つだという。

高級住宅地の雰囲気を持っていたカイルアだが、観光客増を狙った大型店舗の進出やマリンスポーツショップなどの観光産業の急激な発達で、町の様子が変化し、古くからの住民の間で戸惑いや反対運動も起きている。

そのため、地元からホノルル市に、「カイルアビーチにおける商業活動を全面禁止」するための法案が提出され、住民は法案に賛成し、店舗経営者などは反対するという構図となった。

商業活動の禁止は、ビーチの駐車場への観光バスの進入を禁止し、ビーチ沿いのマリンスポーツショップは、ビーチでのアクティビティグッズの貸出を禁止される。

結果、ウィンドサーフィンやカヤックなどのメッカであったカイルアビーチから、個人で持ち込む以外のマリンスポーツの姿が消えてしまった。ラニカイ同様、静かにビーチでくつろく人々や、近所に住むか長期滞在しているサーファーたちの専用ビーチとしての姿を取り戻したようだ。

しかし、一度ビーチの美しさを知った観光客たちは多く、現在も観光バスはビーチの外れの道路で乗客を降ろし、ビーチ遊びを済ませた彼らを後で拾いに戻ってくるという方法で、需要に応えている。

カイルアトレッキングコース

Trail

カイルア地域で楽しめるのはビーチだけない。ちょっとしたハイキングで素晴らしい眺望にも出会うことができる。

「カイヴァリッジ・トレイル」は、観光客には知られていない穴場的なハイキングコースで、狭いけもの道のような場所を、草をかき分けながら登っていく。上るにつれ、道は開けてくるが、その分足場は悪くなってくる。砂や岩の坂道となり、サンダルなどだと滑って危険。

登り始めて15分ほどで開けたところに到達。そこから先は傾斜も緩やかな岬の尾根を突先に向かって歩いていく感じだ。

ビューポイントには、古くは監視小屋として使われていたのだろうか、コンクリ造りで細い覗き口の開いた建物が残っている。眼下には高級住宅街が、その先には真っ青な海と緑の島が浮かんでいる絶景だ。

地元の若者が夕日や朝日を見に上ったり、犬との長めのお散歩コースとして楽しんだりするようだ。往復40分ほどの道のりだ。

ハマクア・マーシュとカワイヌイ・マーシュ

Hamakua wetlands2

どちらも、カイルアにある湿地帯で、「ハマクア湿地」は、水が枯れて干上がってしまいそうだったところを、地元の学生たちが復元する活動を行っている。

現在は、どちらの湿地も希少な水鳥たちが訪れ、バードウォッチングを楽しめる。特にカワイヌイ湿地は、ハワイ諸島最大の湿原であり、ラムサール条約指定地域となっている。

カエレプル川・カエレプル池

Kaerepuru river

カイルアビーチへと流れ込む運河であり、小さな湖のようになっていて、カヌーやシーカヤックを楽しむ姿を見かける。また、周辺の高級住宅の住民たちが自家用のボートを停泊させている様子も見える。

モクルア島、ポポイア島(フラット・アイランド)

Mokurua Island

カイルア・ラニカイビーチから見える双子の島が「モクルア島」、平に広がる島が「フラット・アイランド」だ。どちらも無人島であり、カイルアビーチからカヤックで渡ることができる。

海底まで透きとおった浅瀬を漕いでいくと、20分ほどでフラット・アイランドへ到着。海鳥の保護区となっているだけあって、多くの鳥たちが羽を休めているのを観察できる。

フラット・アイランドから外海へと向かって30分ほど波を越えていくと、そこがモクルア島。水で浸食された不思議な形の岩場が多く、洞窟や水たまりなどができていて、散策を楽しめる。

カイルアのショッピングセンターとファーマーズマーケット

Kailua Town

ショッピングセンターは、カイルアタウンの中心にあり、地元っ子のための地元店が多く集まっている。

ファーマーズマーケットは、毎週木曜日の夕方に開催され、その場で食べられる屋台食やスイーツなどの店が多い。会場は、カイルア・タウンセンターの駐車場からすぐ、ロングス・ドラッグスやピアワン・インポートの裏手。

メイシーズやホールフーズなどの大手ショップもあり、お土産や軽食、衣類などが手に入る。

グルメ情報

さまざまな国籍のレストランがあり、ボリュームたっぷりなのに、値段も手ごろ。ついつい注文しすぎたり食べ過ぎたりしがちだ。

フレッシュフルーツやスムージーなどのショップがあちこちにある。アサイボウルと呼ばれる、果物やナッツを使ったシリアル風ドリンクが人気。ローカル食材だけを使っている店「ラニカイ・ジュース」は、地元住人でいつも混んでいる。

最後に

Kauai Beach3

恵まれたビーチを生かしたマリンスポーツのメッカとして発展しつつ、静かな高級住宅地としての役割を持つこの地域では、観光産業と住環境保護の難しい駆け引きが行われていることでも注目されている。

現在見ることのできるビーチの自然のままの美しさは、これまで住民たちが大切に守ってきたものである。そして、その美しさが世界中に知れ渡った今、見たい味わいたいと訪れる観光客は増える一方だ。

観光客も住民も、世界一とも言われる美しいビーチを楽しむだけでなく、守っていきたいものだ。観光地として十分な整備が行われていないため、設備が不十分だということを理解した上で訪れよう。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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