幻想的な土ボタルにため息~ワイトモとロトルア「美しすぎる写真」

»旅を職業にしたい人募集中!旅を人生の中心にしてよりハッピーな生き方に!「詳細はこちら」

Waitomo

幻想的な土ボタルにため息、ニュージーランドの肝試し精神に仰天~ワイトモとロトルア/ニュージーランド・北島

ワイトモ・ロトルア、どちらも先住民マオリの土地として知られている。

現在は、それぞれの地質的観光資源とマオリの文化を生かした観光都市化が進み、その立地条件の悪さにも関わらず、国内外からの観光客は増加し続けている。

ワイトモでは、地下で青白く光り続ける土ボタルの光にため息をついて見とれ、洞窟探検家を気取って、鍾乳石の壁を登るという貴重な経験ができる。

また、ロトルアでは、今なお活動し続ける地球のマグマを、臭気と蒸気と熱で感じることができる。

ワイトモで見られるもの・できること

ワイトモは、牧草地帯が広がるノンビリと平たい場所にある小さな町。町の観光資源は「洞窟」だけといえる。

ただし、その洞窟がスゴイ。鍾乳洞や石筍もスゴイが、土ボタルの数の多さ、美しさはほかの土ボタル生息地とは段違いだ。

また、洞窟の見学方法が工夫されているため、3つある洞窟それぞれに、異なった楽しみ方ができる。

土ボタル洞窟~土ボタルとは

Waitomo2

「世界で8番目の不思議」という、それこそ不思議な呼び声のある、ワイトモの土ボタル洞窟(Glow Worm Caves)。日本語では土ホタルと呼ばれているが、実はハエの仲間の幼虫。ホタルとよく似た光を発することから、こう呼ばれるようになった。

土ボタルは暗い洞窟の壁にチューブのような巣を作って、その中で暮らしている。小さな電球のような姿のこの灯りには、土ボタルのエサとなる小さな虫たちが集まってくる。この虫たちを捕獲するために、巣の下には粘液コーティングされた糸が何本もぶら下げられている。

土ボタル洞窟ツアー

土ボタル洞窟の正式名称は「ワイトモ・ケーブ」。そう、この街の由来ともなった洞窟なのだ。

発見は1887年。マオリ首長とイギリス人の調査員による探検の後、政府管理下におかれていたが、現在は当初の所有者の子孫に返還され、彼らによってツアー運営も行われている。

洞窟の入り口は厳重なドアによって管理されていて、個人での侵入は許されず、ツアーでのみの見学となる。現地でも参加できるツアーが用意されている。所要時間45分。

ツアーは、まずガイドとともに徒歩で進む。土ボタル洞窟では、土ボタルの観察がメインではあるが、3千万年の年月をかけて成長してきた鍾乳洞としての見どころもたっぷり。中でも、「カテドラル」と呼ばれるエリアでは、鍾乳石がまるでパイプオルガンのようにぶら下がり、実際にオペラ歌手のコンサートに使われたこともあるそうだ。

途中からは洞窟内の川に浮かべたボートでのツアーとなる。見上げると、洞窟の天井は一面星空のように青白い小さな光で埋め尽くされている。ニュージーランドとオーストラリアの各地で土ボタルは観察できるが、間違いなくここがベストスポットだ。

ただし、撮影は一切禁止なので、目を通して脳内メモリーにしっかりと記憶させてこよう。

そのほかの鍾乳洞

ワイトモの3つ洞窟のうち、「アラヌイ洞窟」には土ボトルはいないが、カラフルな鍾乳石が目を楽しませてくれることから人気がある。

「ルアクリ洞窟」は、一時閉鎖されていたが、最近になって再び一般開放されるようになった鍾乳洞。地下90mまで螺旋階段で降り、地下金庫か貯蔵庫にでも入るような重々しい金属の扉から侵入。洞窟というよりも、地底探検の雰囲気だ。ツアー所要時間は約2時間と長め。

数は少なめだが、ルアクリでも土ボタルが見られる。また、写真撮影が禁止されていないため、シャッターチャンスに恵まれる。しかし、近々制限されるとの情報もある。

洞窟探検隊に参加

ウェットスーツに身を包み、頭にサーチライト付きヘルメット、お尻にはタイヤチューブの浮き輪。

そんなスタイルで臨む洞窟探検ツアーが、「ブラック・ウォーター・ラフティング」。19世紀の洞窟探検の様子を再現したとされるこのツアーは、川になっている洞窟内をタイヤチューブにお尻をのせてプカプカと浮かびながら進んでいく人気アトラクション。

洞窟内の変化に富んだ地形を生かし、滝壺に飛び込んだり、真っ暗な洞窟を手探りで恐る恐る進んだり、タイヤチューブで川を流されながら土ボタルを観察したりと、盛りだくさん。

こちらは、ガイドにより写真撮影があり、希望者は購入も可能。ワイトモ洞窟の土ボタルツアーよりも催行回数が少なく、人気があるため事前予約がおすすめ。所要時間は1時間半。

もっとチャレンジャー

それでもまだ刺激が足らない冒険家には、「アブセイリング」がおすすめ。

洞窟内の絶壁を、ザイルロープを伝って上り下りする「アブセイリング」。消防士が壁を降りる訓練でしているアレ。コツをつかむと、忍者のようにスルスルと上り下りできるとか。

徒歩やボートといった、下から視線の観察とは違い、高いところからの洞窟の様子が観察でき、同時に度胸試しもできる。

さすがニュージーランド、肝試し的なアトラクションには事欠かない。

ロトルアで見られるもの・できること

Rotorua

Rotorua2

温泉・マオリ・アウトドア・ファミリーなどのキーワードがあてはまる地、ロトルア。ただ見るだけではない、体感型のアクティビティが揃っている。

ロトルアは、19世紀にニュージーランドで最初に観光地として発展した街として知られている。当時は、大きな火口湖に向かって形成されていた巨大なテラスを見に訪れる人を、先住民マオリが案内していたという

しかし、1886年のタラウェア山大噴火でこれらのテラスは破壊されてしまった。しかし、今も火口湖ロトルアには、多くの人がくつろぎとホスピタリティを求めて訪れる。

テ・プイア

ワカレワレワ地熱地帯の中心地であり、地熱活動が活発に続いているのを目の当たりにできる自然公園。あちらこちらの地面から吹き出す熱気や湯気と硫黄の臭気に、今も生きている火山を感じることができる。

「ポフツガイザー」は、30mの高さまで水しぶきを上げる間欠泉。水煙を吹き出すさまは小規模な噴火そのもの。

泥地帯に温泉が湧く泥温泉では、「泥坊主」と呼ばれる温泉がポッコリと湧き出す様子も見ることができる。

マオリ族体験

この地はマオリのもの。500年以上前からここに先住していた彼らは、火山がもたらす悪影響も好影響も、生活に取り込むようにして暮らしてきた。その様子をうかがうことのできるさまざまな施設がある。

19世紀の噴火で埋没してしまった村を再現した「埋没村」、マオリの工芸品やダンスを見たり、体験したりできる「マオリ・エクスペリエンス」など、マオリの今昔を楽しく学ぶことができる。

ロトルア博物館

Rotorua Museum

この地に住む人々とその文化を学ぶには博物館が最適。

人が住みつく以前のロトルアの様子から、先住民マオリの生活、開拓民たちの苦労と発展などが、分かりやすく展示紹介されている。ロトルア博物館は温泉施設だった建物だけあり、温泉関連の資料も多い。

源泉が近いため、周囲にはスパ施設が多く、日本の温泉地帯のような硫黄の匂いが漂っている。

ここで知識を蓄えてから、マオリの村やショーを見ると、味わいも深くなるだろう。

ポリネシアン・スパ

世界のスパ10選にも選ばれた天然温泉とスパセラピーが受けられるのが「ポリネシアン・スパ」。2種の泉質の温泉を使い分け、また、カップル・家族・プールなど、タイプも選べる大規模スパリゾートとなっている。

ロトルアでは、間欠泉や泥坊主の近くで、適温の場所さえ見つければ足湯ができる場所もあり、実際に足をつけている人たちも多い。

しかし、世界中の人々が憧れる極上スパの魅力も捨てがたい。

アグロドーム

アグロドームは体験型ファミリー牧場。ニュージーランドだけあって、主役はやっぱり羊だ。

羊の毛刈りの実演、触れ合いながらのエサやり、エコ・ファームツアーなどに参加して、人懐こい羊たちとツーショットを狙おう。

また、ここでの人気は羊のショー。羊たちがこれほど芸達者だったとは、と驚かされた後は、人間顔負けの羊追い犬たちによる羊の追い込みショーも見物できる。

アウトドアを満喫

マウンテンバイクのディズニーランドと呼ばれ、マウンテンバイカーの聖地なのが、ワカレワレワの森。数多くの選手権も開催されているが、自転車に乗って、森林浴を楽しめる手軽なコースもあるので、時間と体力の余裕があれば試したい。

また、森の中では、ジップラインと呼ばれるロープに滑車を吊るし、人間がぶら下がって滑空するアトラクションが設置されている。宙ぶらりんのターザン気分を味わおうと、多くの旅行者たちが訪れている。

ロトルア湖では、各種マリンスポーツが楽しめ、ゴルフや温泉プールでのスイミングなども盛んだ。

ジェットボートは、湖面をはねるようなスピードで疾走したりスピンしたりする、自由自在に動く水上ジェットコースターといった感じ。振り落とされそうな最高のスリルを体験できる。

「ゾーブ」は、ニュージーランドで発明された新スポーツ。巨大な透明のボールの中に、人間が入り、そのまま丘を転がり落ちるというもの。周囲には空気の層が造られ、中の人間はしっかりとハーネスを装着。安全ではあるが、なんだかハムスター気分。

洞窟のラフティングで味を占め、または物足りなさを感じたら、本格的なリバーラフティングにも参加できる。ニュージーランドのラフティングは、どこよりもラフでエキサイティングだ。

ワイトモとロトルアへの行き方

のんびりと広がる牧草地の中のワイトモと火山でできた温泉の町ロトルア。

オークランドから日帰りのツアーが多く出ていて、移動はバス。個人ではレンタカーが便利だ。ロトルアまではオークランドから3時間。ワイトモは2時間半。

ロトルア空港へは、ニュージーランド内の主要空港から国内便が発着している。オークランドからは40分の空の旅となる。

電車は現在運航していない。

近隣で立ち寄り場所

Hobbiton

映画ファン・読書家なら見逃せないのが、「ホビット村」。ホビットは、「ロード・オブ・ザー・リング(指輪物語)」の前章にあたる物語。

1999年に、ニュージーランド陸軍の協力のもと、1年近くかけてホビット村が建設され、映画の撮影に使われた。

オークランドの南180kmにあるマタマタ町から歩いて10分ほどの牧草地に位置する。ホビットの家はもちろん、パブ「グリーンドラゴン」・風車・パーティーツリーなどがそのままそこにあり、ホビットが飛び出してこないのが不思議なくらいだ。

個人でレンタカーを運転し、迷いながら行くか、ツアーに参加するしか方法がない。周囲には、清々するほど何もない。しかし、ホビットファンにはたまらない魅力だろう。

最後に

自然に恵まれた国のイメージを持つニュージーランドらしく、自然を生かし、あらゆる角度から楽しみつくそうとして、育て上げられた観光地である。

静かに地下深くで息づく自然と地表に爆発的に溢れ出す自然。勇ましくも優美な先住民マオリの文化とさらなる刺激を求め続けるニュージーランド気質。異質なものが、観光という形で見事に融合している地域である。

また、旅人にとって、痛いところにもかゆいところにも手が届く、安心して楽しめる観光地といえそうだ。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

自由に旅をして稼ぎませんか?

自由にゆっくりと、風の吹く方向に歩む。旅そのものが職業、旅そのものが人生。
そんな生き方をする人が増える事が私たちの願いです。
だから私たちは、旅を職業にしたい人、誠の自由を手に入れたい人を心から応援しています。
このプロジェクトに参加したい人は以下の「詳細を見る」にアクセスしてください。

おすすめ

まだ読んでないの?

リアル本:2万8千部突破 世界一周の本ベストセラー

Yuuma Family – pickup

  1. IMG_8223
    ニゴンボのレストランでは店のほとんどの所がアルコールを出していなく、何処に行ってもない!と断…
  2. dscf0860
    家族四人で世界を歩いた思い出写真…
  3. アミーゴ俺はこの町から一歩も出た事がない外の世界はどうだ?輝いている…

新着記事

  1. frankfurt-germany_0
    ドイツにあるフランクフルトという街を知っていますか?ソーセージを串に挿した「フランクフルト」の街とし…
  2. victoria-974779_1280
    温暖な気候に恵まれて、バンクーバーよりもこじんまりとしたBC州の州都ビクトリアは、世界中からの観光客…
  3. walter-white-money
    内戦や政情不安などにより経済が不安定な国では、通貨価値の変動が大きく動いていきます。事情を考…
PAGE TOP