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恐竜プリント1000円ポーチのファーストレディ

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世界各地の首脳たちが政治や経済や軍事について話し合っている間、明るい笑顔や華やかな装いでマスコミをひきつけ、国のイメージアップを図るのがファーストレディの勤め。彼女たちの行動は、すみからすみまで注目の的です。

ブランドやデザイナー名が取りざたされることの多いファーストレディの装いですが、少し変わった意味で注目を受けたファーストレディがいます、今回はシンガポール首相ファーストレディのさりげない行動を紹介したいと思います。

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シンガポール首相のファーストレディの手に恐竜プリントの1000円ポーチ

2016年8月、アメリカを公式訪問したシンガポールのリー・シェンロン首相とその夫人。オバマ大統領の招待を受けてホワイトハウスに登場、晩餐会にも出席しました。

この時、オバマ大統領とリー・シェンロン首相の男性二人は地味なダークグレーのスーツにブルーのネクタイというペアルックのようなスタイル。オバマ首相のファーストレディはヒマワリをあしらったらしい黄色の華やかなドレス、シンガポール首相のファーストレディは、チャイニーズ風の刺繍飾りがついたシルクジャケットとパンツ姿でした。

目立つ黄色のドレスに対して地味だったシンガポール首相のファーストレディですが、60代という年齢的に見合った上品さと受け止められるはずでした。ところが、メディアが注目したのは、彼女が手にしていたポーチ。それは、有名ブランドのものでも有名デザイナーのものでもなく、ビニールに恐竜がプリントされたもの。どこをどう見ても、ファーストレディにふさわしくないと判断されたのです。

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批判から称賛へ

恐竜プリントのポーチを抱えたシンガポール首相のファーストレディの姿がマスメディアに映し出されると、仮にも公式訪問で、アメリカ大統領とともにホワイトハウスを訪問するには、まったくそぐわないとして、ネット上でも非難の声が続々とあがりました。

確かに、派手ではないものの品も質もよさそうなスーツとは、色も素材もデザインもマッチしているとはいいがたいというのが正直な感想です。

でも、この批判はこのバッグの出所がしれるやいなや、称賛へと変わっていったのです。

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1000円ポーチの正体は

パっと見たところ、子ども向けのセカンドバッグにも見えるこのポーチ、実は自閉症療育センター(Autism Resource Center、略称ARC)によって運営されている、シンガポールで唯一の自閉症の子ども達のための学校の生徒「シー・トー」がデザインして製品化したものだったのです。

ARCでは、子どもたちが作成するアートを製品化して販売し、その売り上げの一部を生徒本人に還元するというシステムを使って、自閉症自動たちの自立を促進する活動を行っています。

シンガポール首相のファーストレディは、ARCの支援者であり、支援イベントに参加してこのバッグを購入していました。そして、それをアメリカのホワイトハウスにまで抱えていったのです。その目的は、本人の口からは明らかにはされていませんが、一種の「支援」であることは容易に想像できます。

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1000円ポーチが大きな支援に

マスメディアやネットユーザーたちが大いに注目したことで、シー・トーの1000円ポーチの存在はまたたくまに世界中に知れ渡りました。

また同時に、その購入が「支援」になること、そしておそらく、シンガポール首相のファーストレディが1000円ポーチを持ってホワイトハウスへと向かった理由がそこにあっただろうこともまた、人々の知るところとなったのです。

結果として、1000円ポーチはあっという間に品切れ。シー・トーがデザインした同じく恐竜柄のノートやカードなどもARCが運営する学校の公式オンラインストアを経由して、大きく売り上げを伸ばしました。同時に、ほかの生徒の作品も評価され、売り上げにつながり、彼らの存在、彼らの活動内容などが、多くの人の目に触れることになったのです。

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シンガポール首相のファーストレディ「ホー・チン女史」とは

狙ってか偶然か? シンガポールにおける自閉症児童の活動に注目を集めたシンガポール首相のファーストレディは「ホー・チン女史」といいます。

実はこの名前、政治界だけでなく経済界でも非常によく知られています。ホー・チン女史は、夫であるリー・シェンロン首相のファーストレディである前に、電気工学の技術者であった過去を持ち、現在はシンガポール・テレコムなどの主要企業を傘下に持つテマセク・ホールディングのCEO(最高経営責任者)なのです。

首相に付き添い優しい笑顔を見せるのもホー・チン女史、シンガポールを代表する大企業グループのトップとして冷徹な支配力を持って君臨するのもホー・チン女史、「世界で最も影響力のある女性」としても名の上がる「超」有名人であるのもホー・チン女史です。

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シンガポールにおけるホー・チン女史の影響力の大きさ

一般サラリーマン家庭の出身とされるホー・チン女史ですが、シンガポール国立大学とスタンフォード大学大学院を修了後に、すでに政界入りしていたリー・シェンロンの二人目の妻として結婚(最初の妻とは死別)、その後、夫の政界での活躍と似たハイスピードで経済界のトップへと上り詰めていきました。

彼女の活躍には、彼女自身の才能や努力といったポテンシャルと、配偶者であるリー・シェンロン一族の巨大な影響力とバックアップがあったといわれています。

シンガポールを牛耳っているといっても過言でない「リー家」の一員であるだけでも、ホー・チン女史が持つシンガポール各界への影響力の大きさも想像できるというものでしょう。そこへプラスして、ホワイトハウスへ1000円のポーチを持参できるような、ホー・チン女史自身が持つウィットのある計算が、今回は大きく自閉症やそのほかの障害を持つ子どもたちの活動や製品、そしてその売り上げに多大な効果を及ぼしました。

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各国のファーストレディにマネができるか?

世界各地で開催される首脳たちの会議、そこに花を添えるファーストレディたち。彼女たちは自身を着飾りたいという欲求も当たり前に持っています。世界中から注目を受けるのですから当たり前。

またそこに目をつけた各ブランドやデザイナーたちがこぞって商品を提供するのもよく知られている事実です。ファーストレディたちが着飾ることは、一つの経済宣伝活動もかねているのです。

でも、ほとんどのファーストレディたちが選ぶのは、華やかなファッション業界とのつながり。稀にローカルな特産品などを取り入れることも時折ありますが、ホー・チン女史のように障害者支援につながるセンスを見せてくれる機会はありません。

それというのも、自分を美しく見せつつ、障害者支援も行えるファッションはなかなかないという現実があります。支援をしたい気持ちはあっても、ファーストレディらしい装いでなければ受け入れにくいのです。ホー・チン女史のポーチが最初は批判されたことからも分かります。またそこには、自分自身の見栄えが気になる女心も多分に関係していそうです

でも、ホー・チン女史は、見栄えよりも実利を優先したのです。

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まとめとして

支援の形はいろいろあります。デザイナーブランドで着飾ったファーストレディたちが支援イベントに参加して、話題となって注目を集めるのもまた支援となるでしょう。

ホー・チン女史のように、さりげなく公の場のファッションに支援グッズを取り入れるというスマートな支援もあります。

ただ、人々から大きく称賛されるのがどちらだと問われれば、後者の方法。

でも、だからといって、今後ファーストレディたちの間で、支援につながるようなグッズを一つさりげなく身に着けて公式活動を行うのが流行していく…とは思えないのが、ちょっと残念です。

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