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戦死者を追悼する真っ赤なポピーの花「リメンバランスデー」に参加

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戦死者を追悼する真っ赤なポピーの花「リメンバランスデー(ポピーデー)」(Remembrance Day)/イギリス連邦諸国

今も世界各地で戦いは続いています。だから、「終戦」という言葉はまだ、本当の意味では使えないのかもしれません。それでも、国や地域ごとに、また名のついた戦いごとに、終戦を記念し、戦死者を悼む日を設けています。

イギリスを中心に戦没者を悼む日として定着しているのが、「リメンバランスデー」。戦争で亡くなったすべての人を忘れずに追悼するための式典や募金活動などが行われます。

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リメンバランスデー(ポピーデー)の特徴

このイベントの正式な名称は「リメンバランスデー」で、日本語に訳すと「戦没者追悼の日」となります。ただ、人々の口にのぼるときには「ポピーデー」と呼ばれることのほうが多いでしょう。これは、リメンバランスデーの象徴となるのが真っ赤なポピーの花だからです。

第一次世界大戦の終戦前、激戦地となったフランドル地域(現在のベルギー)では大きな犠牲が出ました。当時の戦いは地面に穴を掘った塹壕や盛り土の影から砲弾を放っての接近戦。

信じられないほどの数の戦死者たちはフランドルの地に埋葬され、十字架だけがその場所を指し示していました。そして、その戦場の墓場に何よりも先に芽を出し花を咲かせたのが真っ赤なポピーだったのです。

リメンバランスデーが近づくと、街は赤いポピーの造花を胸につけた人であふれます。スーパーや駅などでは、募金を求める声と赤いポピーの造花を配るボランティアの姿を見ることができます。

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リメンバランスデー(ポピーデー)の開催会場・開催日

毎年、英国各地の慰霊碑の前で記念式典が行われます。学校や企業などでも、黙祷が捧げられることが多いようです。ロンドンでは、大規模な追悼式典が開催され、英国王・女王が献花し、黙祷が行われ、弔砲が鳴らされます。

イギリス本国だけでなく、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも、同じように式典が行われ、世界中のイギリス人コミュニティでも黙祷が行われます。日本でこそあまり知られていませんが、英国系のインターナショナル校や企業内では赤いポピーが胸を飾ります。

最初にリメンバランスデーが行われたのはイギリスで、第一次大戦終戦の翌年の1919年、追悼式が11月9日に行われましたが、翌年からは当時の英国王が終戦日である11月11日を「戦死者追悼日」として定め、11時に2分間の黙とうを行うことに決めました。

11月11日の11時とは、ドイツと連合国側の休戦協定がスタートしたタイミング。1920年以降、100年近くにわたって、追悼する気持ちを表し続けています。また、11日は祝日ですが、加えて近い日曜日が「リメンバランス・サンデー」として、さらに多くのイベントが行われたり、身近な戦没者を悼んで墓参りに出掛けたりする日になっています。

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リメンバランスデー(ポピーデー)の歴史

戦場の、戦死者の墓に咲いた真っ赤なポピーの花。それを実際に目にした人は多くはないはず。では、どうしてリメンバランスデーの象徴になるまで広まったかといと、そこには一つの詩の存在があります。

従軍医師として現地に赴き、多くの友人をその地で亡くしたカナダ人が、死んでいった兵士の無念をそこに咲き乱れるポピーとの対比で表現しました。「フランドルの野で」と題されたこの詩は、今では一人歩きするポピーの花の出典として知る人も少なくなっていますが、リメンバランスデーの意味を知るには大切な要素です。

戦後、軍人たちはポピーの造花を作って販売することで、資金を集め、退役軍人や戦死者、その遺族のために活用するようになりました。それが伝統的に継続され、現在にまで至っているのです。

イギリスでは、その領地内で死者がでるような戦争や紛争こそ起きていませんが、軍隊派遣先の国や地域では犠牲者が出ています。

現在のリメンバランスデーは、すべての戦争犠牲者のための追悼日です。そのため、毎年新たな戦死者がそのリストに加えられ、黙祷が行われます。

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リメンバランスデー(ポピーデー)のパレード

リメンバランスデーにパレードというページはありませんが、地域によっては退役軍隊「ベテラン」たちが旗を掲げて行進したり、現役軍隊演奏隊によるパレードがあったりもします。

また町単位のイベントでは、地域の子どもたちによるパレードがあったりもするので、この日は各地で、一糸乱れぬ素晴らしい行進を見ることもあれば、和やかな和気あいあいとした気持ちになれるものに出会えることもあります。

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リメンバランスデー(ポピーデー)のイベント

赤いポピーを胸につけること。これがリメンバランスデーのもっとも大切なイベントです。

学校で、会社で、スーパーで、駅の売店で、募金箱の隣に紙製の赤いポピーが置かれています。または、ボランティアが箱を抱えて街頭に立ちます。

日本における赤い羽根募金とよく似たスタイルです。

日本の赤い羽根も日本国内では知らない人のいない活動ですが、対外的には知られていません。このポピーの花も同じ。イギリスやカナダでは知らない人はいません。この日の前後に赤いポピーを胸につけていない人もほとんどいません。でも、日本をはじめとしたアジアなどではほとんど知られていません。

これは、リメンバランスデーが、自分の国や地域をそれぞれが守るために行われた戦いの犠牲者を追悼するという目的を持っていることに理由がありそうです。

追悼の対象がすべての戦没者とはいっても、それは自国内もしくは連邦内、連合内の味方の戦没者なのです。

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リメンバランスデー(ポピーデー)の記念品

子どもたちは学校で、リメンバランスデーについて学んだあと、赤いポピーを手作りして持ち帰ります。

大人たちは、会社や街頭で寄付を行って赤いポピーを胸につけます。町の花屋でもポピーがたくさん売られます。

多くの赤いポピーはゴミになるのではなく、各家庭の部屋の片隅にいつまで置かれていることが多いそうです。

用意するもの

戦死者を弔う気持ちと寄付する気持ち。

参加できること

募金することで、誰でも参加できます。胸に赤いポピーを指すことが、参加の証です。

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一番の見どころ

公共施設を中心に行われる黙祷の儀式には、王や女王、首相や市長といった指導者たち、軍関連の代表者たち、そして多くの現役軍人と退役軍人たちが参加します。彼らが一堂に会して、旗を掲げたり、国歌を演奏したり、演説を行ったりするのを見にでかけるのが、リメンバランスデーの過ごし方です。

赤いポピーを胸にさした誰もが一つの想いを持っている証拠。そして、黙祷。

日本の終戦記念日と同じく、厳粛な空気が流れるのを体験できます。

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まとめとして

リメンバランスデーという名でこの日に追悼式典を行うのは、新・旧英国連邦諸国がほとんどですが、アメリカ、フランス、ベルギー、ドイツ、日本なども、それぞれに戦争犠牲者を追悼する日を持ち、式典を行っています。

戦争に勝敗はつきものですが、そのどちらのサイドであっても、戦死者を悼む気持ちに変わりはありません。

リメンバランスデーはお祭りではありませんが、フランドルの戦いを経験した国の人々にとっては、ある種の連帯感を確認する日であり、多くの犠牲を払った戦争を思い返す日であり、さらには、今も戦争や紛争がなくなっていないこと、その犠牲者がなくならないことを確認する日でもあります。

多くの祭りやイベントのようにリメンバランスデーが日本に大々的に上陸することはないでしょう。それでも、違った日、違った形で同じ思いを抱えていることは確認できるような気がします。

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