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日本や各国のデモや暴動の後の片づけは誰がやってるの?

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pr2デモや暴動の後には必ず後片づけが待っている

世界各地で発生しているデモや暴動の後、その心無い行為で汚れてしまった広場や道を粛々と清掃する姿があります。

両手いっぱいのチラシをバラマキながらのデモ、石や瓶が飛び交う暴動、そんな激しい活動の後には、多くの「ゴミ」が残されています。あれを片づけているのは誰なのでしょうか? 近隣の住民たち? 警察? 役所から派遣された清掃員?

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デモや暴動を起こす人≠片づける人

デモや暴動といったコトを起こす人たちの大半は、起こすだけ。自分たちの出したゴミの片づけにまで気が回るとは限りません。

ただ、公的団体や大きな支援団体がバックについたグループが起こしたデモであれば、デモ後の清掃もきっちりと関係者によって行われることがあります。そこのところは、デモの内容によっても違ってきそうです。当然ですが、「デモのやりっぱなし」が自分たちの主張にマイナスになると考えるような団体なら、デモそのものから出るゴミも少ないだろうし、デモの最後列にお掃除隊をくっつけていてもおかしくありません。

一方で暴動の場合は、その始まりこそ何らかの主義主張を持つグループが存在していたとしても、最終的には勝手気ままな迷惑行為を行う不特定多数の集団となってしまいます。暴れること自体が目的となってしまっていることも多く、責任のありかが不明となり、暴動関係者の中に後片付けをする人などいません。暴動主導者たちにとっては、汚せば汚すほど暴動に意味があると言ってもいいかもしれません。

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中国反日デモ&暴動の場合

中国国内では、日中間に問題が発生すると、それがどんな内容であってもそれをきっかけとして「反日」活動が活発化します。これは、世界大戦以来の根強いマイナス感情がそこにあるからですが、それが急に盛り上がるのは、何らかの煽る存在があります。中国政府による各マスメディアを使った「民衆誘導」は確かに行われていて、それは反日をあおる直接的なニュースだったり、日本を擁護する発言を徹底的に排除するという間接的な言論チェックだったりと形はさまざまです。

特に反日行動が激しく盛り上がった2012年には、不買運動だけではなく、デモ隊が日本人が経営に関連したり利用率が高かったりするホテルやレストランなどの施設を襲って破壊行為を行う暴徒と化し、日系店舗や日中合弁会社産の車が的にされて「袋叩き」にされ、在中国日本人に向かって暴言を吐いたりゴミを投げつけたり、ボランティア活動で中国の震災被災地を訪れていた日本人も襲われました。

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捨てる人いれば拾う人もいる

カっとしやすい人は世の中のどこにでもいますが、そんな人たちをみて冷静に対処できる人もまた必ずいます。

中国における暴動では、同じように「反日」意見を持っている人であっても、それを「暴動」という形で表現する人もいれば、「理性ある愛国」という形で表現する人もいたのです。彼らは、デモや暴動の後を、「理性」「愛国」「暴力反対」といったプラカードを掲げ、ゴミ袋を提げて清掃を行うことで、静かに穏やかに、でも彼らの主張を公に対して表現しました。

中国国内外でまだ取り上げられることは少ないものの、この「愛国」の動きは確実に浸透しつつあります。「日本人医療ボランティアが襲われた」件でも、同じように「反日」感情を持つ人の間でも「暴力」に対して遺憾の意を表する声が多かったのが思い出されます。

さらには、反日行動が行われているエリアへと向かう日本人に注意を呼びかける地元民もいれば、事態を静観する慎重な人も少なくありません。この「反日」ではなく「愛国」の考え方の影響は、実は暴動主導者ではと勘繰られてもいる当局の、その後「愛国」びいきへと移っていった対応に現れています。

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香港民主化デモの場合

香港は中国に返還されて19年。傘をさして道を閉鎖したことから「アンブレラ革命」とも呼ばれたデモはまだ記憶に新しく、今年(2016年)の返還記念日7月1日にも民主化要求デモが行われました。

香港は中国に返還されても、「1国2制度」により香港独自の高度な自治が認められるはずでした。でも現実は、政治的にも経済的にも言論面でも大きな制約を受け入れざるを得ない状況となっています。

ただ、香港人がデモを行う時に何より気にかけることがあります。それが「中国本土と同じではいけない」ということ。「デモは行ってもそれを暴動化させない」。これは、香港でデモを行うグループが何より優先する条件です。アンブレラ革命では、バリケードの撤去で警察との攻防が起きましたが、デモそのものでの暴徒化は起きていません。

また、中国の旗や指導者の写真などを使った「攻撃」も原則として避けます。あくまで、自分たちの主張・要求を公けに向かって強く叫び、表現することが最優先です。その意味では、先の中国で浸透しつつある「愛国」に近いかもしれません。

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捨てる人と拾う人が同じ人

香港でのアンブレラ革命では、実際にそこを占拠していた学生たちが、汚れた道路の清掃を行いました。これは非常に珍しい姿です。

香港では自分の家の中は掃除しても、ドアの外は管轄外。日本のように、自分の家や店の前も周囲も掃き清めるという習慣はもちろんなければ、学校や会社などの清掃も地域の清掃も、それは「それを職業としている人がすべきこと」であって、手を出すことはありません。

だからこそ、このデモ後の清掃の姿は、まず香港内で非常に大きな関心を集めました。真新しい清掃道具を用意して現れた学生たちが、慣れない手つきで道にバケツで水をまき、柄付きブラシで磨き、塵取りで再び水と汚れを集めてバケツに入れて排水口へと持っていく、そんな行動が香港中の人々の喝采を受けました。

これに対して、「より政府にもメディアにも取り上げられやすい有効な抗議方法だ」「香港を本当に愛する人たちの姿だ」「批判する相手よりも優れているところを見せつけた」といった声が多くあがりました。ただ一方では、「やらせか?」「点数稼ぎだ」というマイナス意見もありましたが、これはあくまで少数。

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日本・沖縄デモの場合

日本では暴動レベルは少ないものの、デモは各地で行われています。その中の一例として沖縄での反基地デモでも、「後片付け」が問題になりました。

反基地運動グループによるデモとはいえ、沖縄市民の大半は参加することもなく静観。それどころか、抗議活動のうるささとその後の「汚れ」に辟易したという報道もありました

実際の沖縄市民にとっては「基地」は生活の一部であり、簡単に是非を口にできる内容ではありません。抗議活動を行っているのは、ごく一部の強硬派、または沖縄市民ではないという見方が強くあります。その証拠に「基地が出す騒音よりも抗議アナウンスのほうがうるさい」「ゴミを出すのは他県民、ゴミを掃除しているのが地元民」という声が確かに上がっています。

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守られるべき人の迷惑になっている例

「平和活動家」によるフェンステーピングは、米軍基地に対する「抗議活動」として盛んに行われました。フェンスにぎっしりと貼り付けられたビニールテープやマスキングテープは、見た目にも美しくなく、米軍よりも地元民の間で不評を買いました。

そして、それを撤去しようという「フェンスクリーン作戦」が、やはり撤去を行う米軍兵とフェンスを挟んで沖縄県民のボランティアによって行われています。それでも、また新しい場所には、サングラスとマスクと帽子で身元不詳となった活動家が新たなテープを張っていくという現実。

抗議活動のツケを本来守られるべき人のところへ回してしまっている例です。

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まとめとして

人のいるところゴミもあります。人が大勢集まれば、ゴミの量も増えます。その時集まる人のタイプやイベントの種類によっても、ゴミの出方は変わりますが、後片付けが必要なことに変わりありません。

イベントであろうがデモであろうが、統制のとれた集まりであれば、「各自持ち帰りましょう」「ゴミはゴミ箱へ」がある程度は通用し、事後のゴミ的混乱度はそれほどひどくないでしょう。でも、思い出してみてください。「キレイ好きな国」「ゴミのない国」「ゴミ箱のいらない国」とまでいわれる日本でも、コンサートや各種イベントの後の会場には紙屑や食い散らかしが散乱しています。これが、自分の家の前でも自分の町でもない場所でのデモ活動であれば、その後に残されるゴミの量は想像を絶します。

デモでの主張がいくら正しくても、「お後がよろしく」なければ、見聞きした人にとってその意見をすんなりと受け入れるのは難しいことです。叫びっぱなし・やりっぱなしのデモは、徐々に時代遅れとなっていき、理性的な後片付け付きのデモへと移行していく…といいのですが、なかなか。

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