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東欧最大都市は見どころ満載の博物館都市だった~ブダペストを訪れて

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bu10東欧最大都市は見どころ満載の博物館都市だった~ブダペスト「Budapest」/ハンガリー

ハンガリーの首都であるブダペストという都市が誕生したのは1873年のこと。ドナウ川の西にあるハンガリーの旧首都「ブダ」とブダの旧市街地にあたる「オーブダ」、川東にあった周辺エリアの経済リーダー「ペスト(ペシュト)」の3エリアが合併して「ブダペスト」となったのだ。古くは石器時代から人の住居として機能してきた長い歴史を持つエリアでもある。

ヨーロッパを支配したローマ帝国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国などの中心都市の一つとして常に繁栄してきたが、ハンガリーが一つの国として成った時、この地は国でもっとも大きくもっとも栄える首都となった。

複数の民族によって支配され、複数の文化が交錯し、数々の歴史的変動の舞台ともなってきたブダペストだけに見どころは非常に多い。

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国会議事堂

ほとんどの国に国会議事堂はあるが、それが国随一の観光名所として知られることはそれほど多くない。それは、日本の国会議事堂を訪れたことのある日本人、そして外国からの観光客がどれくらいいるだろうと想像してみれば分かる。

しかし、ブダペストの国会議事堂はその建築物としての美しさだけでなく、ハンガリーのロイヤルな博物館的な役割も果たしていて、ブダペストを訪れる観光客の多くが足を運ぶ場所となっている。691室あるというが、実際に数えるのはさぞかし大変だろう。個人での入場はできないが、議会が開催されていない日限定の内部見学には日本語ツアーもある。

国会議事堂の建造の際、その装飾には50万個の宝石と40kgの金が使用されたという。内部にはハンガリー王室に伝わる聖イシュトヴァーンの王冠、宝珠、宝剣、王杓などが展示されているし、設置されているフレスコ画、モザイク、ステンドグラス、彫刻、胸像など、どれもが国宝級のアイテムばかりだ。

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ブダ城

初代のブダ城は木造だった。13世紀に攻め入ってきたモンゴル軍によって破壊されてしまったため、次は石で建造された。これを基礎として、ゴシック様式の王宮が建て増しされていったが、これもオスマン帝国によって破壊されてしまった。

次にブダ城が再建されたのは、18世紀のハプスブルク家の富と力のもとでのことだった。バロック様式で建てられたブダ城は、火災に見舞われて半壊、さらに第一次世界大戦によって大損害を被ってしまった。

しかしブダ城は、不死鳥のように再び修復された。それが今日のドナウ川岸から続く丘に立つ姿だ。内部には、ハンガリー国立美術館、ブダペスト歴史博物館、軍事歴史博物館などが付設されている。

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漁夫の砦

漁夫の砦は丘の上にあり、歩くと結構骨が折れるので、ケーブルカーで登っていくといい。

白い大理石造りの砦は19世紀の終わりから20世紀初頭に建てられたもので、砦と名はついているものの戦いや防衛のためではなく、公共事業の一つとして建てられた街のシンボル的存在だ。

2階建てのかわいい雰囲気を持つおとぎの国のお城のような姿で、ブダペストの街を見下ろしている。1階部分はカフェや休憩所になっていて無料だが、2階に上るには入場料を支払う必要がある。

夕方にはブダペストのカップルたちが夜景を楽しみに集まってくる有名なデートスポットだ。

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聖イシュトヴァーン大聖堂

建国1000年を記念して建造された聖堂で、大理石をふんだんに使った豪華さと初代国王である聖イシュトヴァーンの聖遺物「イシュトヴァーン1世の右手」が納められている。聖イシュトヴァーンの右手は、死後その遺体から紛失していたが、トルコ商人によって各地を転々と連れ廻された挙句にここに戻ってきた。

中央に巨大なドーム、その左右に塔を持つが、ドームは建造当初完成後すぐに倒壊し、建て直したといういわくあり物件。現在はドーム内に設置された364段もの階段かエレベーターでのぼり、市街を見わたすことができる。

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マーチャーシュ聖堂

ブダ城近くにある見事な尖塔を持つゴシック様式の教会だ。11世紀に建造とも13世紀建造ともいわれるが、現在の教会は14世紀後半のもので、外観内装ともに非常にゴージャスなハンガリーの栄華を象徴する建造物となっている。しかしだからこそ、その時々の支配者によって利用される運命ともなった。

オスマントルコ帝国の支配下では、一時的にモスクとして使用され、見事なフレスコ画は塗りつぶされ、多くの装飾品や宝物は持ち去られてしまった。

マーチャーシュ聖堂はまたの名を「聖母マリア聖堂」ともいう。これは、オスマントルコ支配下の戦いの中で、聖堂の壁が破壊された際にその壁の裏側からマリア像が現れ、それを機にオスマントルコ側の旗色が悪くなりその支配力を弱めたという伝説が残っているためだ。

モスクから再び聖堂へと修復作業を経たマーチャ―シュ聖堂は、元通り以上の姿となった。ゴシック様式は守ったものの、独特の幾何学模様を持つ内装など、東からの影響の残像もみることができる。

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ブダペストの温泉

古代ローマの植民都市として発展した際に、ローマ人はブタペストの地熱に目をつけ大好きな入浴場を建設した。当時の風呂は現在その遺構しか見ることができないが、16世紀に造られた温泉施設は今日も営業している。これらの風呂のほとんどがオスマン帝国の影響を受けて建設されたものなので、そのスタイルにはトルコ風の意匠が多くみられるのが特徴だ。

ブダペストの温泉は、早い時期から「スパ」の要素を取り入れたことでも知られている。ただ湯につかって体を温め浄めるのを目的とするのではなく、医療目的、遊行目的としても使用されてきた。そのため施設内には、プール、泡風呂、サウナなどの設備が整っている。最近ならば、日本をはじめとした温泉を持つ国のスパでよくみかけるスタイルだが、ブダペストでは16世紀からスパスタイルの風呂が建てられてきたのだ。

現在のブダペストの温泉は、湯治場やスパ、スーパー銭湯、プールのような役割以外に、そのオスマン帝国時代を彷彿とさせる建築スタイルやデザインなどで、観光客の注目を集めてもいる。セーチュニ温泉はその最たるもの。アールヌーボースタイルの温泉とプールには、老いも若きも水着姿で楽しげに入ったり出たりを繰り返す姿でいっぱいだ。

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世界遺産「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」

2つの丘とそこに含まれる建造物や自然(温泉を含む)、ドナウにかかる橋、河岸の歴史的建造物などがもとめて世界遺産に登録されている。非常に広範囲にわたり、含まれる施設が多く、内容も濃い。世界遺産に含まれない見どころのほうが少ないほどだ。

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クルーズ

ドナウ川がある以上、クルージングを楽しまない手はない。昼間の食事や民族音楽&ダンスなどがセットになったクルーズも悪くはないが、おすすめは夜の夜景クルーズ。

川の両岸でメイン観光地がライトアップされ、川にかかるくさり橋や自由橋なども黒々とした川の上に美しく浮かびあがる。ナイトクルーズの多くが、音楽演奏と食事またはドリンク付き。水の音と音楽、ほろ酔い気分でオレンジ色に浮かび上がるブダペストの街並みを見ていれば、気分が盛り上がること間違いなしだ。

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最後に

3つの都市の融合体であるブダペストは広い。そして巨大河川が横たわり、丘にも囲まれている。観光は歩きよりもいかに公共交通機関を使いこなすかで疲労度も満足度も変わってくるだろう。

バス、トラム、地下鉄、ケーブルカーなど、足となる交通機関は揃っている。観光都市だけあって、案内マップやインフォメーションも多い。乗り放題のブダペストカードを持って、どんどんと乗って下りて活用したいところだ。

見どころは多く、この巨大な都市がそのまま博物館のようにも思えるほどだ。時間が限られるなら、観光スポットはルート作りからしっかりと計画して動くべきだろう。移動だけでもかなり時間がかかってしまう。また、時間が許すなら、旅行案内書には載っていないようなスポットを足と目で探しながらの街ブラもしてみたい。誰も知らない、でもとんでもなく魅力的な建物や店を見つけて、ほくそ笑むチャンスがきっとあるはずだ。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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