Antelope Canyon

水のパワーで作られた優美な曲線と光の渓谷~アンテロープ・キャニオン

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水のパワーで作られた優美な曲線と光の渓谷~アンテロープ・キャニオン

Antelope Canyon

「アンテロープ・キャニオン」は、アメリカ・アリゾナ州にある国立モニュメントの一つで、2つの渓谷から成っている。

自然が作り出した非常にフォトジェニックな景観が、一般観光客の立ち入りが許可される以前より、多くのカメラマンたちを引きつけてきた。現在は、この地を守るナバホ族の観光財源地域として重要な位置を占めていて、世界中から訪れる多くの観光客を受け入れている。

しかし、太古から砂岩と雨の浸食によって形成されてきたキャニオンは、現在も自然のコントロール下にある。

アンテロープ・キャニオンの位置

アメリカのユタ州・アリゾナ州の州境に「レイク・パウエル」という名の人造湖があり、そこを中心に半径230キロメートルの円内の地域を「グランドサークル」と呼ぶ。

グランドサークルは、10カ所の国立公園、16カ所の国定公園、19の国立モニュメントなどを含む、巨大な自然地帯であり、グランドサークルには、世界遺産である「グランドキャニオン」、ヒーリングの聖地「セドナ」のほか、「メサ・ヴェルデ」、「モニュメント・バレー」などの有名観光地が多く含まれている。

アンテロープ・キャニオンも、グランドサークルの中の国立モニュメントの一つだ。

ナバホ族とアンテロープ・キャニオン

Antelope Canyon3

アメリカ南西部の先住民である「ナバホ族」は、アリゾナ州からニューメキシコ州にまたがる砂漠地帯に、アメリカ最大の部族保留地を領有している。「ナバホ・ネイション」と呼ばれるこの地で、彼らは一定の自治権を保有し、多くは独自の生活と文化を守って昔ながらの生活を続け、また一部は観光業などに従事して暮らしている。
彼らにとっての「アンテロープ・キャニオン」は、聖域のような存在であった。年配のナバホ族にとっては、現在も特別な場所であり、キャニオンに入る前には、いったん立ち止まり、心の準備をし、尊敬の意を示すという。
旅行者たちも、文化や信じるものは異なっても、大いなる自然の不思議に対して、そしてナバホ族を尊重する意味でも、興奮する心を落ち着けて臨みたい。

2つの渓谷「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と「アンダー・アンテロープ・キャニオン」

アンテロープ・キャニオンは、砂岩でできた地層が鉄砲水などで浸食されて形成された渓谷である。

雨水は地面に染み込むよりも早く地表を流れ、谷間を高速で走りぬけていく。その際に、周囲の砂岩を削り、押し流し、後には水が削った美しい曲線によって飾られた通路が残るのだ。

観光客により人気なのが「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と呼ばれるエリアで、ナバホ族には、「岩の間を水が流れる場所」と名付けられている。

アッパーエリアが人気の理由は、その入り口へのアプローチの手軽さにある。岩を登り降りすることなく、不思議な渓谷の中へと侵入できるのだ。また、地形上の理由から、渓谷内を太陽光のスポットライトが照らす現象の起こる確率が高いことも、あげられる。

ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、ナバホ族に「螺旋岩のアーチ」と呼ばれ、アッパーよりも狭く複雑な地形となっている。アッパーエリアから数キロ離れた場所にあり、鉄製の急な階段を上り降りしなければ、渓谷に降りることができない。渓谷内の通路が狭く長い上、足場も悪く、アッパーと比べると観光しにくいことから、訪れる旅行者数は少なめだ。

アンテロープ・キャニオンの見どころ

Antelope Canyon2

なんといってもその流線型の壁と不思議にねじれた柱たちが見ものだ。地面は砂であり、壁の肌触りも岩よりはざらついて柔らかい印象で、砂岩という言葉がしっくりくる。

普段は全く水気のない場所だけに、その滑らかな流線模様が水によって作られたことが信じがたい。また、複雑なねじれを持つ柱や、岩に開いた穴には、モダンアートのような芸術性も感じられ、自然が作り出す美に驚嘆せずにはいられない。

渓谷は深く、空はところどころに開いた穴から覗けるだけだ。しかし、渓谷全体は、その砂岩の肌の色の影響もあってか、柔らかな暖色ライトで照らされているようにほんわかと明るい。

正午前後には、真上に上った日光の日射しがその穴から差し込み、突然、渓谷の砂面にスポットライトがあてられる。

渓谷そのものが、大型遊園地のアトラクションのようなところへ、スポットライト。CGで宇宙人でも映し出されそうな雰囲気だ。

観光は制限つき

アンテロープ・キャニオンは、ナバホ族居留地内にあることから、観光は全て許可制となっている。ナバホ族のガイドがついたガイドツアーでのみ、進入が許される。多くの場合、現地ツアー会社が車と英語や日本語などのガイドのついたツアーを組んでいる。そこへ、ナバホ族のガイドがつく形での観光となる。

また、アンテロープ・キャニオン観光には2時間というタイムリミットもセットされている。さらに、天候次第では、急に変更や中止もありうる。個人では、観光がしにくい場所だといえるだろう。

天候とは、雨のことだ。アンテロープ・キャニオンは現在も雨の影響を大きく受ける。現地で雨が降ればもちろん、そこが晴れていても、上流地域で雨が降れば突然の鉄砲水が襲ってくる危険性がある。

これまでにも、旅行者が鉄砲水の犠牲となる事故が起きている。現地の天候をよく理解したツアーガイドの指示には必ず従う必要があ

個人でも行ける?

まったくの個人行動は不可能だと思っておいたほうがいい。ツアーは、ラスベガス発のものと、近郊の町ページ発のものが主となる。

ラスベガス発の場合は、早朝出発・深夜戻りの強行日帰りのものが多く、アンテロープ・キャニオン以外の「シューホースベンド」や「グレンキャニオンダム」も観光コースに入っている。

ページ発も、1日に数本のツアーが出ていて、2~3時間ほどでアンテロープ・キャニオンを見せてくれる。しかし、人数に限りがあるので、早めの予約が必要だ。

周辺の見どころ

「ホースシューベンド」は、アンテロープ・キャニオンを訪れるツアーに組み込まれていることの多い景勝地だ。

コロラド川の浸食によってできた地形であり、コロラド川が、馬の蹄鉄(ホースシュー)の形にグルリと方向転換している。グレンキャニオンとレイク・パウエルより少し下流に位置し、ページからは車で10分ほど+ハイキング20分でたどり着ける。

「グレンキャニオンダム」は、コロラド川に作られた巨大なダムである。満水になるまでに17年の年月がかかったといわれることからもその巨大さが推し量られる。

ダムは、人造湖レイク・パウエルを作り出し、周辺地域は「グレンキャニオン国立レクリエーションエリア」として、アメリカ各地からウォータースポーツ好きが集まるオアシスとなっている。

パウエル湖畔には、ホテルやロッジが立ち並び、砂漠とは正反対の楽しみ方ができる人気スポットだ。

世界で最も高さのある自然な橋として知られるのが「レインボーブリッジトレイル」だ。その90メートルという高さと美しい半円を描く形から、ナバホ族の信仰の対象とされてきたモニュメントだ。

陸地からのアプローチができず、船を使い、さらにトレイルをハイキングすることで到達できる。時間も労力も必要だが、青空にかかる橋の美しさと大きさを目の当たりにすれば苦労も吹き飛ぶだろう。ハイキングは許可制。ツアーで参加するのが手軽だ。

気候と服装

アリゾナ州の砂漠地帯。そう聞いただけでも想像できるかもしれないが、夏季の暑さはその想像を絶するほどだ。帽子、サングラスなどに加え、肌の隠れる薄手のUVカットジャケットなどがあると、後で苦しまずに済む。

また、ジープで移動することが多いのと、渓谷内も砂埃が舞っているため、スカーフやショールなど、顔や頭を覆うものがあると便利だ。

暑さ対策として、十分な水分補給を心がけること、そして忘れがちなのが塩分補給。塩飴や塩昆布などを用意しておくと、熱中症予防になる。

また、砂埃の中を歩くことや、急な鉄の階段を上り下りすることを考え、歩きやすい靴を選ぶのはもちろんだ。

どこに泊まるか

日本人の場合、ラスベガスを中心として、ツアーで観光する旅行客がもっとも多いようだ。

また、人気があるのは、国立レクリエーションエリア内のホテル。中型の手頃な価格のものから、大手のリゾートホテルまで、予算で選べる。しかし、アメリカ国内の旅行シーズンにはかなりの混雑となり、ホテルも満室となることがある。

また、グレンキャニオンダムの労働者たちの町だったページには、手軽な価格のモーテルやロッジがたくさんある。

最後に

世界中に、そしてアメリカにも、水や風と年月によって作られた自然の芸術作品がゴロゴロしている。世界遺産に登録されているものもあれば、されていないものもある。

しかし、共通するのは、その美しさや奇妙さへの驚きだ。加えて、アメリカのそれらは、規模の大きさが半端ではない。

ちっぽけな人間である自分を再確認してショックを受け、そんな自分が偉大な自然を目にできる感激でもショックを受ける。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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