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犯罪者更生にあの手この手~「楽しい」刑務所が世界中に増えている?!

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犯罪者の更生にあの手この手

刑務所の中、鉄格子とセンベイ布団と囲いのないトイレ。規則正しい生活、粗末な食事、最低限の運動とシャワー。絶え間ない受刑者間の争い、その中で唯一の楽しみが面会日。

古い映画やドラマの見過ぎでしょうか? でも、罪を犯して反省し更生を目指すための施設である以上、「お楽しみ」が満載とは考えにくいし、もし刑務所内の暮らしが楽々だとしたら、「それってズルくない?」という気持ちも湧いてきます。

ところが、最近はそんな「更生」方法を見直す刑務所が増えています。「厳しさ」が再犯防止になった時代は過去に、「楽しさ」こそが再犯防止のカギだというのです。確かに、「人権」を考慮すると、「厳しさ」には限度があり、「二度とご免だ!」と感じるような更生プログラムは行えなくなっています。かわって取り入れられているのが、楽しく学べてシャバでの生活に行かせる更生プログラムなのです。

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ダンスで規律を学ぶ~フィリピン・セブ

リゾート観光地として、近年は格安語学留学先としても知られるフィリピン・セブ島にある刑務所は「ダンス」を更生プログラムに取り入れたことですっかり有名になりました。千五百人の受刑者たちが踊る見事な「スリラー」を目にしたことのある人も多いと思います。

マイケル・ジャクソン専属だった振付師とプロのダンサーが参加したこのプログラムは、受刑者たちにダンスを通して「人に従う」「人に合せる」など、社会活動の基本となる「規律(ルール)」を体で覚えさせることが第一の目的。直接的な「手に職」とはなりませんが、このプログラムの影響で少なくとも刑務所内の秩序は非常に守られやすくなったとのこと。同時に、体を動かすことで受刑者のストレス解消にも立ち、現在はこのダンスを公開上演し、関連グッズを販売することで、収益もあげているそうです。

スリラーのほか、一糸乱れぬ「アルゴリズム体操」や「ガンナムスタイル」、女性受刑者たちが踊る「ハルヒダンス」なども見もの。

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職業訓練島~ノルウェー・バストイ島

ノルウェーには死刑はおろか終身刑もありません。どれほど重い罪を犯しても必ず社会復帰しなければなりません。これは、一般人にとってちょっとした恐怖。そこでノルウェー政府は確実に更生できるようなプログラムを模索中。その一つがこの職業訓練島です。鉄格子のない緩やかなルールの中、受刑者たちは土木や農業などを中心とした訓練に精を出します。

ノルウェーの刑務所は従来からかなり緩やかかつ好待遇として、犯罪者間でも巷でも噂の的になっています。好待遇すぎて味を占めて出戻るようでも困るし、あまりに税金の無駄遣いだとしてもやっぱり困ります。刑務所が無料で衣食住がつく職業訓練校化してしまったのでは、本来の目的から少々逸脱しているような気もするのですが、ノルウェーの再犯率は非常に低いのだそうです。

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子どもや家族と同居~メキシコ、スペイン

乳児のための育児施設が付属する刑務所自体は各国に存在しています。ただ、24時間母子が同室できるかというと別問題。また、夫婦や乳児以外の子どもが一緒に入所できる刑務所があるとは驚きです。

乳児の場合、母親の母乳で育てること、この時期の子どもの心身の成長に母親の存在が大きく関係することなどから一定の同居が認められることが多かったのですが、現在はその年齢上限が上がってきています。それというのも、子どもと一緒に服役させたほうが、再犯率が低いことが統計上分かってきたからです。

さらに、スペインの場合には、「夫婦が共に受刑者であり、子が3歳未満の場合」には家族房で暮らすこともできるとのこと。このシステムを利用した過去100組の再犯率はゼロを記録しているというから、その効果の高さには驚きです。

ただ、施設面の問題があり、親子入所を導入できる施設は多くないようです。

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本当の恐怖を知る~アメリカ

アメリカ各地では、犯罪の低年齢化が進み、少年刑務所も満員御礼状態が続いているそうです。また、少年犯罪者の多くがそのまま大人の本格的な犯罪者になってしまう傾向も限りなく大きいことから、未成年の非行防止にこんな方法を取り入れました。

極悪犯罪者の講演会がそれ。選ばれる講演者は悪の象徴的な犯罪者で、犯罪歴や刑務所での生活ぶりなどを「遠慮なく」語ります。その語り口には「反省」や「説諭」の響きはなく、どちらかというと「自慢」や「投げやり」な無遠慮さ丸出し。

確かにこれが真実の姿かもしれませんが、これを見聞きした未成年たちがどう感じるかを十分に考慮した「更生を目的とする講演会」には見えないような。「犯罪者にはこんなひどい現実が待っているぞ」という脅しはいいとして、「だから、更生することが大事だ」という戒め部分がないのです。漠然とした、でも強烈な「悪の恐怖」だけが染み込んでしまったり、ますます悪に憧れてしまったりする可能性もありそうなプログラムです。

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動物との触れ合い~アメリカ

更生プログラムに動物が介在する例は世界中にあります。特に有名なのがアメリカの犬の訓練を通したプリズン・ドッグ・プログラムでしょう。参加するのは、特に情緒面に問題のある犯罪者と同じく情緒面に問題のあるレスキューされた犬たち。犬たちの多くは、人の虐待された経験を持ち、臆病だったり攻撃的だったり。

そんな人犬のペアが訓練を通して自己中心的な性格や人嫌いを解消していくという内容です。「人」では変えることのできなかった犯罪者の心を「犬」が開いて変えてしまうことが多いのは事実で、再犯防止に非常に高い効果がみられるそうです。

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サーカスで社会復帰の自信アップ~リトアニア

こればかりは適性が大きく左右するのではないかと思うのですが、リトアニアの受刑囚たちは、手品や一輪車などのサーカス芸に挑戦しています。

対象者は殺人を含む重犯罪で服役中の男性。日ごろその劣悪な環境が批判の的となっていた古い刑務所のイメージアップ作戦と入所者のストレス解消が狙いとのことです。

どうやら出所後にサーカスや大道芸で食べていけるようにという直接的な更生プログラムではないようですが、大人になってから始める一輪車の難しさは一筋縄ではありません。それなりの「努力」や「我慢」が必要です。このサーカスプログラムは、受刑者たちに「新しいことに取り組み成し遂げる」という「成功の自信」をつけさせることで、更生へとつながっていく可能性がありそうです。

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自転車発電で社会に貢献~ブラジル

自転車をせっせと漕ぐことで自分の刑期が減り、社会貢献もできるという変わったプログラムを取り入れているのはブラジルの刑務所。更生については「俺でも世の中の役に立つんだ!」という自信がつくかも? という疑問詞つきですが、システムとしてはなかなか効率的かつおもしろそうです。

鉄条網の乗っかった高い塀に沿って並んだ自転車にまたがる囚人たちが24時間交代制でペダルをこぎ続けます。自転車ペダルで発電された電気は近隣の街の街灯を照らします。そして、囚人たちはバイクを漕げば漕ぐだけ刑期も短縮されるというご褒美制。自転車コーナーは順番待ちの列ができているようです。

慢性的な電力不足に悩むブラジルならではの一石二鳥作戦です。

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大学(院)並み教育制度~アメリカ

とにかく犯罪者が多く再犯率も多く刑務所が足らないアメリカ。だからといって犯罪者を取り締まらないわけにはいかないので、効率よく犯罪者を減らす方法として「再犯防止」に頭を悩ませています。

いろいろなお試しを通じて現れたいくつかの成功例には「教育」がトップに並んでいます。たとえば、教育制度が整った刑務所で学士や修士号を取る、インターネットビジネス講座で起業を目指すなど、社会復帰後に実地で役立つ資格やスキルに的を絞っている刑務所が確かな成果をあげているようです。

この実用性の高いプログラムは、再犯防止はもちろん、前科者レッテルに負けない能力を持つ人材を育てることに成功しています。

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まとめとして

こうして見てみると、劣悪な環境、厳しい拘束など、従来の刑務所スタイルは犯罪の繰り返しを防げず、反対に居心地のよいストレスフリーな環境、一定の自由、恵まれた教育こそが、再犯防止に役立っていることが分かります。

ちなみに、ノルウェーの刑務所は「普通の生活」と「職業訓練」によって世界一低い再犯率を誇っています。

初犯の理由はさまざまでしょうが、再犯の理由の多くが「前科者」であることによる「家なし職なし」状態にあることを考えると、これからの刑務所は「反省」よりも「更生」にこそ税金も工夫を注入すべきなのかもしれません。ただ、税金を払う側や犯罪加害者には受け入れにくい「快適さ」をどう説明するかが問題になりそうです。

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