Night view

眼下にロス夜景、頭上に満天の星~グリフィス天文台を見学してみた

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Griffith Observatory

Griffith Observatory2

眼下にロス夜景の光の絨毯、頭上に満天の星~グリフィス天文台

ロサンゼルスでもっとも訪れたい場所として旅行者たちが選ぶ「グリフィス天文台」。

成功を収め大富豪となった一人のアメリカ移民の遺言によって作られた、ロサンゼルス市への壮大なプレゼントである。

ロスっ子たちにも、近郊のお出かけスポットとして人気であり、映画やドラマのロケ地として使われることの多さから、全米から訪れる人も多い。

夜景ばかりが注目されるが、天文台としても公共の施設とは思えない設備が整っている。天文ファンでなくとも、興味を持って見学できそうだ。

グリフィス・ジェンキンス・グリフィスと天文台

グリフィス天文台の広大な敷地は、「Rancho Los Felis」と呼ばれ、フェリス家によって1世紀以上受け継がれていた。

グリフィス・ジェンキンス・グリフィス(1850~1919)は10代でアメリカに渡り、メキシコ銅山でジャーナリスト・アドバイザーとして働いていたが、銀鉱山で大成功を収め、30代に入ってすぐ、Rancho Los Felisを購入、後世をその地で過ごした。

ヨーロッパ視察旅行中に見た美しく整備された公園に感銘を受けたグリフィスは、「A Great City Needs a Great Park(素晴らしい街には素晴らしい公園を」との考えから、1896年、所有する土地の一部をクリスマスプレゼントとしてロサンゼルスに寄付、自分の名を冠した公園が作られることを望んだ。

しかし、殺人未遂事件を起こし刑務所に2年間収監されることとなり、自身の生存中には彼の希望が実現しないだろうことを悟ったグリフィスは、遺言をした。1919年の彼の死後、その遺言に従って作られた「グリフィス財団」は、この地に天文台と劇場を建設。この劇場は、まだ技術として発明されていなかったプラネタリウムへと発展したのだ。

グリフィス天文台の施設

Griffith Observatory3

小高い丘の上に立つグリフィス天文台は、グリフィスの遺言に従い、市民たちに対し、公共の望遠鏡・科学の劇場・展示を行う施設として受け継がれている。

室内外に多くの展示スペースを持ち、人類と天文学の歩みが分かる「Wilder Hall of the Eye」、身近な天体である月と太陽の展示なら「Ahmanson Hall of the Sky」、地球の自転を証明し続ける「フーコーの振り子」は、「W. M. Keck Foundation Central Rotunda」にあるなど、コーナーが分けられている。

「Cosmic Connection」は、新しく建設された施設への通路で、宇宙をテーマとする宝石がガラスケース内に散りばめられた、女性に人気のスポットだ。ここを抜けると「Gunther Depth of Space」。宇宙を知るためのあらゆる展示があり、特に巨大な宇宙図が見ものだ。

また、施設の外にも、天文学者「ガリレオ、ケプラー、ニュートン」たちの記念碑や、太陽や月を含む天体の動きを示す展示を楽しむことができる。こちらは、入場料も不要だ。

プラネタリウム「The Samuel Oschin Planetarium」

The Samuel Oschin Planetarium

The Samuel Oschin Planetarium2

グリフィス天文台中央の大きな丸いドームがプラネタリウム。天文台で最も人気のあるスポットだ。

「Centered in the Universe」、「Water Is Life」、「Light of the Valkyries」、「Time’s Up」の4プログラムが時間によって交代で上演されている。

チケットの販売開始時刻は、各ショーによって異なる。人気のショーのチケットは売り切れることもある、特に夕方は入場者数が急に増えるので、早めに購入しておこう。前売りはない。また、10分前までに入場するようアナウンスがあり、一度開演すると、チケットを持っていても入場できなくなる。また、途中退場は可能だが、再度入場はできないので、トイレも済ませておこう。

スケジュールは変更されることがあるので、確認してから出かけよう。また、チケットは早い者勝ち。5歳以下の子供の入場が制限されているので、要注意。

レオナルド劇場「The Leonard Nimoy Event Horizon」

座席数200席のマルチメディアシアターであり、講演会やイベントに使用されている。大きな画面は、プラネタリウム的な役割も果たし、天文台主催のガイドトークなどでも使用されている。

天体望遠鏡

Astronomical telescope

最新鋭の望遠鏡を、天文学者ではない一般市民たちに広く公開している。

グリフィス天文台には、ツァイス望遠鏡とソーラー望遠鏡が常設され、天体イベントが開催される際には、いくつかの望遠鏡が敷地内に設置されることもある。

いずれも、一般家庭にはない巨大さ。当然、見えるものも、肉眼であれ、家庭用望遠鏡であれ、全く違うものだ。日中も夜間も公開されているが、夜間は希望者が多く、順番が回ってこないこともある。天体望遠鏡が狙いならば、早めの入場がおすすめだ。

コイン双眼望遠鏡も敷地内に多数設置されている。こちらは主に、ロサンゼルスの景色を楽しむためのものだ。

グリフィス天文台主催の無料プログラムの数々

Sunset WalkTalk Events

人気の天体望遠鏡から宇宙を覗く無料プログラム以外にも、定期的に開催されているものがあり、タイミングが合えば是非参加したい。

The Leonard Nimoy Event Horizonでは、「The Once and Future Griffith Observatory」が毎日、「All Space Considered」が月に一度、無料で公開されている。

また、「パブリックスターパーティー」と呼ばれる月に一度のイベントでは、ボランティアたちが天体望遠鏡を提供し、訪れる人々に天体観測の機会を与えてくれる。こちらは、外の芝生エリアで行われることもあり、気楽に参加できる。

もう一つ、グリフィス天文台裏手は、地元で人気のハイキングコースになっている。

「Sunset Walk & Talk Events」は、パークレンジャーと天文台のガイドによる、ハイキングツアー。夕方出発し、夜景が見え始める夕焼けタイムまでの1時間を、グリフィス公園の歴史の説明を受けながらゆっくりと歩く無料プログラム。月に1度しか催行されないのが残念だが、タイミングが合えば参加してみるといいだろう。

各ツアー会社によるプログラム

ロサンゼルス市民や近郊の住民たちにとって、身近なお出かけスポットであるグリフィス天文台だが、旅行者にはアクセスが難しいところもある。そのため、各ツアー会社では、さまざまなツアーをほぼ毎日催行している。

ショッピングとグリフィス展望台までの移動とガイドが含まれたものが人気。ディナーがつくものや、ハリウッド観光が含まれたものなどのバリエーションもある。

また、グリフィス天文台で月に1度開催しているようなサンセットウォークツアーもあり、個人では不安な夕暮れ以降のハイキングを、専門のガイド付きで行える。

映画とグリフィス天文台

James Dean

グリフィス天文台といえば、「理由なき反抗」で「ジェームス・ディーン」。グリフィス公園内には、彼の胸像があり、映画ファンが記念撮影をしている姿を見かける。

ジェームス・ディーン演じるジムが、プラネタリウムで課外授業を受けるシーン、プラネタリウムの外での決闘、そして、最後にジムの友人が警官に包囲されるのもグリフィス天文台のプラネタリウムだ。

改装により、当時の姿とは変わってしまっているのが少々残念。

また、比較的最近の映画であるジム・キャリー主演の「Yes Man」では、グリフィス天文台と公園がストーリーの舞台であり、撮影の大半がここで行われた。コメディ映画なので、アメリカまでの長いフライトでの暇つぶしにもちょうどいい。観ておくと、天文台での見どころが増えるかも。

見学方法

グリフィス天文台は映画などのロケで使われることが多く、混乱を避けるために、閉館されていることも、稀ではあるがある。

夜景とセットで見学に来る人が多いため、夕方以降急に混雑してくる。ゆっくりと館内を見学するには、午後の早めの時間帯に入館したい。子供連れの場合は特に、早めがおすすめだ。

ショップのカフェ

新しくできたカフェでは、軽食を取ることができる。宇宙船の待合室のようなカフェテリア内で食べることもできるし、テイクアウト用にラップされたものを購入し、外の芝生エリアで食べるのも気持ちいい。

あくまでカフェテリアであり、しっかりとした食事には向かない。

夜景スポットとしてのグリフィス天文台

Night view

市民にとって身近なデートスポットとして、夜景を見に来るカップルは多い。週末の駐車場は列ができるほどだ。

ハリウッドサインも小さくはあるが見ることができ、観光客にも人気で、ロサンゼルス観光では外せないスポットとされている。

ロサンゼルス近郊は、ニューヨークのような高層ビル街があるわけではなく、広く碁盤目状に整備された道路を走る車のテールランプと住宅からもれる明るいオレンジの光が、地面いっぱいに敷き詰められた巨大な絨毯を作っている。それも宝石を埋め込んだ超高級品の絨毯だ。

周辺のおすすめスポット

Yamashiro Restaurant

「山城レストラン」は、ハリウッドにある日本食店。日本食ももちろんあるが、全体にアメリカナイズされた料理が中心だ。

ここからのロサンゼルスの夜景も有名で、セレブたちも来店するという。食事をする時間がなくでも、カクテルラウンジで軽く1杯飲みながら夜景を眺めるのも乙だ。

ロサンゼルスで、地元っ子にも人気のプライムリブ専門店「Lawry’s」は、ツアーでもよく利用されている超有名店。ビバリーヒルズにあり、夜景こそ見えないが、大きく切られたリブ肉に、アメリカの肉食文化を体感できる。

「Rancho Palos Verdes」は、地元でも知る人ぞ知る的な夜景スポット。超高級住宅エリアであり、非常に静かで人気がない。

夜景は美しく落ち着いて見られるが、街灯もなく、駐車場などが整備されているわけでもないので、治安的な問題がある。レンタカーを借りているか、タクシーをチャーターしていて、さらに複数グループ(男性込)である場合のチョイスとして、おすすめだ。

アクセス

ツアー、タクシー、レンタカーがメインの交通手段である。タクシーの場合、帰りに流しを捕まえるのは難しい。チャーターして待たせておくのが安心だ。

公共交通機関を使用する場合は、メトロのレッドラインでVermont/Sunset駅へ行き、駅から出てすぐのところにあるDashバス停の「Observatory Shuttle」の看板がついている付近で待つ。

帰りはこの逆コースを取る。遅くなる場合は、女性のみ、または一人での行動は避けたほうが良い。

最後に

Griffith Observatory4

ロサンゼルス観光ツアーの大トリとして夜景を見にいくだけで、せっかくの天文台見学をしないのはもったいない。

天文学に興味のある人は当然、そうでない人も、十分に関心を持って見学できるだけの充実した内容となっているので、時間を作って入館したい。特にプラネタリウムの迫力は素晴らしい。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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