20161021

紳士淑女が集まるファッショナブル競馬~フランスオークス・ディアヌ賞に参加

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競うのは馬だけじゃない!? 紳士淑女が集まるファッショナブル競馬「フランスオークス・ディアヌ賞」(Prix de Diane)/フランス・シャンティイ

競馬フリークにとっては「フランスオークス」、ファッションフリークにとっては「エルメス・ディアヌ賞」、そしてニュースに敏感な人は「ロンジン・ディアヌ賞」として知られるのが、フランス・パリの北50キロほどに位置するシャンティイ競馬場で年に一回行われるホースレース。

フランスの競馬は、ヤニのニオイとダミゴエと競馬新聞が散らばる日本の競馬とは別世界。ヘアドレスと呼ばれる優雅な帽子をかぶった紳士淑女たちが、その美しさ・優雅さ・貫禄を見せつけながら、ひいきの馬の走りに酔う場です。

ベストドレッサーが選ばれ、フランスの三歳最強牝馬が決定するその華やかな舞台に、足を運んでみましょう。

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フランスオークス・ディアヌ賞の特徴

競馬なので、美しく引き締まった細マッチョな馬たちの姿をじっくりと堪能できるのは当然。シャンティイに出場する三歳牝馬たちは、必要以上に磨きこまれてテカテカと輝いています。もちろん、その走りが素晴らしいのは言うまでもありません。全身筋肉のような体が疾走していく様子には、たとえ大金を賭けていなくても興奮せずにはいられません。

でも、フランスオークス・ディアヌ賞の一番の特徴は馬からも賭けからも離れたところにあります。それは優雅なるファッション。ヨーロッパにおける競馬の歴史はハイソサエティの娯楽として始まっています。その伝統はフランスにも受け継がれ、シャンティイのフランスオークス・ディアヌ賞を見に行き、観覧者たちの輪に入りたいと思うなら、帽子は必須。男性ならジャケットとタイ、女性ならドレスを着用すべきです。

普段着でも会場に入ることはできますが、明らかに入り口の警備員から「差別」を受けます。そして、特等席で優雅にシャンパンを飲み煙草の煙を揺るがすマダムやジェントルマンたちにさげすまれます。まぁ、それは大げさかもしれませんが、フランスオークス・ディアヌ賞を楽しむにはドレスアップは必須だと思っておきましょう。

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フランスオークス・ディアヌ賞の開催会場・開催日

開催されるのは年にたったの1回だけ。6月の第2日曜日と決まっています。ただ、この時期のフランスには多くの催しものがあり、その中にはフランスオークス・ディアヌ賞と同様にロンジンがスポンサーとなるテニス大会などが含まれるため、両イベントが同日にあたる場合には日時の変更もあるとのこと。お出掛けの際には、公式サイトで確認をしておきましょう。

開催会場となるのはパリの北50キロほどに位置するシャンティイの競馬場。すぐ近くにはルネッサンス期を代表する名城シャンティイ城があり、街の周囲は広大な森に囲まれています。シャンティイ競馬場はフランスでも最古の競馬場といわれ、フランス最大規模の競走馬トレーニングセンターがあり、競馬博物館もあります。城目当ての観光客も多く訪れますが、馬好きな人々もここでトレーニングを受ける競走馬たちを目当てに訪れる場所となっています。

普段は観光客がちらほらと訪れる静かな街ですが、フランスオークス・ディアヌ賞が開催される週末は恐ろしい混雑となります。当然道路や駐車場は「満」状態。専用列車がパリから出るので、これでアプローチするのがおすすめです。

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フランスオークス・ディアヌ賞の歴史

その歴史のスタートは1841年とも1843年ともいわれます。由緒正しく伝統あるイベントです。世界一般的には「フランスオークス」と呼ばれることが多いものの、フランスではディアヌ賞の名も好まれます。このディアヌとはローマの美しき狩りの女神「ディアーナ」のこと。馬が狩猟に用いられていたという史実と、エレガントな美しさを求めるフランス人の気持ちが込められています。

また、ディアヌ賞は長くファッションリーダー「エルメス」がスポンサーを勤めてきました。これもある意味当然。エルメスは乗馬グッズのデザインこそがその源泉にあります。「エルメス杯」とも呼ばれ、そのファッション性の高さから競馬ファンだけでなくファッションフリークの注目も集め続けていましたが、2008年からは時計メーカー「ロンジン」がその後を継いでいます。ロンジンもまた、長いフランス競馬の歴史の中で公式タイムキーパーとしてサポートしてきたという歴史を持ちます。

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フランスオークス・ディアヌ賞のパレード

特別なパレードは行われませんが、競馬ファンにとっては、出場馬たちの登場こそが、パレードと言えるかもしれません。また、ファッションフリークにとっては、緑の芝生の上をピンヒールで歩くレディとそのレディが腕をからませるジェントルマンが、招待券を手に観覧席へと案内されていく様子こそがパレードのように見えるかもしれません。

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フランスオークス・ディアヌ賞のイベント

「マドモアゼル・ディアヌ・ロンジン」と呼ばれる「ミス・コンテスト」が開催され、フランスオークス・ディアヌ賞でもっともエレガントな淑女が1名選出されます。基準は、「美」はもちろん、ファッションセンス、立ち居振る舞いなどの淑女ぶり。歴代のマドモアゼル・ディアヌ・ロンジンはちょっと古い時代の美人といった感じ。清楚な美しさが特徴的です。もちろん古レングスのドレスにヘッドドレスをかぶった姿で登場し、美しい馬に横乗りして会場を回っていきます。

また、ロンジンがスポンサーになってからというもの、時計フリークにとっても注目すべきイベントが始まっています。それが、ロンジン最新モデル発表会です。伝統・エレガンス・パフォーマンスをテーマとするロンジンのオフィシャル・ウォッチは、毎年ジェントルマンたちの熱い視線を集めています。まさに金銀宝石をちりばめた最新モデルは勝者に賞品として与えられます。

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フランスオークス・ディアヌ賞の食べ物

エルメス時代には「エルメスピクニックセット」なるサンドイッチセットが売られていましたが、現在もこのピクニックバスケットは販売されています。中身はこれといって「スゴイ!」わけでは、普通のサンドイッチですが、それでも飛ぶ売れ行き。これを、フランスオークス・ディアヌ賞の前に緑の芝生の上で食べるのがシャンティイ競馬場の醍醐味です。

古くは、召使いに作らせたバスケット入りのランチボックスとテーブルとイス、またはピクニックマットをやはり召使いに運ばせて、上流階級の人々は優雅にピクニックを楽しんだのでしょう。今は、会場で売られるサンドイッチやプラスチックの椅子やレジャーマットにとって代わられていますが、できれば手作りのランチボックスとシャンペン、折り畳みのテーブル・イスセットを抱えてシャンティイピクニックを楽しみたいものです。

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フランスオークス・ディアヌ賞の記念品

毎年フランスオークス・ディアヌ賞に足を運ぶ面々は、この日のためだけにシャポー(ヘッドドレス・帽子)をデザインして新調します。マイフェアレディのアスコット競馬場のシーンを思わせるような幅広の帽子、優雅なオーガンジーやレースが使われ、花で飾られた「派手」な帽子たちこそが、貴重な記念品になります。

男性たちはパナマ帽やハンチング帽、中にはシルクハットもあり、これもまた、デザインこそシンプルですが、きちんと新調してくるのが、オツな楽しみ方なのだそうです。

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用意するもの

帽子。これは必ずかぶっていきましょう。あとは、ジャケットやタイ、ドレスがあればさらによし。ピクニックグッズは召使いか仲間がいないと運べませんが、もし用意できれば周囲から痛いほど、「まぁステキ」光線を浴びることになるでしょう。

最後に軍資金。これがないと、競馬は楽しめませんね。

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一番の見どころ

競走馬たちが駆け抜ける時、ストレートでは、エレガントに着飾った紳士淑女の帽子が背景となり、第3、4コーナーでは、その背景にシャンティイ城が優雅に佇んでいます。この馬プラスαの光景こそがシャンティイ競馬場の、そしてフランスオークス・ディアヌ賞の一番の見どころです。

望遠・広角・スポーツモードを備えたカメラを持っていくのをお忘れなく。

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まとめとして

日本人の競馬好きが、一時はツアーを組んで押しかけたというシャンティイのフランスオークス・ディアヌ賞ですが、ここ数年は日本人の姿を見かけることはあまりありません。

その分、フレンチエレガンスのニオイはさらにプンプン。不思議なことに、そこにやり過ぎ感も場浮き感もなく、ただの折り畳みイスに足を組んで座り、大きな帽子の下で煙草をくわえるその姿が、なぜかキマっているのが憎らしいほど。

6月にフランスを訪れるなら、このフランスオークス・ディアヌ賞も是非視野に入れた計画を練ってみてください。

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