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聖地エルサレムの周辺観光スポット全部歩いてみた感想

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宗教と民族が交錯する聖地~エルサレム(Jerusalem)/イスラエル

宗教への傾倒と祈りの深さに驚かされ心を動かされる地、それがエルサレムだ。

歴史の中では重なる部分も持ち合わせる三宗教がそれぞれに聖地としているために、信仰の対象であると同時に戦いの場ともなってきた。

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エルサレム旧市街(東エルサレム)

8つの城門を持つ城壁で囲まれた内側が、オスマン帝国によって再開発されたエルサレムの旧市街と呼ばれているエリアであり、歴史的建造物や遺跡のある「神殿の丘」のほか、アルメニア正教地区、キリスト教徒地区、ムスリム地区、ユダヤ人地区の合計5地区を含んでいる。

東エルサレムは第一次中東戦争後ヨルダンの管理下に置かれることとなっていたものの、第三次中東戦争後にはイスラエルに併合され、エルサレムは実質的にイスラエル管理下となっている。

それでも街はアラブの色が濃く、細い路地や雑多な雰囲気は中東独特の空気を漂わせている。

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考古学公園

神殿の丘を囲む城壁や遺跡の発掘現場となっているのが、南の壁部分の「考古学公園」だ。壁には古代の神殿と谷をつないでいた橋の跡である突起も残っている。

また、神殿の丘のモスクや岩のドームを見渡すことができるポイントとしても人気だ。

ここでは、イエスが歩いたとされる階段や通りが発掘され、そのままの形で保存されているため、聖地ではないが訪れる信者は多い。

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ヤッフォの門とダビデの塔

旧市街の西側に位置する街の玄関ともいえる門で、夜には幻想的にライトアップされる。そのすぐ横にあるのが、「ダビデの塔」。内部は現在「歴史博物館」になっていて、上りきった最高部は展望台にもなっている。

また、ヤッフォ門から東へ向かうダビデ通りは旧市街の中心となる道路だが、細い路地で階段もあり、車はもちろん歩いていても肩をこすり合うようにして行き交う独特の雰囲気を持つ。

道沿いにはさまざまな店が並んでいて、土産物を物色するのにはちょうどいいだろう。ただ、旧市街では横路地に入ると迷うだけでなく、治安の不安もあるので、一人はもちろんフラフラと迷い込まないように気をつけたい。

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嘆きの壁

黒づくめのユダヤ教徒たちが祈りを捧げる対象となっている「嘆きの壁」は、ユダヤの王国の中心である「エルサレム」の象徴的神殿の城壁跡だ。

エルサレムを囲む各国や各宗教との戦いで幾度も破壊されたその姿は、ユダヤ教徒にとって「聖地」以外のなにものでもないのだろう。

紀元70年のローマ侵略で壊滅状態に陥った後、世界中のユダヤ教徒たちは神殿跡を訪れて祈りを捧げた。それに応えた神の霊が白い鳩となって姿を現したと言い伝えられている。

紀元前20年頃にエルサレムに王国を興したヘロデ王が建てたエルサレム神殿の外壁であり、その7段目まではヘロデ王の時代のもの。さらに20段以上がその後の長い年月の中で徐々に追加された。そのほか、地下に埋まっている部分が17段ある。

本来の高さは32mだが、下部が埋まっているため、皆が祈りを捧げている広場の壁の高さは20mほどだ。

エルサレム神殿とエルサレム宮殿

紀元前1000年に聖書の登場人物ユダ王国のダビデ王がエルサレムを居住地とし、その息子のソロモン王の時代には「エルサレム神殿」が建設された。しかし、この初代神殿はまったく痕跡を残していないため、実在したかどうか定かではない。

紀元前5~6世紀頃には、バビロン捕囚によってとらわれていたユダヤ人が再びエルサレムに戻り、エルサレム神殿も再建されたという。この神殿は、紀元前37年以降ヘロデ王が改築し、巨大化したものの、ユダヤ戦争によって再び破壊されてしまった。

その残骸ともいえるのが神殿の外壁である「嘆きの壁」だ。

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岩のドーム

神殿の丘の中心となるイスラム教徒の聖地。イスラム教だけでなく、ユダヤ教、キリスト教にとっても聖なる岩としてあがめられている聖なる岩「ファンデーション・ストーン」を祀っている。

ファンデーション・ストーンとは、預言者ムハンマドが夜の旅へと旅立った場所であり、アブラハムが息子のイサクを神へと捧げようとした岩だと信じられている。

白い大理石の土台、青いトルコタイルで装飾された壁、金色のドームという美しい姿は、近くでみると繊細な草花などが題材とされていて意外にかわいい。内部は岩の周囲を巡礼できるよう円形ドーム型になっている。しかし、ドームはあくまで聖なる岩を守る記念堂であり、礼拝所ではない。そこにイスラムの礼拝を行う姿はない。

古くはエルサレム神殿の内部に位置していたことが分かっているため、一部ではドームを壊して神殿を再建しようという宗教活動もあるようだ。

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ゴルゴダの丘「ヴィア・ドロローサ」

イエスが最後に歩いた道を進む「ヴィア・ドロローサ」は、十字架を背負って歩いた、ゴルゴダの丘までの道をなぞる道行のことだ。

ヴィア・ドロローサは、イスラム教徒地区からキリスト教徒地区までの東西に延びている。始発点はエルサレム旧市街北東の獅子門のあたりで、終着点は聖墳墓教会内のイエスの墓。その途中には14か所の中継点が置かれ、そのすべてを踏破することが巡礼となる。

現在のヴィア・ドロローサは、建物や道が整備されたことによって、イエスが歩いた道とまったく同じとはいえない。しかし、一つの宗教儀式としてイエスの苦悩を推し量ることに意味があるとして、巡礼者は後を絶たない。

特に毎週金曜日の午後3時には、フランシスコ会の主催で聖地巡礼者と観光客がヴィア・ドロローサの一部である旧市街地の繁華街を練り歩き、道はまるでカーニバルのような大混雑状態となる。

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聖墳墓教会

キリストの墓があったとされる場所に建てられた教会で、ゴルゴダの丘そのものだともいわれている。すなわち聖墳墓教会は、キリスト教徒にとって、イエスが処刑され葬られ復活した場所なのだ。教会内には、小さな聖堂があり、それこそがイエスの墓として信仰を集めている。

実際のゴルゴダの丘の位置は、2世紀頃の再開発によってわからなくなってしまっている。その後4世紀にローマ風ヴィーナス神殿が建てられた場所からイエスの聖遺物である「聖十字架」、「聖釘」などが発見されたことから、その場所をゴルゴダと断定したらしい。聖墳墓教会は、その神殿を壊した上に造られている。

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西エルサレム(新市街)

パレスチナの首都でアラブ人街が広がっている。1949年以前にエルサレムと呼ばれていた地域の8割を含み、街にはアラブ風のスークなどもある。

この地区にある「イスラエル博物館」では、「死海写本館」が見逃せないポイント。死海北西の遺跡から発見された写本972件の文書が保存されている。20世紀最大の考古学的発見ともいわれる紀元前の聖書に関連する写本は、その内容こそわからなくても、その存在そのものの考古学的価値は誰にも理解できるだろう。

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ベツレヘムの生誕教会

エルサレムから10キロほど南にある、イエスの生誕地と呼ばれる地区。生誕教会はイエスが生まれた厩跡に建てられたものだとされている。

地下には洞窟があり、イエスが眠ったとされる飼葉桶や、東方の三博士を導いた星を象った銀の星もあり、巡礼者たちの口づけを受けている。

教会そのものは決して派手でも巨大でもなく、観光客の目を引き付けるような華美な魅力はない。しかし、篤い信仰の対象となっていることは、そこで祈りを捧げる人々の真摯な態度から伝わってくる。たとえ観光で訪れたとしても背筋が伸びる、そんな空気を持つ空間だ。

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最後に

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共通聖地であり、宗教に加えて文化的にも民族的にも複雑な背景を持つエルサレム。たとえそれらの背景を持たない観光客であっても、その影響は多少受けずにはいられない。

その姿や形式に違いはあっても、神への祈りを捧げる気持ちに違いはないのだろう。そこかしこで真剣に祈る姿は真剣そのものであり、観光気分でカメラを向けたり、賑やかに通り過ぎることは避け、ともに祈りを捧げたくなる。

そこを訪れた人しか感じることのできない感動を、写真、動画、そして言葉で表現してみませんか? あなたの旅の話を聞かせてください。

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