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静寂のバリ正月「ニュピ」に参加!鬼を退治して新年を迎える!

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鬼を退治して迎える、静寂のバリ正月「ニュピ」(Nyepi)/インドネシア・バリ

いろんな国にいろんなお正月がありますが、インドネシアのバリ島のお正月は「外出禁止」で、世界平和のための祈りを捧げる日となっています。

そのため、ニュピは確かにお祭りですが、実際に祭事が行われたり、賑わうのはニュピの前後です。

バリで暮らす人々にとって特別なニュピの日を、旅人が邪魔をすることなく、そしてできればニュピに参加し、楽しむ方法についてまとめてみました。

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ニュピの特徴

バリはインドネシアの中でも、一風変わった文化を持ちます。それは暦にも現れていて、バリの宗教であるヒンドゥー教の暦であるウク暦とサカ暦が用いられています。特に祭事においては、現在も西暦よりも優先されています。

そのサカ暦歴の新年をニュピと呼び、バリヒンドゥー教徒にとって1年でもっとも大切な日です。

ニュピの夜明けから翌日の夜明け頃までの間は、その日にバリにいるあらゆる人の生活が規制されます。観光客も例外ではありません。

禁止されるものの例をあげると、「外出」「労働」「灯り」「殺生(食事を含む)」「音楽」など。これらの一部はホテル内の観光客に限定して許可されるものもありますが、原則は「全面禁止」であり、ルールを破るとパトロールを行っている警察に逮捕されてしまうこともあるほどです。

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ニュピの開催会場・開催日

ニュピそのものは、自宅で静かに過ごす日です。会場は自宅内となります。ただ、ニュピ前後の祭りは、自宅はもちろん、村々の辻、寺院、海や川などでニュピ関連の祭事が行われます。

開催日はサカ暦の第10の月の第1日目。西暦に当てはめると毎年日時が変わりますが、春休み頃の月のない夜になります。ニュピ当日は自宅から一歩も出ることなく過ごしますが、ニュピ数週間前から前日までは、ニュピの準備期間となり、さまざまな行事が行われます。特に3日前からは、儀式が目白押し。

また、ニュピを終えた翌日には、バリは通常に戻りますが、お祝いを伝え合うバリ人たちの晴れやかな顔からは、ニュピを無事に過ごしたことへの安心が伝わってきます。

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ニュピの注意事項

ニュピ当日は外出ができません。ホテル内でも営業している可能性があるのは、小さなレストランとプール程度です。食べられるのはサンドイッチ、飲めるのは水かソフトドリンクといったところ。小さなホテルは完全休業となることも珍しくありません。

また、灯火制限があるため、ホテル室内のカーテンを閉め切るように申し渡されるか、小さなランタンを一個渡され、部屋の電気のスイッチは封印されてしまうこともあります。

普段ならガンガンかかっている音楽もなく、個人で聞くならイヤフォンやヘッドフォンは必須。

ニュピの存在を知らずに、この時期にバリへ旅すると丸々1日缶詰にされてしまいます。

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ニュピのパレード

ニュピ前日に行われる悪霊の王オゴオゴの行列が大規模なパレードとなります。

バリ中の人が道に飛び出し、巨大なオゴオゴのハリボテの後に続きます。夜中まで行われるパレードは海や川が最終地点となり、そこで、バリ中の悪霊の集合体であるオゴオゴを燃やして、ニュピ当日を静かに平穏に過ごせるように祈ります。

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ニュピのイベント

ニュピ数週間前から始まるのは、寺院や自宅の掃除、特別なお供えの準備、オゴオゴのハリボテ鬼の制作などです。

3~2日前には、ムラスティと呼ばれる、水でご神体や神器を浄める儀式が行われます。一族揃って、太鼓や銅鑼を使って賑やかな音を立てながら、大切なご神体を輿に据え、お供えに使用する食器などの運べるものは頭や背中に乗せて、洗い場となる海や川まで行進します。

前日は、ティルムと呼ばれるニュピ前の暗月の日。この日は悪霊オゴオゴが地下から這い上がってくる日とされています。

悪霊たちが悪さをしないよう、村の辻や寺院前にはオゴオゴへのお供えが置かれ、各地区で作られたオゴオゴのハリボテが神輿に乗って練り歩きます。

オゴオゴには、各家庭に入り込んだ悪霊が乗り移るとされ、この日の夜、オゴオゴごと燃やすことで悪霊を退治します。

そして迎えるニュピ当日は、厳しい規則を守り、家から一歩も出ることなく静かに祈りを捧げながら過ごします。

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ニュピの食べ物

ニュピ当日は飲食が制限されます。一種の断食日といっていいでしょう。そうはいっても、子どもたちは軽食を取ったり、大人たちも水分補給は許されます。ただ、労働が禁止されるため、家の中の母親も食堂の店員も食事を作ることも売ることもありません。あらかじめ用意しておいたパンなどをつまむ程度となります。

これは、ニュピ当日にバリに居合わせた外国人や観光客にもいえます。ホテルから外出することが許されず、ホテル内のレストランも休業または部分営業となります。あらかじめ、十分な食べ物と飲み物を用意しておくべきでしょう。

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参加できること

ニュピ前の浄めの行列やオゴオゴを見るのは自由です。ただ、参加は難しいようです。バリニーズにとってニュピは特別なイベントなので、すべての祭事に深い意味を持たせています。オゴオゴを担ぐ人も決まっていれば、ガムランの演奏を行うのも、お供えを担ぐ人も選ばれた人々です。

参加するとしたら、そんな行列に何気なく混じって一緒に練り歩くことですが、これも、原則正装することが求められるので、Tシャツ短パンといった服装で無理矢理参加して彼らのニュピへの想いを傷つけないようにしたいものです。

ただの見学であれば、服装にこだわる必要はありません。

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一番の見どころ

オゴオゴこそがニュピの一番の楽しみです。

オゴオゴで練り歩く鬼のハリボテの完成度は非常に高く、これを1日限りで燃やしてしまうのか、ともったいなく思われるほどです。

オゴオゴは閻魔さまのような姿をしています。そして、バリダンスを踊ってもいます。非常に躍動的な姿をしていること、そして、空中戦を繰り広げていることが多い点が特徴でしょう。

ハリボテは、まるで空に浮いているように見えるアンバランスなものが多く、その芸術性だけでなく制作技量にもびっくりです。

オゴオゴそのものも見ごたえがありますが、巨大かつ不安定なオゴオゴを男たちが担いでゆっさゆっさと揺らしながら練り歩く様子は迫力満点。参加こそできなくても、行列に混じってついていきたくなります。

最後の海や川まではそれなりの時間と距離があり、行列の最終地点に着くには夜も遅くなりますが、壊れんばかりに銅鑼を叩きならす、オゴオゴに点火する瞬間には是非居合わせたいものです。

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まとめとして

ニュピ当日は、バスや船の便はもちろん、飛行機の離着陸もトランジットの一部と緊急性の高いものしか許されません。警察も病院も原則最低限の働きしかしないため、風邪やちょっとしたケガでは病院に行くこともできません。

警察は、静まり返ったバリの町で唯一働いているかもしれない泥棒を捕まえるために町を巡回パトロールしています。ようするに、この日に「外出して労働している」=「泥棒」なのです。

あれほど賑やかな往来も、そこここから流れてくる音楽や話し声も、犬猫の声さえ聞こえず、夜になれば、窓の隙間から覗く町は真っ暗闇。

ここまで徹底できるのはバリ島が小さなコミュニティだからでもありますが、彼らが自分たちの宗教・文化にどれだけ重みを置いているかの証明でもあります。

観光客が住民以上の数押し寄せ、現代化の風が吹き荒れてもなお、いつはじまったか知れない古い宗教的しきたりをきっちりと守る、そしてそれを堂々とただ居合わせただけの無関係な観光客にも強いる、そんなバリ気質にバリの魅力を感じる人も多いようです。

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