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高齢者と高齢犬の双方を救うプロジェクト

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do12高齢者と高齢犬の双方を救うプロジェクト

生き物を飼うということは、その命を預かること。生き物ごとに異なる一生に責任を持つことです。

大きくなってしまったから、いうことをきかないから、忙しくて世話をしきれないから、病気になったから、年をとったから、さまざまな理由から、命の途中で見放してしまう飼い主が多い中、年老いた犬の最期を看取るための新しい試みが世界各地で始められています。

動物医療の進歩によって、長生きしてくれるようになったペットたち、人と同じように、病気以外にも痴呆・徘徊・排尿困難・寝たきりなど、さまざまな老化現象に襲われます。そんな時、人は何ができるのでしょうか? 何をすべきなのでしょうか?

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高齢犬の現実

愛犬が長生きしてくれることを「嬉しい」と感じる飼い主ばかりでないのは、残念ながら現実です。その証拠に、飼いきれなくなったと捨てられる犬には病犬と同じくらい高齢犬がかなりの確率で混ざっています。

そうして捨てられた犬たちの行き場所は保健所。そこで次の飼い主を見つけられるチャンスは日本の場合ほとんどありません。それというのも、病犬・高齢犬は譲渡犬として登録されることすらなく、原則殺処分と決まっているのです。たとえ、定期的な治療を受ければ生き続けられるとしても、年はとっていても健康そのものだったとしても。いかに性格がよくても、しつけができていても。

「殺処分される犬を引き取りたい」という明確な意思を示す人が現れない限り、彼らと人が出会うチャンスさえ、そこにはありません。生きられる命を人の勝手で、わずかなチャンスさえ与えることなく絶っているのです。多少の差はあっても、日本国内ではこれが現実です。

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飼いたいけれど飼えない高齢者

飼ってもらえない高齢犬もいれば、飼いたいのに飼えない高齢者もいます。

高齢化が進んでいるのは、犬も人も同じこと。人社会の高齢化は、飼われる側の犬たちにも小さくない影響を与えています。たとえば、飼い主の病気や死亡によって、犬が孤児化してしまうことが増えているのです。

一人暮らしや老人だけの生活の中、動物を飼うことは、励みにも癒しにもなるだろうことは、容易に想像できます。でも、動物が好きであれば好きであるほど、「最期まで面倒を見ることができないかもしれない」「十分に世話をしてやれないかもしれない」という不安から動物を家族に迎えることをためらい諦めてしまうのです。

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シニア for シニア

ドイツで新しい里親プロジェクトが始まっています。その名も「シニア for シニア」。人のシニア(高齢者)が動物を飼いたいと考えた時、犬のシニア(高齢犬)を里親として迎える制度です。

これだけなら、これまでの里親制度と違うのは「高齢」をその範疇に含めただけの違いに過ぎません。でも、このプロジェクトの特徴はそこに「サポーター制度」がついているところにあります。

普通の里親制度ならば、譲渡が完了した段階で手を引く保健所やセンターが、高齢者の病気や死亡、高齢犬の病気などに対するアフターサポートを行い、引き続き見守っていくのです。

シニア for シニアは、従来の里親制度からもれる高齢者と高齢犬を対象とすることで、「飼いたい」と「飼われたい」を叶えるという大きなメリットを最大限に享受しつつ、その陰にあった「安定した飼育環境」を保つのが難しいというデメリットの部分をサポートしてくれるシステムなのです。

この制度は、悲しい最期を迎えるばかりの高齢犬のために考えられましたが、結果としては、引き取り手である高齢者側の方が、健康でクオリティの高い老後を送ることやセンターのサポートという話し相手を得ることで、より大きなプラスを得ることにつながっています。

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高齢犬ホーム

高齢犬は、若く健康な犬たちと比べて、世話に時間も費用も愛情もたっぷりと余分に必要になります。多くの人はかわいい子犬時代に飼いはじめた犬が実際に年をとってはじめてその事実と大変さに気づきます。

24時間体制で介護が必要になることもあります。投薬、食餌、排泄補助、呼吸補助、人工透析など、手取り足取り面倒を見る必要もでてきます。飼い主は、長時間留守をすることもできないので、在宅やパートの仕事しかできません。旅行などもってのほかです。夜中に起きて世話をしてあげる必要があり、熟睡することもできないかもしれません。

それが負担になって、保健所へとペットたちを「捨てる」飼い主は後を絶ちません。ところが、一部の「捨てられる」運命の高齢犬たちが終の棲家を見つけることもあります。それが老犬ホームです。

さまざまな理由で飼い主と住処を失った犬たち、それも高齢犬たちを集めた「ホーム」は世界各地で徐々に増えています。

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日本の場合

日本にも老犬ホームはあります。ただしそれは、人の場合と同じく入居に際して料金が発生するタイプがほとんどです。飼い主がお金をかけて専門家に犬の世話を頼む形で「経営」されているのです。

責任感と経済力のある老人の飼い主は、自分の遺言としてペットに財産を残し、老犬用のホームへと引き取られていくように手配していることもあるそうです。でも、それは一部の恵まれた飼い主とペットの話。

老犬ホームの数は現在伸び悩み、経営悪化で縮小・破たんしていく例も少なくないようです。

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アメリカの場合

よりどころのない老犬に終の棲家を与えるための新しいシステムがいくつかの老犬ホームで取り入れられています。

アメリカ・メリーランド州の「House with a heart」は、年老いたペットたちが静かに愛されながら暮らして最期を迎える場所。いわゆる日本によくある有料老犬ホームとの違いは、老犬たちのほとんどが経済的支援を持たないレスキューを受けたペットたちであることです。

ここでは、ペットたちにかかるすべての費用は寄付と施設内で営業している「ペットのショートステイ預かり」の売り上げによって賄われています。

また、このシステムは原則として営利目的ではないため、ボランティア会員たちが自宅をセンターとして提供し、自分自身がケアテイカーとして動物たちの世話に取り組みます。

弱り困っている動物たちのために何かをしたい、でも自分だけの経済力でも実行力でも難しい、そんな人たちが集まって、このシステムを使って夢を叶えているのです。

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個人宅からホーム経営へ、そしてまた個人宅へ

個人で面倒を見切れなくなった年寄りのペットたち。それを集めて幸せな老後を過ごさせてあげようというのが、老犬ホームなどの仕組みです。

でも、ペットたちにとっての一番の幸せはそこにはありません。彼らは、24時間獣医師が付き添わなくても、多少の不便さはあっても、飼い主のもとで最期まで暮らしたいはずです。

老犬ホームが増えることは、身寄りを失ってしまい、現在その命をシェルターなどで終えようとしているペットたちにとっては必要でありグッドニュースでもあるしょう。でも目指すべきは、責任を持ち愛情を持って、飼い主がペットを最期まで看取ること。

個人宅から捨てられたペットのケアのために作られるホームの増加を喜ぶのが現況ですが、その次には、再び個人宅で飼い主とペットの両方が暮らしやすくケアする方向へと進んでいくべきなのでしょう。

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まとめとして

ペットのほとんどは、人よりも短命です。カワイイ子犬が成犬になり、あっという間に年老いてしまうのを見るのはつらく、その世話は確かに簡単ではありません。飼い主である人も、24時間フリーでペットのことだけ考えていれば済むわけでもありません。それぞれの生活があります。

人も犬も同じ。大事な家族であり、在宅で介護したい、看取りたいと思っても、環境が整わなければ首の絞め合いになってしまいかねません。

ヘルパーやサポーターといった専門家が介入するシニア for シニアや老犬ホームの活動の積み重ねを、年老いたペットたちを自宅で世話して看取ることのできる環境作りへとつなげていくのが今後の目標であり理想でしょう。

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