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髪を失った子供たちに愛の手を!ヘアドネーションが誰かの笑顔に

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ha1ヘアドネーションが誰かの笑顔につながる

「ヘアドネーション」という言葉があります。日本語にすると「髪の寄付」。カッとした髪の毛を、病気などで髪の毛を失った子どものカツラとして再生するための活動です。

病気によって、視力や聴力を失えば、それを補助する器具や補助動物が助けてくれます。手足を失ってしまった場合には、義手や義足を装着します。そして、これらの補助具の多くは医療補助を受けることができます。

ところが、髪の毛の場合にはなかなか医療補助を受けることができません。それは、「髪の毛がなくても実生活に支障をきたさないから」という理由から。確かに、老人になっていわゆる「ハゲ」になったからといって、医療でカツラ代を補助していてはキリがないかもしれませんが、それが中学生や高校生の女の子だったらどうでしょうか?

確かに髪の毛がなくても、生きていくことはできます。でも、クオリティ・オブ・ライフという難しい言葉で表現するまでもなく、頭にできた小さな円形脱毛症だって薄毛だって、家に引きこもる原因にもなれば自殺の理由になります。髪の毛は、年寄よりも若い年代、そして男性よりも女性にとって、深刻な悩みの種なることが多いのが特徴です。

そんな髪の毛の悩みを解決につながるのが、ヘアドネーションなのです。

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アメリカで始まったヘアドネーション

「Locks of Love」は、アメリカ・フロリダのNPO団体で、癌などの病気治療によって髪の毛を失ってしまった子どもに無料でウィッグをプレゼントしています。

全世界からのヘアドネーションを受け付けていて、性別・年齢・人種・国籍・髪の色などは、原則として不問。明らかに不揃いすぎたり、カラーリングされているとNGの場合もありますが、通常の髪の毛で長さが24.5cm以上あればOK。

Locks of Loveのサイトを覗いてみると、寄付された髪の毛がどう使われるのか、どんな子どもたちがウィッグを必要としているのか、ウィッグを受け取った子どもたちがそれほど喜ぶのかが紹介されています。

前後して、イギリスでは、子どもだけでなくがん治療で髪を失った大人向けのウィッグを提供する団体が登場し、ヘアケア用品で有名なパンテーンでも、同様の活動が行われています。

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日本で急速に広がるヘアドネーション

日本でヘアドネーションを受け付けているチャリティ団体は「Japan Hair Donation & Charity」というNPO団体です。その狙いは、フルウィッグを必要とする人への無償提供と、それによって社会復帰を促し、人権を守ることにあるそうです。

海外の活動からだいぶ遅れたスタートではありますが、順調に協力する美容室が増え、ドネーションする人も増えているようです。それでも、寄付してくれる人は、リピーターや自分自身が人毛ウィッグの提供を受けた過去を持つ人、家族や知人が治療中だという人などが中心だといいます。

確かに急速に発展している団体であり活動でもありますが、何しろまだ新しい団体です。その活動は、必要とする人すべてにウィッグを届けられるには程遠く、髪の毛を失った子どもたちは、それこそ藁にもすがる思いで、日本だけでなく海外のチャリティ団体にも登録して、自分に合う髪質のウィッグが提供されるのを待っています。

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どうして人毛にこだわるのか?

人工毛のカツラなら、格安で購入できます。大量生産も可能です。では、どうして人毛にこだわるのでしょうか?

最近の人工毛は人毛にかなり近づいてきていますが、見比べてみると明らかに「偽物」と「本物」の差がはっきりと分かります。

ウィッグを必要とする人たちは、髪の毛を失ったことですでに一つ心に傷を負っています。そこへ、ウィッグを被っていることがバレれば、もう一つ傷が増えてしまうのです。

人毛で作られた医療用ウィッグは、素晴らしい出来で、不自然感は限りなく最少に抑えられています。そのためには、質の揃った髪の毛が大量に必要となります。だからこそ、より多くのドネーションが必要とされるのです。

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オーダーメイドウィッグだからできること

市販されているウィッグはもうヘアスタイルが出来上がったものです。ところが、医療用に提供されるこれらの人毛ウィッグは、髪の先端処理を施さない状態で使用者のもとに届けられます。

それが何を意味するかというと、頭にウィッグをあわせてから、自分の好きなスタイルにカットすることができるのです。

それが何か? と思われるかもしれませんが、似合う髪形ってありますね? 似合わないウィッグを頭に載せたところで、それは帽子程度の役割しか果たしてはくれないのです。

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1人の少女に笑顔をプレゼントするには

少女の多くは長めの髪を希望することもあり、1つのウィッグを作るには20~30人のヘアドネーションが必要となります。さらには、ウィッグを作るために髪の毛を処理加工し、ウィッグとしての形を作るには、別に料金が発生します。

材料となる人毛は寄付で賄うことができても、実際のウィッグという形になるまでには10万円ほどがかかるそうです。

ウィッグの提供を受ける順番待ちに加えて、ウィッグの制作期間、病気療養中であれば、ウィッグのカットなどの日程調整も必要となり、1人の少女を笑顔にするまでには、多くの時間とお金、そして30人以上の善意が必要となります。

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ウィッグを必要とする子どもたちの現実

ガン、白血病、先天性無毛症、不慮の事故など、さまざまな理由で髪の毛を失った子ども(や大人)にとって、髪の毛は命には替えられないものの、失えばやっぱり悲しく寂しくつらいことです。

一般的な医療用ウィッグを購入すれば数十万円かかります。子どもであれば、成長に合わせて買い替える必要もあります。それ以前に、治療費も大きく家計に負担をかけているはずです。

ウィッグが欲しくても、すぐには順番が回ってきません。それどころか、家庭の経済状況から「欲しい」と口に出すことができない子どももいるのです。そんな子どもたちの希望を叶えることにつながるのが、より多くのヘアドネーションです。

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ウィッグを受け取った子どもたちの反応

白血病で髪の毛を失って以来、鏡を見るのも避けていたという女の子は、ウィッグの提供を受けて、久しぶりに美容室で鏡の前に座ったといいます。

自分に合わせて切られていく髪の毛を見ていて、鏡の中に自分の笑顔をみつけた彼女は、その笑顔がどれだけ久しぶりのものだったかをインタビューで語っています。

また、2歳で発病し4歳で全ての毛を失った少女は、学齢期になってから18か月ごとにウィッグの提供を受け、ほかの少女たちと変わらない学生生活を送ることができたこと、高性能のウィッグのおかげで水泳のレッスンさえも受けられたことに、いくら感謝してもしきれないと述べています。

病気治療で髪の毛を失い、「自分は普通の女の子じゃない」と落ち込んでいた少女は、ウィッグを手に入れたことで、再び自信を取り戻したといいます。

彼女は10年かけて、自分の髪の毛を取り戻すことができた時、初めて、自分がウィッグの提供を受けたことを公表し、その姿もHP上にアップしました。それは、「自分を普通の女の子に戻してくれた」感謝として、ウィッグ提供団体の活動をサポートすることが目的でした。

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まとめとして

より多くの、髪の毛を失い自信を失った人にウィッグを提供するためには、より多くのヘアドネーションが絶対的に必要です。それに加えて、ウィッグの制作に必要な費用、そして中古ウィッグの回収もまた重要な活動です。

ただ、髪の毛を失った子どもたちが本当の意味で自信を失わずに生きていくには、ウィッグの提供だけでは根本的な解決にはなりません。彼らは常に、「ウィッグであることが知られたら」「ウィッグなしのところを見られたら」という恐怖と背中合わせなのです。

そう、最終的に必要とされるのは、病気治療などで失うことがある髪の毛に対する理解と、それをそのまま受け入れられる社会づくりなのです。

アメリカやイギリスでは一歩も二歩も先を行くヘアドネーション。日本も各国も早く追いつき、世界中の人が自分に合ったウィッグを手に入れられるバックグラウンド作りが第一、続いては、髪の毛に関連する差別のない世の中作りへと、活動が広がっていくよう、まずは髪を伸ばすところから参加してみませんか?

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